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相手が困らない話し方①

相手の選択肢を考える

  1. 仕事を依頼する時
    あなた:この荷物を私の机に運んでもらえる?
    あいて:あの…契約書の送付を先にしないと…

  2. どちらが良いか相談された時
    あなた:1でいいんじゃない?
    あいて:その後、先方に2と言われてしまった…

断定的な言い方をされて困った経験はありませんか?
逆と思ったり状況が変わった場合、相手は返事が出なくなり、状況の解決に悩むことになります。

解決策は?

断定的な話し方に相手が困ることから、選択肢を広げると相手が楽になることがわかります。

ですが、逆に以下のように選択肢が多すぎると「先にしなければいけないことがある上に、何を言われてるか考えなければ…」と更に悩むことになります。

  1. 仕事を依頼する時
    あなた:あっちにおいてあるの運んでおいて
    あいて:どの荷物をどこに運べば良いんですか…?

  2. どちらが良いか相談された時
    あなた:どっちでもいいよ
    あいて:少しでも良い方を選びたいので聞いたんですが…

と考えると中間が良く、最適な答えは「選択肢(最終的にすること)を限定した上で状況が変わっても対応できる言葉を選ぶ」ことが、相手が困りにくい話し方となります。

この点だけだと、どのように発言したら良いかを迷う形となりますが、自身の発言に少し否定を入れるとそのような発言をしていくことが可能です。

具体例

  1. この荷物を僕の机に運んでもらえる?先に頼まれてることがあればそちら優先で良いよ。
      →先の依頼者との板挟みにならない

  2. 私は1だけどかなり迷うよ
     →私が考えてることも間違いじゃないのかなと思える

このように少し否定を入れるとで、選択肢を限定し、相手が別を選ばなければならなくなった場合も責任を感じる事を少なくできます。


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