見出し画像

公立中学校の教師を多面的・多角的に考える

1 多面的な視点
 (1)教科担任
 (2)学級担任
 (3)校務分掌(道徳推進教師)
 (4)校務分掌(図書館教育担当)
 (5)校務分掌(生徒会指導担当)
 (6)校務分掌(学年生徒指導担当)
 (7)部活動顧問

2 多角的な視点
 (1)教科担任(国語科、市内外への公開授業2回)
    (1年2クラス、2年3クラス、特別支援学級2クラス、計週25時間)
 (2)学級担任(2年)
 (3)道徳推進教師(市内研究部副部長、NITS講座受講、市内福祉作文委員)
 (4)図書館教育担当(図書委員会運営)
 (5)生徒会指導担当(生徒会行事企画・運営、選挙運営、校則等の見直し)
 (6)学年生徒指導(生徒指導担当者会議、研修会への参加)
 (7)部活動(平日3回、休日1回)

3 考察
 (1)多岐にわたる校務
     一般企業での実務経験はないため、比較しようにもその知見を持ち合わ
    せていない。しかし、さまざま仕事に追われながら生身のそれも多感な時
    期の子供を相手にするとなると、なかなか思うようにはいかない。
 (2)企画・運営・反省が難しい
     構想から実践までの時間が極端に短いのが教師の仕事だと考えている。
    なかなか立ち止まって考えることはできないのが現状で、時に進行しなが
    ら、時にあてもなくその時間を過ごすこともある。また、次から次へと校
    務(授業やら生徒指導やらレポートの提出やら・・・)が降ってくる。こ
    れでもかと効率化を図ろうにも先が見えない。厳しい現状である。
 (3)疲弊する日々
     計算が立たないのが事務処理だけであればまだよい。生身のそれも未熟
    な子供たち、それに惑わされる保護者と対峙しながらの日々には身も心も
    破壊されそうになる。なぜか今年は自分も家族も体調を崩しやすい1年だ
    った。お祓いにでも行こうかと、本気で思ったことが何度かあった。実際
    に近くの神社へ一人足を運んで、なんとか運気を回復しようとしたことも
    あった。
 (4)休みの日でも職場へ行く
     週休2日制ではない。3時間は学校にいなければならない。時に体育協
    会からの要請で大会の運営まで行うこともある。また、クラブ化された選
    抜チームの活動などがあることも・・・。こちらは完全に学校の活動外、
    振替などは一切ない。働いているからこその週休2日制であるはずなの
    に・・・と、ついつい感じてしまう。
 (5)今後、こんな仕事に魅力を感じる人は現れるのだろうか
     今、私の職場では欠員、療養休暇、退職、時短勤務者などがいて人員が
    足りない。それでも補うことができないの現状である。いくら管理職の方
    が申し訳なさそうにしたとしても、日頃の感謝を言葉にしても、現状が変
    わることも、負担が軽減されることもない。(きっとできないだろう。)
 (6)なぜこんなことを書いているのかというと
     2022年を忘れないためである。良くも悪くも自分が辿ってきた道のり
    を書き残すためにnoteを始めたからである。今日は12月21日(水)あと2日
    で2学期も終わる。ぎりぎりの心と体をなんとか保ってここまでやってき
    た。振り返ろうとすると頭が痛くなって、心も重くなる。これが現実だ。
     

この記事が参加している募集

#最近の学び

181,470件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?