見出し画像

グランドイリュージョン

皆さんお疲れ様です。ARASKAです。

昨日更新出来なかったのはとある理由があっての事だったのですが、自分でも冷や冷やする事態で、嫁にはとても心配をかけました。

というのも今は37.5以上の熱がある場合に、とある症状を疑わざるをえない状況にも関わらず、午前中で仕事を終えて帰宅するとダルさが半端じゃなくなってきて、一応熱を計ってみると37.1でした。

なんだ微熱じゃないかと、ダルさと寒さを解消するため布団に潜り込んでぬくぬくしていると、無駄に熱くなってきて、一応熱を計ってみると39.5でした。

こんな世の中なので疑われかねないというか、問診で尋問を受けているような心持ちだったし、血液検査と尿検査をして白血球が多いですねと言われて、思い当たる事がありました。

息子と同じ症状だなこれは。。。

単に息子の風邪がうつっただけでした。にしては熱が上がりすぎたのですが、気を取り直して映画でも見るに限ります。風邪のときは寝ていれば何をしても自由なのです。

そんなわけで私が見たのはグランドイリュージョンという映画で、オチがちゃんとしてる系の作品です。

イリュージョンとあるからにはマジックのショーでもあるんだろうなと真っ直ぐな目をした人に問われたら、あるよと答えます。

昔、マジックをTVで魅せられてから、どうしてもマジックをやりたくて、マジックのタネが書き記された本を購入しました。まずは本を読み込むことにし、冬休みの読書感想文をその教本について書くほどでした。

やってみると、意外に簡単なものや、何度も失敗を重ねて努力しないと出来ないようなものもあり、マジックのタネが努力なんてそんなのタネも仕掛けもないじゃないかと、小学生アマチュアマジック見習いの肩書きを残したまま今に至ります。

ただ、この映画を見て思ったのが、小学生アマチュアマジック見習いの私の着眼点もあながち間違ってもいなかったのかもしれないということです。

タネも仕掛けもなく、アイデアと努力がなせる技なのです。なんならオリンピックの競技にしても良いと思います。アイデア、手際、構成等の採点項目を設けて4年に一度世界一のマジシャンを決めたら最高に世界が沸くと思います。

グランドイリュージョンでは一生に一度しか見られないような複雑なトリックでしたが、タネを明かしても真似できるようなものではないと思います。そしてそれは他のオリンピック競技にも言えることだと思うのです。

そしてそのマジックの文化が廃れないようにするには、賞金の出る大会が増えたり、メディアで注目されたりすることで経済的に回すことが重要なので、この映画が世界のマジック界に影響を与えた事が、巡り巡って私たちにエンターテインメントを届けてくれると思うと、アートの素晴らしさを思い知らされます。

熱にうなされながら、小学生アマチュアマジック見習いの私は、体温計を平熱になるように細工をして嫁に心配をかけないマジックをしようか悩みましたが、嫁がそんな冗談も心配になってしまいそうな顔をしているのでやめました。人を元気にするのがマジックです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

書くために本を読みます! 本の経済が潤いますように!