(21)4章13節-20節【心を耕してもらった】
(マルコによる福音書4章13節-20節)
13また、イエスは言われた。「このたとえが分からないのか。では、どうしてほかのたとえが理解できるだろうか。 14種を蒔く人は、神の言葉を蒔くのである。 15道端のものとは、こういう人たちである。そこに御言葉が蒔かれ、それを聞いても、すぐにサタンが来て、彼らに蒔かれた御言葉を奪い去る。 16石だらけの所に蒔かれるものとは、こういう人たちである。御言葉を聞くとすぐ喜んで受け入れるが、 17自分には根がないので、しばらくは続いても、後で御言葉のために艱難や迫害が起こると、すぐにつまずいてしまう。 18また、ほかの人たちは茨の中に蒔かれるものである。この人たちは御言葉を聞くが、 19この世の思い煩いや富の誘惑、その他いろいろな欲望が心に入り込み、御言葉を覆いふさいで実らない。 20良い土地に蒔かれたものとは、御言葉を聞いて受け入れる人たちであり、ある者は三十倍、ある者は六十倍、ある者は百倍の実を結ぶのである。」
種をまく人の例え話をイエスが解説してくれている。
■種をまく
→神の言葉をまく
■道端のもの
→そもそも福音を信じない人
■石だらけの所にまかれるもの
→福音を信じたが、その信仰が神の言葉の中に根付かない人
■茨の中にまかれるもの
→福音を信じて、神の言葉に関する知識も増えるが、それを実生活に適用しない人
■良い土地にまかれたもの
→福音を信じて、神の言葉に関する知識も増えて、それを実生活に適用する人
土地とは私たちの心のことを指している。私の心はどれだろうということはそんなに大切ではないと思った。
旧約聖書の創世記を見ながら、良い土地に蒔かれた人はいなかったなぁと思ったので。
道端を良い土地にしてくださり、石ころを取り除いてくださり、茨も取り除いてくれる。
時に試練のようなものが私たちの人生に与えられることがある。振り返ってみると、それは神さまが頑な私の心を耕して良い土地にしてくださったんだと思える。
血と水を流したイエスの愛があって私たちの心は変わっていく。
神の言葉は人の心を変え、
祈りは神様の御心を変える。
聖書を読み、祈ることが私の人生にどれほど大きな変化と影響を与えてくださるのかに想いを馳せたい。
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