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夜に駆ける——いや、夜に落ちる(Nightfall)

こんにちは。Nimbusのボーカル、TAMAです。
アウトドアショップに行くと途端に財布の紐が緩むのをなんとかしたい。ランタンは5個もいらない。

さて、とうとう我々Nimbusの新しいアンセム「Nightfall」のミュージックビデオが公開されました。

かっけぇ〜〜!!

今日はこの曲についてのアレコレを書いていこうと思います。制作背景や解説等については軽く触れるだけ。後日しっかり詳しく話す機会があります。引き続きチェックをよろしくどうぞ。

正直キツい

え?一番最初に弱音?
はいそうです。TwitterのAPI制限の件です。

僕は普段、ライブ動画や愚にもつかないネタツイを投下していますが、これTwitterの市場調査の側面も持ってます。なるべく多くのインプレッションを獲得できるよう、バンドや個人で大きな発表をする際のタイミングを探っているわけです。

しかし今回、Twitterの訳わからんAPI制限とかいうので数年の努力の結晶がガラガラと大きな音を立てて崩れてきました。インプレッションが目算で5割ちょい減ってる状況です。ここが法治国家でなければ、今頃鉄パイプ片手に鼻歌を歌いながらTwitter本社に突撃していたと思います。

ですが残念な事にここは法治国家です。暴動を起こせない以上、次善の策としてTwitter blue(イケボ)に加入してみました。
サヨナラ毎月1000円×2アカウント分……💸


とは言え、これだけではどうにもなりません。結局最後は皆さんのお力添えあっての告知です。正直Twitterでの反響はあまり芳しいものではありません。想定の半分くらいしか届いていない。

是非いいね、リツイート、コメントをいただきたく、よろしくお願いします。いや、本当に。

ゲストボーカルのラインナップ、チートすぎる


さて、気を取り直してここから今回力を貸してくれたゲストボーカル達の話に移ります。
そもそもNightfallの制作がかなり難航してたんです。過去一メンバーと意見をぶつけ合いながら作った曲かもしれません。加えて僕が大風邪(おおかぜ)を拗らせてしまい、さらに制作が後ろ倒しになります。5月はシャウトより咳の回数の方が多かった

そんな中でオファーを受けてくれ、クソデカクオリティで修羅の納期をこなしてくれた友人達には頭が上がりません。この場を借りてお礼申し上げます。

ゲストボーカル①:天候H (SLASH MENTAL)

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歌い手活動、そしてSLASH MENTALというバンドのボーカルも勤めている彼女。2021年、VTuber天舞音叫子さんの企画でコラボし、知り合ったのがきっかけでした。

レコーディングは一緒にスタジオで行いましたが、パワフルで音圧すごいのにピッチの繊細な部分も一切ブレず、意味がわからなかったです。なんで?
余談ながら、最近サンリオピューロランドへよく行くそうです。僕がサンリオに足を踏み入れた場合、全身黒い服のために埃と間違われ掃除機で吸われて終わりです。

【SLASH MENTAL】

ゲストボーカル②:REI (One Eye Closed)


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言わずと知れたOne Eye Closedのボーカル、REI。彼はバンド仲間であると共に、最も仲がいい友人です。兄弟と言っても過言ではない。元々僕はただのファンだったのですが、2018年に彼らの企画で初対バン。
以降も彼らと対バンする毎にお互いリスペクトを深め、去年は数回彼らのステージにお邪魔しました。

彼の繊細で、それでいて芯が通った歌声とフロウを持つ彼の実力は、ひとえに彼の努力と、多彩なジャンルを取り込んできた揺らがぬバックボーンゆえ。そんな彼と一緒に歌う時は、いつも謎の万能感を感じています。
なお、彼は他にも依頼を受け付けています。歌詞やメロディのアレンジにお悩みの方は、是非彼に依頼をしてみてください。

【One Eye Closed】

ゲストボーカル③:Andy (Clarity)

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3人目はClarityのボーカル、Andy。彼との出会いは去年、横浜のライブハウスで。
その日、僕はたまたまそのライブハウスに遊びに行っただけだったのですが、そこでの出会いが衝撃的すぎました。左手でメロイックサインを掲げ、右手でスマホを構え、Twitter即真顔投稿カマしました。

