小東真由美さん(鉄ミネラルシニアアドバイザー)の鉄ミネラル生活

子供の偏食が少し緩んだのを実感できた

息子の偏食と付き合うのは本当に大変なことでした。偏食と一口に言っても、「この食材が好き、嫌い」という状況ではないのです。まず食卓に着けるかどうか、環境を整えることから始まります。何かの音が気になったり、食器の質感や素材が気に入らなかったりすると食べてもらえない、ありとあらゆる方法を試し続けてきたのです。食べてもらえないと便通も悪いし、身体の発育も良くない。一時期は成長ホルモンの注射も考えました。でも、彼の状況から考えると、とても難しい。途方に暮れていた時に腸活サミットで野中センセの鉄ミネラルのお話を聞いて腑に落ちたのです。
アドバイザーがお話会をしているというのを知らなかったので、テキストだけオンライン購入して鉄ミネラル生活を自分で試したところ、不調になったという経験があり、鉄ミネラルアドバイザーの勉強をしました。その不調になったのも鉄ミネラル生活の順番が違ったのだということがわかったのですぐに対処できました。

自分自身を振り返ってみるともともと思春期の頃に昇圧剤を飲んで無理やり学校に行っていたくらいの貧血で、出産する時も大量出血して輸血一歩手前でした。鉄ミネラルアドバイザーの勉強をしていたら、鉄タンパク質不足だなあと思い当たることが沢山あります。息子のことを食生活でどうにかしたいと思っていたけど、結局、おかげさまで自分が元気になりました。

鉄ミネラル生活をして、全てが解決したわけではありません。積極的に採り入れられる自分は、肌が強くなって季節の変わり目の肌トラブルが気にならなくなりました。生理中に頭痛がなくなって楽になり、血の色や量などの質がよくなったように思います。また、更年期的な症状がないのが嬉しいんです。夫婦で花粉症の症状も劇的に改善しました。それから、前だったら、色々な検査の結果に一喜一憂して医者の勧める薬を積極的に採り入れていましたが、今では、鉄ミネラル生活をやっているからもう少し様子見てから判断しようかなという自信も生まれました。鉄ミネラルの考え方のおかげで自分の身体に少し自信が持てるようになったのも嬉しいです。

息子については、以前に比べての偏食が少しだけ緩みました。ドラマのように過敏さが全て解決してハッピーエンド、というわけにはいきません。でも、ほんの少し変わるということがどれだけ勇気づけられるか。鉄ミネラル生活のおかげで長い目で付き合う覚悟が出来ました。

今まではできることが限られていたから、息子への信頼関係を損なってもどうにか押し通したい、という強引さもありました。でも、鉄ミネラル生活の考え方のおかげで、やれることをやって、やれないことは無理しないという選択ができるようになりました。子供との信頼関係を保つこともできています。これからも、少しずつだけどできることを増やして、それを同じような悩みのある方に伝えられたらいいな、と思っています。

小東さんの鉄ミネラル生活
鉄ミネラル生活では、「タンパク質不足の解消→鉄分不足の解消→ビタミン・ミネラル不足の解消」が基本です。発達障害の息子と暮らす視点での食生活ですが、タンパク質不足を補うために、鉄ミネラル生活ではボーンブロスやだし＆栄養スープを利用しています。ボーンブロスは最初飲んでもらったけど難しかったんです。だし＆栄養スープは受け入れてもらえたのでお味噌汁のだしとして取り入れています。ボーンブロスは炊き込みごはんやカレー、肉じゃがなどのだしとして使っています。だし＆栄養スープは発達障害のお悩みのあるお母さん達にも勧めていますが取り入れやすいと重宝されています。個人差はありますが試される価値はあるかと思います。鉄ミネラル生活の鉄分補給の方法は、息子にはまだ受け入れられていませんので、料理に少しずついれるなどしてわからないようにしています。
もしも鉄ミネラル生活が食材だけを扱うものだったら、我が家が採り入れるのは難しかったと思います。食材は好きなもので大丈夫で、ベースのスープを工夫すればいいというのが鉄ミネラル生活のキモなのかなと思います。鉄ミネラル生活に出合うまでは、彼の苦手な食材を無理やり食べさせたりもして、信頼関係が揺らぐことがありましたが、鉄ミネラル生活をするようになって、食材は本人の選択に任せるということができるようになり、親子共にとても楽になったなと思っています。

鉄ミネラルシニアアドバイザー小東真由美(こひがしまゆみ)：
大阪在住。現在17歳の息子の発達障害(ASD)と向き合う過程で鉄ミネラル生活と出会う。食生活を変えることで、子どもの偏食や胃腸の不調が緩和したことを実感。そのため、子供の発達や偏食に悩むママに食事からアプローチすることは遠回りに見えるけれど実は近道だということを伝えたい。現在は、発達障害の子どもを持つ親御さん向けの発達凸凹のサロンで、鉄ミネラルのお話会を開催している。

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2022.11.28現在の情報です

書き手：掛飛まどか
2020年11月より鉄ミネラルアドバイザー。健康オタクだったはずなのにすっきりと元気になれない自分に劣等感をもっていたが、鉄ミネラル生活に出会って、学べば学ぶほど、自分がどうして不調だったのか、幼少期の不調が腑に落ちて、鉄ミネラル生活の奥深さ、面白さにどっぷりとハマり中。また、先人の食生活の叡智に深い畏敬の念を抱いている。鉄ミネラル生活が、家庭科の教科書に載って、日本人の常識になるくらいまで広めたい。

鉄ミネラルアドバイザーとは：
鉄ミネラル生活を沢山の人に知ってもらうためにお話会を開催しています。発案者の野中センセの下で学び、情報交換しています。医療関係者や栄養学を学んでいる人、スポーツのサポートを得意とする人、美容関係、飲食関係、鉄を扱う仕事に携わる人など、実に多方面の専門家が集まっており、鉄が身体に及ぼす影響が広範囲に渡り関心を持たれていることがわかります。
このnoteでは、私達鉄ミネラルアドバイザーが、普段、どのように鉄ミネラル生活をしているのか、鉄ミネラル生活をする前としている今では何が変わったのかをお伝えしていきます。各アドバイザーの体験談やプロフィールを参考にどのアドバイザーからお話会を聞いてみるか選ぶ参考にしてください。

鉄ミネラル生活と、私達鉄ミネラルアドバイザーに少しでも興味を持っていただけるきっかけになったら幸いです。
とりあえず、お話会を聞いてみたい！　という方は、鉄ミネラルアドバイザーの上級資格、シニアアドバイザーのお話会をご案内します。
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農業や人々の生活に鉄ミネラル技術を伝えていくことで、健康改善、自然の再生、環境保全をはかり、市民生活の質の向上や自然環境の向上に貢献したいという想いで活動する社団法人です。
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