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マグネシウムをプラスαする3種類のスーパーアイテムを解説します

最重要ミネラルであるマグネシウムの日本人摂取量は、推奨量に対してかなり足りていません。

マグネシウムは食事から摂るのが基本ですが、より摂取量を強化するために、便利なマグネシウムアイテムを利用するのも一つの方法です。

そこで今回は、食事にプラスαする便利なマグネシウムアイテムを3種類紹介します。
(記事の文末に動画を貼っています)

まずは食事から まずは塩から

最初のスーパーアイテムは「塩」。

現代の日本人がマグネシウム不足である原因の一つに、「塩」が変わったことが挙げられます。

昭和のある時期、海水から作った自然塩から、工業的に作られた精製塩に置き換わりました。
これは当時の国策であり、昭和40年代には食塩のすべてが精製塩になってしまった歴史があります。
精製塩は99、9%が塩化ナトリウムなので、マグネシウムなどのミネラルが含まれる余地はありません。
これが、マグネシウム不足を招いた大きな原因です。
その後、再び自然塩も作れるようにはなりました。
しかし、長年の習慣と価格面から、今でも多くの消費者は精製塩を購入します。
さらに、外食やテイクアウトで使われる塩です。
常識的に考えて、価格が安い精製塩を使っているケースがほとんどでしょう。

沖縄が誇る2つのスーパーソルト

全国で作られている、数ある塩の中から選りすぐりの商品を2点紹介します。

[ぬちまーす]

見学もできます。

常温瞬間空中結晶製塩法(海水を瞬時に蒸発させる独自製法)で、マグネシウムをはじめとするミネラルを濃縮しています。

100g当たり、マグネシウム3620mg(5g当たり181mg)が含まれます。

[雪塩]

宮古島北部で作られています。
ここも、人気の観光スポットです。

サンゴ礁由来の琉球石灰岩の成分が溶け出した、地下の海水を濃縮して結晶化します。

100g当たり、マグネシウム2810mg(5g当たり141mg)が含まれます。

いずれかの塩を、1日3g使ったとしても、そこから100mg前後のマグネシウムを摂取できます。
100mgは、概ね日本人のマグネシウム不足分に当たります。

まずは、塩から変えてみてください。
本土でも通販で簡単に手に入ります。

ニガリの進化系商品がある

2つ目のアイテムは、マグネシウムのリキッド(濃縮液)です。

昔から、豆腐の凝固剤として使われていた、ニガリを商品化したものはありました。

海水を煮詰めて精製する。
その過程で、海水から塩化ナトリウムと塩化カリウムを析出分離し、得られた塩化マグネシウムを主成分とする液、のことをニガリと言います。

ニガリの精製レベルをさらに高めて、塩化マグネシウムを濃縮した液体商品があります。

[超高濃度マグネシウム]

100g当たり、マグネシウム11700mg
(10滴で120mg)   
 [マグネフォース]

100g当たり、マグネシウム10478mg
( 10滴で85mg)  

飲み水+炊飯時がポイント

コップ1杯のお水に1〜2滴、可能であれば3〜4滴、垂らして飲むだけです。

「飲み水に入れるのは苦くて嫌だ」という人は、ご飯を炊く時に垂らしてください。
1合当たりで10〜20滴は可能です。

1日1回でもご飯を炊けば、間違いなく1日100mgのマグネシウムを摂ることが可能です。
私は、飲み水とご飯両方に垂らしています。

食塩と同様に、濃縮液も塩化マグネシウムといって、十種類くらいあるマグネシウムの中でも、もっとも吸収率が高いマグネシウムです。
人類が長いあいだ摂ってきた、自然に近い形で摂取できるマグネシウムです。

マグネシウム入浴剤の効果はさまざま

3つ目のアイテムは、マグネシウムの入浴剤です。 

マグネシウムは、経口摂取のほかに皮膚からの吸収、経皮吸収も可能です。

その場合のマグネシウムは、硫酸マグネシウムです。
硫酸と言っても危険なものではなく、硫酸マグネシウムも海水の塩分の一部です。

マグネシウムの吸収量は、入浴時間、湯量(水位)、体表面積などで変わります。
塩や濃縮液のように、キチンとした計算はできません。

あくまでも、プラスαとして考えてください。
それでもマグネシウム入浴剤を薦めるのは、そのメリットがマグネシウム吸収に留まらないからです。

マグネシウムは、水道水に含まれる塩素を除去します。
水道水の残留塩素は皮膚のタンパク質を傷つける作用、肌の角質層にダメージを与える恐れがあります。

肌の角質層がダメージを受けると、保湿機能や外界の刺激をバリアする機能が低下して、紫外線などの影響を受けやすくなります。
マグネシウム入浴剤を入れると、塩素を除去するのでなめらかな肌触りになります。

それに留まらず、マグネシウム入浴剤は、角質細胞を結合させるセラミドの合成を促進して肌のバリア機能を強化させます。
それにより、2重の意味で紫外線に対する防御ができます。

マグネシウム入浴剤の効果はまだあります。

マグネシウムには保温効果があるので、体がよく温まります。
実際に入浴すると汗の量が違うことが実感できます。

さらに、保湿効果もあります。
この保湿効果と既述した肌のバリア機能強化によって、アトピー性皮膚炎の症状を改善する可能性があるとも言われています。

マグネシウム粉とマグネシウム金属

[エプソムソルト]

800g入り、3kg入り、10kg入りの3種類があり、多くなるほどお得になります。
とりあえず試してみたい場合には、800g入りを注文してはいかがでしょうか。

[バスマグ]

これは、お湯に溶かすのではなく、マグネシウム金属からマグネシウムを発生させるツールです。

商品サイトを見ると、「300回使えて入浴剤よりお得!」と宣伝しています。

まとめ

食事にプラスαできる便利なマグネシウムアイテム、3種類を解説しました。

1つ目は「塩」です。
海水を濃縮した「ぬちまーす」や「雪塩」を選べば、1日3g使ったとして、約100mgのマグネシウムを摂取することができます。

2つ目のアイテムは、マグネシウムのリキッド(濃縮液)です。
「超高濃度マグネシウム」または「マグネフォース」を選べば、10滴垂らすことで、こちらも約100mgのマグネシウムが摂取できます。

3つ目のアイテムはマグネシウムの入浴剤です。
入浴剤はマグネシウム吸収の他に、水道水の塩素除去や保温効果、保湿効果などメリットがたくさんです。

この記事の内容については動画もアップしています。
※動画の備考欄に、今回紹介した商品HPのURL、および「ぬちまーす」と「雪塩」の工場説明動画(他チャンネル)のURLを貼っています。


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