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マイナスに向き合って

どうも、ハヤカワです。

素晴らしい記事に出会いました。

人には「できる」方向性の能力と「できない」方向性の能力がただただ存在するだけで、数式でいうところの「-3」と「+3」の強度が同じように、それが自分の人生に与える影響の強さには、ほんの少しだって代わりはない。それはきっと、向いている方向の違いであるだけなのだ。

最近、できないことが増えてきた僕にとって、光になるような文章でした。

うつ病になって、できないことが増えました。
でも、この実感は、うつ病になった僕だけのものです。
経験した僕でしか、発信できないことや、なし得ないことは見つけられるのだという希望を見出すことができました。

そういえば、稲葉俊郎さんの「命を呼びさますもの」にも、こんなことが書いてあったことを思い出しました。

欠落や欠損と向き合うプロセスは、必ずしもマイナスのものばかりではない。
そうした営みが新しい創造へと変換されると、人の心を否応なく動かし、感動させるほどの深みを含む作品が生まれたり、その生き方だけでも強い感化力と影響力を持つようになる。

これまで、うつ病からどうやって寛解するか、どうやってうつ病の影響を感じさせずに生きられるかと言うことばかりに注視していました。

しかし、うつ病はもう覆しようのない事実なので、今後の人生で切っても切れないものになっています。

ならば、そこから逃げるのではなく、とことん向き合って、僕にしかできない何かに昇華していけばいいんだと、あかしさんと稲葉さんの文章が思わせてくれました。

むしろ大きなマイナスを持った分、その強度はより大きなものになるはずです。

本を読むのが苦手(好きだけど)。
自分の気持ちを言葉にするのが苦手。人混みが苦手。
人のイライラに触れるのが苦手。鉄棒が苦手。 ・・・などなど。

数えれば苦手なことなんてキリがありません。

きっと、これからも出来ないこと、苦手なことは増えていくのだと思います。でもその度に、僕はこの気持ちを思いながら強く生きていける気がしました。

そんな、木曜の昼。

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