「ひとのインタビューをぞき見&比較して“聞くスキル”を学び取ろう」イベント、やります!
「インタビュー」ってどうやって勉強してきましたか?
僕自身振り返ってみても、いろんな先輩方の文字起こしをやったり、取材に同行したり、実地でトライ&エラーを繰り返していったりと、仕事のなかで少しずつ経験値を得られる機会はあったけど、ガッツリとインタビューを「学習する」場には、今まで出会ってきませんでした。
ライティングスキルは、編集さんからフィードバックをもらう機会が発生しやすいので、業務の中で学習サイクルが回りやすいです。一方、インタビューの学習サイクルは、わりと実地頼みというか、暗黙知になりがちな気がします。それは、ほかの人から“真似ぶ”機会が、なかなか得にくいからではないかなと思います。
後輩から「ライティング上達したい」と言われたら、迷わず勧められる本はたくさんあります。けれども、「インタビュー上達したい」と言われたとき、結構困るんですよね。質的調査のインタビュー手法の本などは参考にはなるけれど、学術のインタビュー作法といわゆるライター仕事のインタビュー作法は、完全には一致しません。「たくさん現場で学ぼう」みたいな言葉に着地してしまいがちなのだけど、それにしても参考事例はほしいというか、実際にどんな風にやってるか見てみたいよね…という気持ちもとてもわかる…。
「ないなら、つくればいいのでは!」
ダラダラと前置きを書きましたが、わりと近場で数々上がっていた声に応えたいと思って、「インタビュー公開&学習イベント」を企画してみました。
このイベントのポイントを簡潔にまとめると、以下の2点。
①3人のライターが、同条件下(取材対象者、目的、質問内容、時間などすべて揃える)でインタビューを実施。その様子をLIVE&録画配信
②全員がお互いのインタビューの録画を見た上で、それぞれのスタイルの相違点などワイワイ語り合いつつ、「仕事として行なうインタビューには何が必要なのか」「普段どんなことを考えながらインタビューの場を組み立てているのか」をディスカッション
…って感じです。
インタビュー役は、僕のほかに、同じくフリーランスの長谷川 賢人さん、と 大矢幸世さんにお願いしました。「全方位でクライアントワークのできるライターを探していると、必ず名前が出てくるフリーランスの敏腕ライター2選」として、あまりにも有名ですね(※当社調べ)。
【長谷川さんの仕事ぶり】
【大矢さんの仕事ぶり】
「THE 仕事人」のおふたりのインタビューの様子が見られるの、個人的にめっちゃ楽しみです…私得でしかない…!!!
取材対象者の役をやってくれるのは木村 和博くん。「はじめまして設定」「基本は聞かれたことにだけ答える」など、少し演技性のある立ち回りを柔軟に務めてくれます、大感謝。
【木村くんの仕事ぶり】
本チャンのイベントは12月10日(木)の夜で、3人のインタビューは11月26日(木)から3~4日おきにやっていきます。申し込んでもらえたら、すべて録画で視聴できるようになるので、オンタイムで参加できなくとも、十分学びの機会は得られるようにしてあります。何度も見返すことも可能です。
かなり実験的なイベントなので、どうなるか未知数なところはありますが、きっと今までにない発見や学びがたくさん見つかるイベントになる気がしています。
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上記サイトより申込できますので、ご興味ある方はぜひーーー!
評判がよかったら、出演者を変えての第二弾・第三弾もやるかもです。
今回のイベントは、ぼくも運営に携わっているライティングコミュニティ「sentence」が主催しています。どうぞお見知りおきをm(_ _)m