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【無料・不定期】松井のライブ配信ノウハウMagazine

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ライブ配信のノウハウをまとめたマガジンです。「ライブ配信で機会格差を無くす」をミッションに、#誰でも配信 な情報をお届けてしています!
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記事一覧

デュアルISOのカメラについて

今回はカメラの中でも「デュアルISO」を搭載したカメラについて。 ISOは撮影した映像の明るさを決める要素の一つですが、最近は「デュアルISO」を搭載したカメラが増えている印象です。 比較的高価格なカメラに搭載されている印象ですが、その機能について紹介をしていきたいと思います。 ISOとはカメラで撮影した映像において、明るさを決める要素の一つに「ISO(ゲイン)」があります。 これは、レンズから入ってきた光をどのくらい増幅させるかの設定です。その増幅具合を数字で表して

音割れ知らずなレコーダー「Zoom F2」を導入しました

音声と言えば、悩みの一つはレベル調整。適切に調整しておかないと、いわゆる音割れが起きてしまいますよね。 今回導入したのは、そんな音割れに悩まなくて良いレコーダー。仮に音割れが起きても、後から復元をすることができる魔法のような録音機材です。 残念ながら配信では使えませんが、配信する方は撮影をする方も多いのではと思います。こんな機材もあるのだとご参考になれば幸いです! 外観Zoom F2は非常にシンプルなレコーダーです。本体にあるボタンは最小限で、できることは以下の操作のみ

マイクを送り付けて遠隔収録!誰でも簡単に操作できる「Zoom F2」で収録してみた

今回はライブ配信ではなく、ポッドキャスト収録のお話。ゲストにマイクを送り、収録をしたお話です。 コロナでゲストと直接会っての収録が難しくなりました。とは言え、Zoomの収録音声はクオリティとして心許ないです。ならばマイクを送りたいのですが、あまり複雑なものを送ってもトラブルのもとです。 そこで今回は、簡単操作&失敗リスクの低い「Zoom F2」を使い、ゲストにマイクを送って収録する方法を行いました。これがとてもしっくり来たので紹介します。 Zoom F2とはWeb会議の

YoloBox Pro用に、今更ながらpovoを契約したお話

今回のテーマはモバイルネットワークの契約。今更ながらpovoを契約してみました。 噂には聞いていたものの、驚いたのはその手続きの速さです。申込も届く速さも、非常に良い体験でした。今後はYoloBox Proの回線に使う予定です。 今回は申込から利用開始まで、一連の流れを紹介したいと思います。 povoとは今回のお話は新たにモバイル回線の「povo」を契約したお話です。 ご存じの方も多いとは思いますが、povoはKDDIが2021年3月に導入した料金プランです。doco

【文字起こし】ライブ配信初心者にオススメな音声ミキサーを考えるLive 〜TASCAM Model12、YAMAHA MG12、ZOOM L-8の比較〜

今回のテーマはライブ配信初心者にオススメする音声ミキサーです。 これからライブ配信にチャレンジする特に音響初心者の方に向けて、イベント配信で求められる音声ミキサーの機能について、ライブ配信で説明をしました。 この記事では、そのアーカイブ内容を文字起こししてご紹介します。 配信アーカイブ10:22 この配信ついて今日のメインテーマは、初心者におすすめの音声ミキサーについてです。これから配信を始める初心者が、音声ミキサーを選ぶ際に役立つ情報を提供したいと思っています。 僕

ビデオカメラ「SONY AX60」をライブ配信の観点でチェックをする

今回のテーマはビデオカメラです。 先日の配信では、会場機材の関連で「SONY AX60」というカメラを使いました。 私は初めて使うカメラだったので、使用感などが勉強になりました。 ライブ配信のカメラとして購入やレンタルを検討する方に向けて、使って気づいた点を紹介したいと思います。 SONY AX60の概要SONYが2018年に発売したビデオカメラです。 4K解像度の家庭用ビデオカメラで、シンプルな本体や初心者でも分かりやすいメニュー操作を備えています。 6年前の製

配信初心者にもオススメ!音声ミキサー「TASCAM model 12」は配信も録音もOKでコスパ◎

今回は音声ミキサー「TASCAM Model 12」の紹介です。 コミュニティで試した結果、イベント配信にもマルチトラック録音にも使えて、コスパの良い音声ミキサーであることが分かりました。 ZOOM L-8やYAMAHA MG12XUなど他製品に比べても、ライブ配信初心者の方へオススメができるミキサーだと思います。 一体どのような点が魅力的なのか、この記事で紹介ができればと思います。 コミュニティ オフ会で試しましたこの記事は、私が主催するライブ配信コミュニティのオフ

