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人の足を進めるのは理由ではなく意思②
みなさん、こんばんは!
諏訪剛史です。
先日、人は理由があって何かを始めたり辞めたりするのではなく、始めたい/辞めたいという想いや意思が先でそこから理由を考えていくという記事を書きました。
自分自身も思い当たる節がたくさんありますし、この記事を読んでいただいている皆さんにも同じような経験や体感があるのではないでしょうか。
つくづく思うのは、因果関係やロジックだけでは人は動かないということで、そこに人間関係の面白さがあるなということです。
念の為断っておくと、僕は理由や理屈をしっかりと組み立てたり整理して伝えることを全く軽視しておらず、むしろこういったものが強固に組み上げられていることは重要だと考えています。
人が語るワクワクしたりズシッと響く理由が人の心を動かすこともありますし、理屈が通っている安心感で決断するときもあります。
ただ、「感動」という言葉はあっても「理動」という言葉がないように、最後は感情で動くということを抑えておくのが重要です。
意思をはっきりさせる価値
人が何かをしたい、変化したい、と思ったときのエネルギーは強く、力の源泉になります。
そして自分の意思に背かず向き合い、認めることがとても大事だと考えています。
僕が会社員として働いていたところから起業を志し、経営者としての道を歩んでこれたのも、きっかけは恩師と会った時に感じた
「自分の人生のハンドルを自分で握って遠くへ行ける人になりたい」という意思をしっかりと自覚し、行動の源泉にしてきたためです。
もちろん経緯や築いている結果なども伺ってはいたのですが、自分の目標や優先事項は自分で決めているし、それまで歩んできた道がこれからの自分の糧になると確信していることがビシビシ伝わってきたのを今でも覚えています。
いいな、羨ましいなと感じた素直な想いに蓋をせず誇張もせず、ちゃんと向き合うことから始まるなと痛感しています。
意思を固めたら具体的に計画、行動指針を立てる
意思は行動の源泉にはなりますが、同じ熱量をキープするのは難しいことも多いです。
どんなに意思が強い人でも状況や環境、気分や感情で揺れ動き、一貫して動くことすら難しいことが多いと思います。
すごく身近な例を出すと、ダイエットや筋トレで理想の体を作りたいと強い意志を持っても、三日目には食べ物やサボりたい誘惑に勝てずにゆらぎ、一週間と立たずに元の生活に戻っている経験は多くの人があるのではないでしょうか。
この意思をキープし、一貫して動けるようにするのは、ゴールまでの計画立てとそれを実現するための行動指針を組み立てて愚直に進んで行くことが必要だと教えてもらいましたし、自分も体感しています。
僕はまず、多少ゆとりのある生活をするために月収50万円を稼ぎ出せるビジネスを所有できるようになる、それを5年で達成しようと計画立てをしました。
当時の自分としては、この計画でもワクワクしましたし、月収50万円が会社の給料以外で稼ぎ出せる状態になった時に、どんなライフスタイルを送り、自分や周りの人とどう関わっているかを想像してそうなろう!と思えました。
その次に、行動指針として、恩師が歩んできたプロセスを真似ていくことを決めました。
・会社員が一日自由に使えるのは休日だけなので、それを講演会や勉強会、ビジネスの基盤づくりに充てる
・ビジネスはどんなものであれば最終的に「人」に価値を提供できるか否かが問われるため、多くの人と出会いつながりを作ることに会社以外の時間を割く
・自分の収支管理をして、軌道に乗るまでは自分の趣味や嗜好に使うのではなく、必要生活費以外をビジネスの基盤作りに徹底的に投資する
・質の高い行動には健康が不可欠のため、自分にとって必要な食事、栄養、休息に責任を持つ
このように指針が立てられると、平日、休日のスケジュール、収支の管理、健康への気配りなど普段やるべき行動が明らかになるため、感情の浮き沈みに関係なく行動しやすくなります。
意思が続かないと嘆くのではなく、目標への計画とそれを日々の行動指針に落とし込むことで少なからず変化が続けていけると体感しています。
意思は大事ですが、行動指針に落として自分を認めながら進んでいけたらとても良いと思います。
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