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京都に住んで10年目のわたしがおすすめしたいお菓子5選

進学を機に京都に住み始めてからかれこれ10年が経つ。
学生から社会人になったわけだが、その間、甘いものに目がないわたしは色々なお店に行き、色々なお菓子を食べた。

今まで食べてきた京都の数あるお店のお菓子の中で特に美味しい、おすすめしたいと思ったもの5選を紹介しようと思う。

【うめぞの茶房】かざり羹

羊羹といえば和菓子だが、こちらのかざり羹は洋風で飾りがかわいくて、食べるのがもったいない。今までの羊羹の概念を覆すほどおしゃれであり、色々な味があるので全種類制覇したいほど。季節限定の味もあるので毎回行くのが楽しみである。
おすすめは紅茶味とレモン味。
※持ち帰り、喫茶併設


【小多福】おはぎ

小さなお店で店主のおばあちゃんが1人で作っているおはぎ。こちらも色々な味があって、見た目もカラフルでわくわくする。オーソドックスなきなこやあんこもいいけれど、意外にも梅味がさっぱりした爽やかな味で美味しいのでおすすめ。おばあちゃんの健康を願う。
※持ち帰り、その場でも食べられる


【Nowhereman】ガレット・ブルトンヌ

オーナーの自作の詩を基に、イメージや世界観を洋菓子にしたそう。何年か前までは実店舗がなかったのだが、約2年前についにオープンして大喜びをしたのは言うまでもない。
ここのお菓子はバターが効いていて全部美味しいのだが、シンプルなガレットを推したい。お菓子を買うと自作の詩のカードを付けてくれる。ロマンチック。
※持ち帰りのみ


【村上開新堂】オレンジゼリー

村上開新堂といえば東京の紹介制のお店を想像するかもしれないが、実は京都にも老舗の村上開新堂がある。名前は同じだがどうやら別の店のようだ。京都の店は気軽に誰でも予約なしで買える。
ロシアケーキや寺町バニラプリンが有名だが、ここはあえてオレンジゼリーをおすすめする。オレンジをくり抜いた器にぷるぷるのゼリーが入っており、見た目よし、味も果汁たっぷりで美味しい。5〜9月の季節限定なのが惜しい。
※持ち帰り、喫茶併設


【大黒屋鎌餅本舗】鎌餅

これまたおじいちゃん1人で作っている和菓子屋。稲刈りの鎌の形をした鎌餅は食べてびっくり、上品な甘さのあんこと柔らかいお餅がマッチしていて、気付いたらなくなっているのだから不思議だ。それくらいさらりぺろりと食べてしまう。
個人的に今まで食べた餅の中でNo. 1。
他のメニューに懐中しるこがあるのだが、こちらもほのかな塩味と甘くないあんこが絶妙で、何杯も食べられそうなので、鎌餅と共にぜひ。
※持ち帰りのみ



他にも紹介したいところだが、厳選に厳選を重ねた結果、この5選となった。

10年も経てば、昔からあった店がなくなったり、新しい店ができる。京都はそういった入れ替わりが多い気がする。
このご時世なので、お気に入りの店が閉店したと知った時は悲しかった。
これからも応援の意味を込めて、どんどん買い支えていきたいと思う。

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