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広げずに、深める:Fo[r]est conscious-煮

選び抜いたセンテンスが並んだノートを眺める。

次はその中の言葉を意味が分かる程度に短くしながら、他に結びつきそうな言葉に物理的に近づけてふたたび並べていく。

見開き1ページの中にちっちゃいストーリーがぽつぽつと島みたいに点在しているイメージ。連想でなにか思いつくこともあるので、近くに書き添えておく。

それが終わったら、そこからさらに選別を続ける。

センテンスの中からひとことか、単語くらいのもっと小さな単位で言葉を抜き出していく。大事なところにマーカーを引く感覚。

ここまでいくとだいぶ煮詰まってきて、核になるような言葉が浮き上がってくる。

▶愛する

▶生きる

▶自分自身

▶文化

▶あたらしい基準

▶共通言語

わたしにとってはこの6つだった。

次に、この6つのワードから連想される言葉、またさらにそこから連想される言葉をどんどん付け足していく。

簡単にいうと、マインドマップのような感じ。

無理矢理1ページにつめこんでしまったから見栄えは悪いけれど、いろんな言葉がつながって有機的にゆるっとつながる5つの島ができた。

連想される言葉には、今までの選別で一度捨てられたように見えたものもあった。

一度捨てても、必要だったらまた選べばいい。

ここまでのプロセスをすべて手書きでやっていたので、ひとつひとつの言葉がより脳裏に刻み込まれた気がする。

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