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以心伝心:Fo[r]est conscious-伝

いろいろ捨てたら、すべては繫がっているということが見えてきて、これから本当にやりたいこととやるべきことがハッキリとわかった。

ありがたいことにこれまでは家族やたくさんの人たちに助けてもらい、出会いや流れに身を任せながら生きてきた。

もちろんすべてが上手くいくことなんかなくて、こころやからだを壊して大変な時期もあったけれど、本当の意味での痛みやつらさを知ることになったし、どんなことでも自分で体験しないとわからない... という今の考え方や行動のベースにも繋がっている。

人生絶不調の少しあとくらいから、自分でもビックリするくらい偶然とは思えないような出来事がぽつりぽつりと起こるようになった。

やっと運がよくなってきたのかなと思っていたのだけれど[数秘術]で33を持っている人は33歳に転機が訪れるということを知った。

振り返ってみると... たしかに33歳、仕事面でも大きな転機だった。

気分や体調が予測不能に変化する自分についていけなくて、振り回されることもたくさんあった。

人に迷惑をかけることは避けたかったので、そういう時は素直に[今日はやめておくね]と伝えられるのだけれど、たちが悪いのが自分がどうしてもあきらめきれずに無理して動いてしまうとき。

そういうときはもれなくうれしくないことが起こる。

幸い命を落とすようなことにはならなかったけれど反対方向の電車に乗ってしまって何度もなんども間違えてなかなか家に帰れないとか、信号がいつも赤、とか...

たくさんの失敗を重ねたおかげで、調子が悪い時はさっさとあきらめて小さな災難を楽しめるくらいの余裕が出てきた。

それからは、気分がのらないときや体調が急に悪くなったときには、行かなくていいという知らせかも!と、素直に動くのをやめられるようになった。

不思議とその判断が間違っていなかったことを後から知ることもよくあった。なぜこの言葉だったのかはわからないけど、守られた... と何度も思った。

偶然と小難が交互にハプニング的にやってくる日常はすごく楽しい反面、コントロールできるわけではないので、浮き沈みが激しくてどっと疲れることもある。

無理をすればするほどよくないことが起きることを身をもって知ったことで、流れに逆らわないように過ごすことがあたり前になっていた自分にとっては、

すべてを自分の意思で選んで答えを出しながら前に進んでいくという貴重な経験ができたStayhomeの日々は、今まで休むひまもなく忙しくしてきた世界中の人たちに平等に与えられたプレゼントなのかもしれないと思えた。

世の中が暗いニュースばかりだったとしても、わたし自身は日に日に身も心も軽くなってどんどん自分の中にたくさんのスペースができていることを感じている。

自分だけこんな気持ちなのは能天気なのかな... とちょっとだけ罪悪感を感じつつも、なんとなくこれでいいのかもしれないと思っていた。

youtubeでもみようかという気分になって、アップされたばかりのオススメ動画を見ていると話の流れでテレパシーの話題になった、なんだか心にひっかかる。

インターネットのない時代。陶芸の世界で、同じような時期に同じような作品が世界の違う場所で同時多発的に生まれた... といった感じの内容の話を思い出した。

もしかしたら人間には不思議な力があるのかもしれない... ちょうど、参加したオンラインイベントで人間の脳にはRASというシステムがあることを知った。

引き寄せ... とかいうとちょっとうさんくさい気がするけれど、脳科学的にも証明されていて、RASがうまくはたらくと望んだことを達成できるらしい。

ニューヨークに行こうと決めたら、ニューヨークの情報ばかりが入ってくる。たしかにそういうことはよくあるから、そういうのがRASなんだと思う。

今感じているものはなんだかそれとはちょっと違う... ちょっとだけモヤッとした。

数日後、なにげなく音楽を聴いていたときに、ハッとした。

今聴いているのが[以心伝信]という曲だ、と気がついたから。

好きなミュージシャンがインスタライブで紹介してくれたのがきっかけで、一時期は毎日聴くくらいのお気に入りだった。

[ありのままの自分を愛することが自分を助け、自分を守ることになる。そうすることで他人をいたわる気持ちが生まれ、誰かを救うことができる。]

... こんな内容の歌詞だった。

わたしが[今あらためて愛がいちばん大切]と思ったのは、まさにこういうこと。感覚をあらわせる作品を通して、今の自分を認識した瞬間だった。

今まで偶然だと思っていた不思議な出来事は、実はテレパシーなんじゃないか... 自分が伝えたいことがこんな風に伝わるといいのにと思った。

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