発売から1ヶ月、決心したこと。#勝てるデザイン
『勝てるデザイン』著者、デザイナーの前田高志です。
カメラを新調したのでイキった写真を撮ってみた。
僕はこの本に全力投球です。
この本の「はじめに」「おわりに」は両方、野球の投手に例えられています。野球部に入ってたわけでもないのに。母校が報徳学園という強豪校でした。
僕は豪速球も、キレのいい変化球もなげられません。
でも、勝ちます。
同じように泥臭くこの本を広げていきます。
デザインは勝ち負けじゃない
Twitterでも見かけました。僕は勝ち負けにこだわっています。「競合のプレゼンに勝つ!」とかではないですよ。それこそ何のために仕事しているのでしょうか。僕の基準はゴミを作ってしまったら負け。すなわち、機能すること。それだけでは足りなくて、心をつかむこと。
本書を発売する前は、正直不安だった。
発売前重版、そして発売10日で再び重版。Amazonランキング総合6位までいき、「アート・建築・デザイン」「広告・宣伝」「マーケティング・セールス」1位。
「良い本だと言ってもらえるのかな?」自分ではそういう自信はあったけど、話題になればなるほど不安になってきました…。
幻冬者・編集者片野さんからの言葉に支えられ、NASUや前田デザイン室のみんなに支えられ、読んでくださった人の言葉に支えられ、この本をもっと広げると決心した。
“広がれ、デザイン!”
まずは3万部だ。そして、10万部。デザインはまだ「センスいいんですね?」とか誤解がある職業。僕が誰かにとっての初めてのデザイナーになろうと。
ただ思うのではなく、決めた。
「教育機関への無料公開」、「トークイベント」、「メディア出演」、「感想へすべてに返信するnote」、「オープンチャット」、「前田デザイン室内で、勝てるデザイン道場を開設」……。できることはなんでもやると決めた。
「焦らなくても売れますよ」「売れてます」ともよく言われる。でも、やっておかないとやり切らないと僕が後悔するから。
“どうせやるならとことん”こそ『勝てるデザイン』の真髄。
ただ売りたいのではなく、この本をゴミにしてしまいたくない。読んでくれた人が読んだままじゃなく最大活用してもらいたい。
もうひとつ決めたことがあります。
当初、電子書籍は販売しないとしていた、その理由は今でも変わらない。
理由はこちら↓
ただ、電子書籍を利便性から使っている人が多いと知った。ちょっとだけすぐ読みたい。音声にする…など。
だいたいの人が「紙の本」と電子書籍を使い分けているそうだ。(勉強不足で恥ずかしい)僕は紙の本と決め込んでいる…あかんね。本は体験だと思ってて、どのページになんて書いてあったか。場所で内容を把握すると脳に定着するメリットがある。
この『勝てるデザイン』は分厚い。かさ張る。
電子書籍版はでないのですか?
この1ヶ月、かなり聞かれました。
このまま紙の本にこだわることも考えましたが、やっぱり……
電子書籍版『勝てるデザイン』を販売開始します。
最初から電子だけを求めていた人、本当にすみません……。ただ、紙で読んで欲しい気持ちは変わってません。
それと電子書籍特典を考えています。「新社会人のためのデザイン・チェックリスト」(仮)デザイナー向けというよりは、非デザイナーのためのデザイン活用リストになります。
(※変更になる可能性もあり)
紙の本と、電子書籍の使い方は違うと思うのでより最大活用してもらうためにも『勝てるデザイン』の電子書籍化をすることにしました。
リリース日は未定ですが、なる早で進めております。(1ヶ月後、目標)
引き続き、よろしくおねがいします。
前田高志
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