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Sato Tailorのオーダースーツ

こんにちは。

在宅勤務が推奨される中、逆風かもしれませんが今日は私が最近注文したオオーダースーツの紹介をしたいと思います。

Sato Tailor(佐藤テーラー)について

都内に複数の店舗を構える所謂パターンオーダーを取り扱うテーラーです。国内の自社工場で生産し、フルキャンバスの真面目・本格的な仕立てをとんでもないコストパフォーマンスで提供しています。

一般的なパターンオーダーでは、本格的なボタンや裏地、仕立てにオプション料を設ける事でスタート価格を下げているのに対し、こちらは本水牛ボタン、キュプラ裏地、本切羽等の本格的な仕様は全てデフォルトで価格に含まれています。

それでいてCannonico、Zegna、Loro Piana、Fox Brothers等の一流の生地が約6万円〜という驚愕のコストパフォーマンスでトレンドを反映した今風のスーツを提案してるのです。

仕立てたスーツ

今回私は春、秋、冬の3シーズン着用可能な、普遍的なネイビーのストライプスーツを仕立てました。

ストライプのスーツは基本でありながら、フィットや柄の強さに気をつけないと悪目立ちしてしまう難しいアイテム。

ここをフィッターと相談しながら詰めていきます。Sato Tailorのフィッターさんは非常に信用できるので、分からない点は本当に丁寧に教えて下さいます。

仕上がったものがこちら。

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いかがでしょう。

強すぎず、幅の広すぎない絶妙なストライプ。

Sato Tailorは主に4つのモデルを展開しておりますが(詳しくはHPを御覧ください)、今回は少しブリティッシュな雰囲気が欲しかったので、最もオーソドックスなジェノバを選びました。

ディテールは、フラップ付のスラントポケット(ナナメのポケット)、チェンジポケット(左腰の小さいポケット)と4つ並びの袖ボタンでこちらも英国的に。ボタンは艶のあるダークブラウンの本水牛です。

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生地は英国 Dugdale Bros & CoのNew Fine Classicsから目付320gの平織り。


フィッター曰く、平織りで300gを超えるものは珍しく、真夏以外の3シーズン着用可能とのこと。また強撚糸を使用しているためシワに強く、クリース(トラウザースのセンタープレス)も取れにくい。

タッチは英国的にドライでしっかりした感じ。何より、この絶妙な柄と色合いが刺さりました。

裏地は同色のネイビーで背抜きに。

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トラウザースは2プリーツにベルトレス、サイドアジャスター、ダブル4cmでとことんクラシックに。裾は18.5cmとやや細めですが、腰からもも周りはゆとりのあるフィッティングです。

また、ヒップポケットは普段使わない左側を廃して右側だけ残しました。
完全に自己満足ですが、こういった細かい部分にオーダーならではの楽しみがあります。

実際に着用してみました。(鏡が汚くてすみません涙)

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Shirt: 鎌倉シャツ
Tie: Breuer

白のセミワイドにコットン・リネンのベージュ無地タイをあわせて。

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Shirt: 鎌倉シャツ(オーダー)
Tie: Drake's

こちらは逆抜きのストライプタブカラーにジオメトリックのタイを合わせてみました。

自己満足ですが本当に気に入っています。

ちなみにお値段は77,000円(税込)。この生地、仕立てにしては破格と言えると思います。

昨今の外出自粛もありあまり着れていないのですが、コロナウイルスが落ち着いた際にはバンバン着ていきたい思います。

それではまた。





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