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(6)1章21節-28節【権威あるイエス】


(マルコによる福音書1章21節-28節)
21一行はカファルナウムに着いた。イエスは、安息日に会堂に入って教え始められた。 22人々はその教えに非常に驚いた。律法学者のようにではなく、権威ある者としてお教えになったからである。 23そのとき、この会堂に汚れた霊に取りつかれた男がいて叫んだ。 24「ナザレのイエス、かまわないでくれ。我々を滅ぼしに来たのか。正体は分かっている。神の聖者だ。」 25イエスが、「黙れ。この人から出て行け」とお叱りになると、 26汚れた霊はその人にけいれんを起こさせ、大声をあげて出て行った。 27人々は皆驚いて、論じ合った。「これはいったいどういうことなのだ。権威ある新しい教えだ。この人が汚れた霊に命じると、その言うことを聴く。」 28イエスの評判は、たちまちガリラヤ地方の隅々にまで広まった。

「めっちゃ強いイエスさま」

二つの話があるので順番に書く。

■イエスさまは権威ある方

イエスはカファルナウムの会堂に到着した。ちなみに、ユダヤ人の安息日は金曜の日没から土曜の日没まで。

ユダヤ人の律法学者たちはにとって大切なことは、今まで代々教わってきたことを伝えることがだった。つまり、新しいことや新しい解釈などを教えることではなかった。

しかし、それに対してイエスは神の言葉として、また権威あるものとして神の言葉を語った。そこには今までの定まったテキストのような内容ではなく真新しく聞こえる教えがあった。

ユダヤ人たちはどれほど驚いたことだろうか。


■悪霊の話です
悪霊の話はとても大切なので、この内容からわかることを4つほど書き出してみる。

①悪霊がいる
②悪霊はイエス・キリストがわかる
③イエスは悪霊を倒しに来た
④イエスは悪霊よりも強い


以上二つのことを見ながら人々は驚いた。

神の権威を持った者として神のことを語り、
悪霊に命じて悪霊を追い出した。

このようにしてイエス・キリストが活躍すればするほど、彼の存在が知れ渡っていった。

イエスさまの権威というものが示されたエピソードだった。そして神の権威とは人の人生に光となることでもあると思った。

聖書の言葉(神の言葉)は人の心を変える
祈りは神さまの御心を動かす


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