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『会計・税務から見る倒産のリアル』by公認会計士-オンラインキャリアセミナー

「安定した会社に入りたい」
「就職したけど会社が倒産危機」
「新卒で倒産したら、また就活をしなければいけない」

こんな悩みを持ったあなたのために、
今回は『会計・税務から見る倒産のリアル』についてお話しいただいたオンラインキャリアセミナーについてまとめました!

このnoteでわかること

・公認会計士と税理士の仕事
・会社が倒産していく流れ
・就活生が倒産する会社を避ける術


【オンラインキャリアセミナーとは?】
オンライン就活が提供する『オンラインキャリアセミナー』では、
オンラインで「仕事を楽しんでいる大人」から就活や仕事についての話を、毎日聞くことができます!
オンライン就活公式noteの記事はこちら>>>


【今回のゲスト紹介ってどんな人?】

▼今回のゲスト
宮本 傑さん!

宮本さんは大学卒業後、公認会計士の勉強をはじめました。
そして3年間の勉強期間を経て、年に1度だけの公認会計士試験に合格。
公認会計士資格を取得後、監査法人に就職し、病院専門の会計監査を行っていたそうです。

そして、6年間監査法人で勤務した後、税理士となり、経営者・芸能人・漫画家と幅広い顧客の確定申告を代理で行われました。

加えて、宮本さんは自らもコンサル系の経営者となったり、シンガポールでもお仕事をされるなど、かなりアグレッシブです。


宮本さんが会計にかける思い。

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公認会計士って公認されているくらいだから、資格をとるのはすごく大変そうですよね。

そんな資格を取ろうとは思えないですが、社会人になって会計の知識は必ずあったほうが良さそうな気はあります。


宮本さんによると、会計は会社経営で必ず必要。

会計面から話すことで、かなりお客さんの信用を得られるそうです。

特に税理士になってからは、中小企業の経営者とお仕事をするときは、夜中でも相談の電話がかかってくるそう。


あ、公認会計士と税理士の違いはですね、

公認会計士=上場企業の財務諸表がルール通りか見張る先生。
税理士=経営者の脱税などのリスクを管理するデキる右腕的存在。

こんなイメージです。


宮本さんはお仕事について語りながらも、
公認会計士と税理士の経営者などのサポート役という立ち位置が面白く
『一緒に走ること』が自分たちに出せるさらなるバリューだとお話されました。

ちなみに、宮本さんが一緒に走りたい経営者は、
『前向きな夢を追っていたり、語ってくれる』経営者だそうです。


印象的だった仕事は倒産した会社の話...

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宮本さんの今までで1番印象的だったお仕事は、初めて携わった会社でのお仕事だそうです。

結果的にその会社は事業計画は抜群に良かったものの、資金繰りで失敗し、倒産してしまいました。

そのとき、宮本さんは一緒に走りたいと思える経営者と最後まで走りきったそうです。


その経営者はもともとビッグデータの会社を経営していたそうです。

その人はかなり行動力があった為、
独立し、自転車の保険を扱う会社を立ち上げました。

当時、自転車の保険というものが存在せず、
あるニュースでは子供が老人を自転車で引いてしまい、老人がなくなるという事件がありました。

そのときの損害賠償金は7000万~8000万にもなりました。

そんな問題を扱う会社なので、企業価値もかなり高かったそうです。


宮本さんは設立5年目から、その会社で税理士としてお仕事をはじめました。

しかし、いざ蓋を開けてみると、
前の税理士が粉飾を繰り返していたそうです。

その会社は子会社が3つあり、
その子会社間で資金を流したりしていたそう。

宮本さんはたった2ヶ月で、粉飾された財務諸表を作り直しました。

その結果、*債務超過が発覚。

*債務超過とは、債務者の負債の総額が資産の総額を超える状態。


しかし、未来ある会社だと思い、宮本さんは銀行に相談し、
なんとか融資を保っていました。

そんな資金繰りに厳しい状況で、その会社のNo.2が取引先を問題を起こし、その取引先から入金されるべきお金が入金されないといった事件が起こりました。

その金額はなんと1億2000万。

中小企業にとっては莫大なお金です。

社長が直々に出向いてでも、その取引先との問題は解決すべきですが、
No.2がその問題を隠していた為、社長の耳には入りませんでした。

その後、厳しかった資金繰りはさらに悪化し、
あれよあれよという間に倒産。


宮本さんはその会社が死んでいく様は見ていて、本当に辛かったと話されていました。


就活生が会計から会社を判断する方法


宮本さんの上記の体験談を知ると、ますます安定した会社に入りたくなりますよね。

安定がやっぱり1番な気がします。


しかし、宮本さんいわく、
webや在宅ワークの商品を扱う会社は時代の流れで伸びているが、正直何がこれから起こるか分からないので、どの業界にも安定はないとのこと。

とんでもない時代になってしまったようです。

こんな時期に就活をしている21卒、22卒はおそらく伝説になります笑


とは言っても、それでも安定してそうな会社は選びたいです。

そんな人に宮本さんは、
『転けた時に、前を向ける社長がいる会社』
を選びべきと話されました。

今でいうと、時代が時代でテレワークの会社が多くなってきました。

しかし、一般の企業がテレワークに移行することってかなり大変だそう。

・大変なテレワークを先延ばしにしている会社
・大変なテレワークは今しておこう!と思える会社


この2つでもある程度の判断材料になるそうです。

後者の社長は、
会社の外だけではなく、中も変えてく力があるということですね!


あとは、IR情報を公開しているか、していないかでもわかるそうです!

IR情報を公開する理由として、
・資金繰りに自身がある
・公開しなければいけない理由がある


この2つです。

前者であれば、売り上げは安定してそうです。

後者であれば、上場企業など、それなりの会社規模があるので、そう簡単には潰れることはなさそうです。


こんなお話を聞いていると、今後はますます個人で生き抜く力が必要になってきそうですね。

とは言っても、まだまだ学生ではビジネスの世界を知らないので、対策も難しく、すごく焦ってしまいます。

しかし、オンラインキャリアセミナーであれば、
オンラインで毎日1時間、活き活きして働いている大人のお話が聞けるので、

このnoteを機に、是非参加してみてください!


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