(15)3章7節-12節【イエスは神】
(マルコによる福音書3章7節-12節)
7イエスは弟子たちと共に湖の方へ立ち去られた。ガリラヤから来たおびただしい群衆が従った。また、ユダヤ、 8エルサレム、イドマヤ、ヨルダン川の向こう側、ティルスやシドンの辺りからもおびただしい群衆が、イエスのしておられることを残らず聞いて、そばに集まって来た。 9そこで、イエスは弟子たちに小舟を用意してほしいと言われた。群衆に押しつぶされないためである。 10イエスが多くの病人をいやされたので、病気に悩む人たちが皆、イエスに触れようとして、そばに押し寄せたからであった。 11汚れた霊どもは、イエスを見るとひれ伏して、「あなたは神の子だ」と叫んだ。 12イエスは、自分のことを言いふらさないようにと霊どもを厳しく戒められた。
本当に多くの人がイエス・キリストを求めて、各地から押し寄せて来た。何故だろうか。この3章まで見てきただけでわかるように、イエスは多くの人の病を癒した。
その力を求めて多くの人がイエスのもとにやって来た。
イエス・キリストの生き方や言ったことを考えると奇跡の力で人の病を癒す医者であることを知らしめたかったわけではない。ましてや、有名になることを望んだわけでもない。
では、どんな風にあろうとしたのだろうか。
メシア、救い主としてだ。
聖書が私自身に問いかけるものはたった一つ
あなたはイエス・キリストを誰だと思うのか?
イエスを誰だと思うのか、
という問いに対しての三つの答え。
■イエスは稀代の詐欺師である
否。詐欺師であるのなら誰かのために十字架にかかって死ぬことを選ぶだろうか。むしろ、言い逃れることができたはずだ。自ら死に向かっていったイエスの生き方に矛盾を感じる。
■イエスは狂った人(精神病者)である
否。律法学者との知的な討論をどうやってすることができたのか。どうやって敵対するものを愛することができたのか。裏切りや十字架刑に耐えることが出来たのだろうか。
■真の神である
イエスは自分が神であると言った。
他の誰でもなく、私はイエス・キリストを神だと信じる。
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