ワイヤレスピンマイク「SHURE MoveMIC」ファーストインプレッション 〜操作感に安心感のある製品〜

今回はSHUREから新しく出たワイヤレスピンマイク「SHURE MoveMIC」を試してみました。 他製品も溢れる市場ですが、意外にも搭載機能は少なく、シンプルな製品に仕上がっています。 しかし、私は今まで触ってきたワイヤレスピンマイクの中だと、一番良い印象を覚えました。 今回はそんな私のファーストインプレッションをお届けしたいと思います。 概要「MoveMic」はSHUREが新しく発売した2.4GHz帯のワイヤレスピンマイクです。 最大2つの送信機を使うことができ

MacのHDMI出力映像が黄色くなった原因は「Night shift」でした

先日、OBSにMacの映像を入力した時のこと、やけに映像が黄色みがかっていることに気がつきました。明らかに暖色がかっていて、通常ではない色合いです。 色々な要因を疑いましたが、答えは非常に簡単な設定。Macの「Night Shift」の設定でした。 今回はこのトラブルシューティングの経緯を紹介します。 Macの映像が黄色いこれはある配信のサポートで遭遇したトラブルです。その方はMacでZoomを開き、その映像をキャプチャデバイス経由でWindowsのOBSに入力しようと

AG06 MkⅡの出力仕様を確認する 〜ATEM Mini × AG06を考えるシリーズ vol.2〜

今回のテーマは「YAMAHA AG06 MKⅡ」について第二弾。 AG06は初心者に人気のオーディオ機材ですが、前回は音声入力について仕様を確認しました。 今回は音声の出力について仕様を確認していきます。 ATEM Mini × AG06を考える今回の記事は企画「ATEM Mini × AG06を考える」の第二回です。 この2つの機材は、初心者の方が配信を始める際に買うことも多い組合せ。ATEM MiniもAG06も最小構成感があり、お値段もそこそこから始めることがで

AG06 MkⅡの入力仕様を確認する 〜ATEM Mini × AG06を考えるシリーズ vol.1〜

今回のテーマは「YAMAHA AG06 MKⅡ」について。 初心者に人気のオーディオ機材ですが、今回はその音声入力の仕様を確認していきます。 最終的にはATEM Mini × AG06の組み合わせを考えていきたいと思います。今回はその第一回です。 ATEM Mini × AG06を考える今回の記事は企画「ATEM Mini × AG06を考える」の第一回です。 この2つの機材は、初心者の方が配信を始める際に買うことが多い組合せではないでしょうか。ATEM MiniとY

QLabを配信の音声ポン出しソフトに使ってみた

今回のテーマはMac OS専用のソフトウェア「QLab」についてです。 QLabは音声・動画・照明を一元的に操作でき、特に「キュー(タスク)」という概念により、操作の流れを組んで実行することができるソフトです。 今回はそんなQLabを配信の音声ポン出しに使ってみました。比較的シンプルな使い方のみですが、そこで感じたことをまとめていきます。 QLabとは?皆さんは動画や音声のポン出しに何を使われているでしょうか。専用ハードウェアやPCソフトも色々な選択肢があると思います。

OBSをスイッチャーの動画再生ソフトに使う方法

先日検証した動画再生ソフト「VLC メディアプレーヤー」。非常に便利ではあったのですが、予想以上に複雑な設定が必要なことが分かりました。 そして抱いた感想は「これならOBSを動画再生ソフトに使えば良いかな」というもの。 OBSと言うと配信エンコーダーのイメージですが、スイッチャーへの動画ポン出しソフトとしても使うことができます。ちょっとした設定が必要なので、今回はその方法を紹介したいと思います。 構成のイメージまず機材構成のイメージは、シンプルに書くと以下のような関係で

OBSBOT Tail Airのファーストインプレッション

今回のテーマは新しく導入したカメラ「OBSBOT Tail Air」です。 非常にコンパクトなPTZカメラで、遠隔で画角を調整することができます。 更にはHDMI・USB・NDIで映像出力ができるなど、機能が詰まっているカメラでもあります。 今回は到着して間もない状況ではありますが、試してみてのファーストインプレッションをお届けしたいと思います。 OBSBOT Tail Airの概要近年Webカメラの発展が目覚ましく、高価格帯かつPTZ機能を持った本格的な製品が現れて