Andyの歌声はなんといってもその美麗さ。語弊があるかもしれませんが、俗っぽく言うと"エロい"歌声です。何度聞いても綺麗すぎて鳥肌が立ちます。
ちなみに、彼は僕と同じくアニメ好き。同じレイヤーでアニメトークができるので、いつか2人で永遠とアニメについて語る動画とか出したい。

【Clarity】

ゲストボーカル④:Aki (flagbearer)


Twitter

4人目は旧友Aki。flagbearerというバンドでボーカルを勤めています。彼とはなんと2017年からの友人。僕が以前やっていたバンド、Adam's Sphereの、加入後一発目のライブで彼が以前在籍していたバンドray-outと対バンでした。懐かしすぎる。

初めてのバンドで初めてのライブ、彼の歌声に衝撃を受け「やべー、外の世界ってこんな上手い人いるんだ」って思いましたが、単純にこいつが上手すぎるだけだった。
そんな彼のストレートかつマッシヴな歌声は、シンガロングにあってもキャラクターを失いません。というかどんだけ高い声出るんだ?音域テストやったら3年くらい終わらなさそう。

【flagbearer】

撮影班も修羅だった

監督・編集・撮影
NORA

Instagram

撮影
Maru

Instagram

今回撮影をお願いしたのは旧友でもあるNORA。Ever Solitudeのベーシストでもある彼は、実はFujiとの元バンドメンバー。
去年くらいから、彼が3DCGのデザインに力を入れ始めた話を聞き、何かのタイミングで依頼したいな〜と思っていたので、今回満を辞してMV制作をお願いしました。


修羅の納期で。

いや、本当にゴメンとしか言いようがないのですが、紆余曲折あり制作決定したのがかなりギリギリのタイミングでした。なので割と最初はダメ元でお願いしてみたのですが、なんと快く制作をOKしてくれました。苦笑いと共に

彼と、補佐のマルさんとの制作はマジでストレスフリーでした。いや、他のクリエイターがストレスがあるとかではなく。何というかやり取りがものすごいスムーズなんですよね。こちらの要望を受け取りつつ、しっかりと曲を聞いてくれた上で、要件の可否や提案をしてくれる。とにかく情報のラリーが軽快でした。

撮影当日は深夜だったのですが、タイムテーブルをきっちり決めた上で中弛みがないよう、時間をフル活用して撮影することができました。翌朝にはみんな目が死んでました

なにより編集フェーズに入った際、途中経過を細かく見えるようにしてくれるのはありがたかった。大体の完成図が掴める上に、早いうちに軌道修正しやすい。

NORA、Maruさん、今回は本当にありがとうございました。次回以降はもう少しスケジュールに余裕持たせて依頼します。修羅にはしません

サウンドも修羅

Nightfallのサウンド面は、前作のNOVAに引き続きFill The Void / ShadecarrierのRioにお願いしています。
Twitter

メンバーチェンジ以降、我々は従来の曲よりチューニングを低くし曲を作ってきましたが、彼にデータをお願いするとマジで別次元の音になって帰ってきます。低音を使っても音像がクリアで、細かいフレーズでも各々が何をやってるかがはっきりと分かる。
そしてこちらの要望をフィードバックする際の再現度が半端じゃない。直接電話や対面でやり取りしていないのに、ものすごい繊細な部分まで再現してくれる。毎回俺の要望だけ、俺の学が無さすぎてものすごいフワッとしてる

総括


ここまで書いた通り、この一曲だけでも決して少なくない人数のクリエイターが携わっています。この曲をきっかけに、関わったクリエイターさん達の活動をチェックしてくださればこれに勝る喜びはありません。


そしていよいよ今週末に迫った自主企画、まだまだ取り置きを受け付けております。これもまたイーロンマスクのせいでTwitterのDMが仕様変更となりました。おのれ。よって、以下のフォームからチケット予約が可能です。もしくは、この記事のコメント欄に投稿していただいても構いません。

チケット予約フォーム

Nightfall、実際に生で見てみたくないですか?最後のシンガロングパート、みんなで歌いたくないですか?7/8、新宿ANTIKNOCKで心よりお待ちしております。

さて、想定よりも長くなってしまいましたが、記事をご覧いただきありがとうございました。僕はこれからTwitter本社に乗り込むべく、戦車のレンタカーサービスが存在しないかを探してこようと思います。


Nightfallを聞いてくれたあなたに幸あれ!

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