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(26)5章1節-20節【変えられた人の喜び】


(マルコによる福音書5章1節-20節)
1一行は、湖の向こう岸にあるゲラサ人の地方に着いた。 2イエスが舟から上がられるとすぐに、汚れた霊に取りつかれた人が墓場からやって来た。 3この人は墓場を住まいとしており、もはやだれも、鎖を用いてさえつなぎとめておくことはできなかった。 4これまでにも度々足枷や鎖で縛られたが、鎖は引きちぎり足枷は砕いてしまい、だれも彼を縛っておくことはできなかったのである。 5彼は昼も夜も墓場や山で叫んだり、石で自分を打ちたたいたりしていた。 6イエスを遠くから見ると、走り寄ってひれ伏し、 7大声で叫んだ。「いと高き神の子イエス、かまわないでくれ。後生だから、苦しめないでほしい。」 8イエスが、「汚れた霊、この人から出て行け」と言われたからである。 9そこで、イエスが、「名は何というのか」とお尋ねになると、「名はレギオン。大勢だから」と言った。 10そして、自分たちをこの地方から追い出さないようにと、イエスにしきりに願った。 11ところで、その辺りの山で豚の大群がえさをあさっていた。 12汚れた霊どもはイエスに、「豚の中に送り込み、乗り移らせてくれ」と願った。 13イエスがお許しになったので、汚れた霊どもは出て、豚の中に入った。すると、二千匹ほどの豚の群れが崖を下って湖になだれ込み、湖の中で次々とおぼれ死んだ。 14豚飼いたちは逃げ出し、町や村にこのことを知らせた。人々は何が起こったのかと見に来た。 15彼らはイエスのところに来ると、レギオンに取りつかれていた人が服を着、正気になって座っているのを見て、恐ろしくなった。 16成り行きを見ていた人たちは、悪霊に取りつかれた人の身に起こったことと豚のことを人々に語った。 17そこで、人々はイエスにその地方から出て行ってもらいたいと言いだした。 18イエスが舟に乗られると、悪霊に取りつかれていた人が、一緒に行きたいと願った。 19イエスはそれを許さないで、こう言われた。「自分の家に帰りなさい。そして身内の人に、主があなたを憐れみ、あなたにしてくださったことをことごとく知らせなさい。」 20その人は立ち去り、イエスが自分にしてくださったことをことごとくデカポリス地方に言い広め始めた。人々は皆驚いた。


イエス・キリストはデカポリスというところにやって来た。ここで悪霊に取り憑かれた男に出会った。

悪霊に取り憑かれた人の特徴
●人格が壊れている
●暴力的
●自虐的

イエスはこの悪霊に取り憑かれた人のことを想い、悪霊に語りかけた。悪霊はイエス・キリストが何者であるのかを知っていたので恐れた。

悪霊はイエスの許可のもとで豚に乗り移った。

悪霊はこのようにして豚の中に入ることで追い出され、豚は崖から落ちて死んでしまった。

悪霊に取り憑かれた男は喜びにあふれ、イエスについて行きたいと言った。しかし、イエスは彼に違う使命を言い渡した。

イエスはそれを許さないで、こう言われた。「自分の家に帰りなさい。そして身内の人に、主があなたを憐れみ、あなたにしてくださったことをことごとく知らせなさい。」 その人は立ち去り、イエスが自分にしてくださったことをことごとくデカポリス地方に言い広め始めた。人々は皆驚いた。

‭彼はイエスに言われたように身内の人に言い始めた。

一人の人がイエス・キリストの愛に触れた時、人生が変えられた。そして、イエスの愛によって変えられた人生は、さらに多くの人に影響を及ぼした。

個人的なことを書きます。
クリスチャンになって嬉しかったこと。
変えられた自分を知った時、神様に心から感謝した。

クリスチャンとして生きることの醍醐味は、神様が自分を変え続けてくださること。

自分ですらも自分を諦めたくなるのに、、、。
イエスの愛に触れると、変わりたいって心すらも与えられるのが不思議だ。

聖書を学ぶことが大切だとよく言われる。
ただこうも思うのだ。勉強することで人が変わるのではない。自分がイエスに変えられると勝手に学びたくなるのだ。

『神さまの愛が人を変える』

愛によって変えられた人は、自然と周りに影響を与えるようになるのだ。



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