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(30)6章6節-13節【何も持たずに行きなさいの意図は何か】

(マルコによる福音書‬6章6節-13節)
6それから、イエスは付近の村を巡り歩いてお教えになった。 7そして、十二人を呼び寄せ、二人ずつ組にして遣わすことにされた。その際、汚れた霊に対する権能を授け、8 旅には杖一本のほか何も持たず、パンも、袋も、また帯の中に金も持たず、 9ただ履物は履くように、そして「下着は二枚着てはならない」と命じられた。 10また、こうも言われた。「どこでも、ある家に入ったら、その土地から旅立つときまで、その家にとどまりなさい。 11しかし、あなたがたを迎え入れず、あなたがたに耳を傾けようともしない所があったら、そこを出ていくとき、彼らへの証しとして足の裏の埃を払い落としなさい。」 12十二人は出かけて行って、悔い改めさせるために宣教した。 13そして、多くの悪霊を追い出し、油を塗って多くの病人をいやした。

‭‭■内容
イエスは12人の弟子たちを伝道・宣教させるために派遣した。つまり今までイエスが実際にやっていたことを弟子たちもやりに行きなさい、やればできるからと送り出したのだ。

そんな彼らにイエスは5つのアドバイスをした。

▼一つ目、
二人一組にさせた。
人が一人でいるのはよくないと言った通り、二人だからこそ励ましあったり、慰めあったりすることができる。

▼二つ目、
悪霊を追い出すスーパーパワーを授かった。

▼三つ目、
何も準備しないで出発させた。
余計なことは心配せずとも大丈夫。神さまであるイエスに任せなさいと言った

▼四つ目、
歓迎してくれる家があったら、その町での用が終わるまで世話になるように言った。

▼五つ目、
福音を受け入れない町を出るときは、足のちりを払うように言った。

実際に弟子たちはその通りに行い、イエスのように病を癒したり、悪霊を追い出したりした。

■ともみんの感想
個人的には三つ目に驚いた。
何も準備をせず、持ち物も最小限で旅をしなさいと言うのだ。これは、神のために働くのだから神が備え養ってくださるんだという約束でもあると思った。

自分の歩みを振り返ってみても思うのは、神さまが備え、神さまが満たしてくださったということだ。そして、その事実を経験すればするほど本当にイエスさまに対する信頼を強く持つようになっていっている。

最初から信頼できたらどれほどいいのかなとも思うけど、このようにイエスさまと過ごす時を重ねる人生は幸せそのものだと感じる。

さらに言えば、自分にとって大変だったことも過ぎ去ってみると必要不可欠な自分の糧になっている。こんな風にして神さまは自分の人生を満たしてくださる。

神さまに信頼をおく日々を歩み続けるために、今日はどんなチャレンジをさせてくれるのだろうか。

読んでくださったあなたにとってステキな一日となりますように。

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