10/23 寝て見る夢の話

 夕方、集中力がぶつんときれた。がんばろうとしてもまるで身が入らない。こういうときは、無駄に足掻かず一旦休憩するに限る、と少しだけのつもりで横になった。ら、途端に寝てしまったようだ。

 夢の中で、わたしは海を泳いでいて、水中で息ができるようになる薬だか人魚になる薬だか、なんだか怪しそうな薬を飲んだ。飲んだ瞬間、空気中で息をしているのが苦しくなって、のどがぐぅっと苦しくなって、激しくむせて、目が覚めた。のどが苦しくなって激しくむせたところからは、現実の自分の体にも起きたことだった。のどに嫌なかんじが残った。寝たときの形のまま手に持っていたスマホを見ると、横になってから10分も経っていなかった。寝て直後は、基本的に夢なんて見ないものだと思っていたのだけれど、案外ちゃんと夢は見ていて、その最中に起きると、夢の内容まで覚えているものなのかもしれない。のどの嫌なかんじが治まらず、そのあともう一度寝直したのだけれど、次に起きたときには頭が痛くなっていた。なんだか、踏んだり蹴ったりだ。頭痛薬を飲もうかどうか悩んでいるのだけれど、いつも、薬を飲むのは本当に我慢できなくなったときまで我慢してしまう。でも、痛みを我慢するのはよくないらしく、基本的には痛みが出たらすぐに痛み止めを飲んだ方がいいらしい、と最近よく聞く気がする。そういう、新しい知識を得ているのに、「すぐに薬飲んでると、薬を飲むのが癖になるし、そのうちあまり効かなくなるから、できるだけ我慢した方がいい」という、昔植え付けられた古い価値観からいまだに脱せてなくて、無駄に我慢の時間を重ねてしまう。

 それにしても、夢の中で飲んだ薬のせいで、現実の自分まで体調を悪くするなんて。万が一、夢の中で刺されたりでもしたら大変だ。平和で、起きたときにふんわり幸せな気分になるような夢だけ見ていたい。

 でも、そういえば、去年に比べたら悪夢は全然見なくなったし、なんだか笑っちゃうような夢ばかり見ている。数日前は、現在はジャニーズの副社長になったタッキーと、めっちゃ笑いながらDIYをしている夢を見た。見た目はタッキーなのだけれど、中身は完全に仲良しのおねえさまにすり替わっていて、ふたりで大口開けて笑いながら激しく手元の作業に失敗していた。完全に、寝る直前に見たテレビバラエティ番組の影響で見た夢だった。

 たのしい夢を見ようと思ったら、寝る直前に、暗い気持ちになるようなことを思い返したり考えたりせずに、たのしい気持ちになるようなことを考えて睡眠モードに入るのが大事ね。就寝直前に取っていた行動が夢に与える影響、大きいぞ。

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