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ファジアーノ岡山J2優勝&J1昇格への道(2023シーズン)

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J2優勝&J1昇格を目指して2023シーズンを戦うファジアーノ岡山を追い掛けていきます。 レビューを試合の翌日、プレビューを金曜日に掲載予定。
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【頂を目指した戦士】『覚悟を胸に貫いたフォア・ザ・チームの精神』~末吉塁~

夏に千葉からやってきたサイドプレーヤーは、高性能エンジンを積んでいた。排気量も燃費も桁違…

【再掲】【コラム】『全てを懸けて戦う。永井龍が見せた覚悟と惜別のゴール』

永井龍が見せた全身全霊のプレーに、心が打たれっぱなしだった。 入場時から顔つきが違った。…

【頂を目指した戦士】『全てを懸けた20分』~井川空~

全てを懸けた20分だった。 北海道コンサドーレ札幌から期限付き移籍で加入した井川空への期待…

【頂を目指した戦士】『躍動感ある攻撃に不可欠な姿勢』~田中雄大~

得点を意識したプレー選択が、チームに躍動感をもたらす。ケガで不在だった2カ月があったから…

【頂を目指した戦士】『魂のプレーでDNAを受け継ぐ者』~木村太哉~

ピッチに立てば、常に全力でプレーする。攻撃も守備も、がむしゃらに戦う。すべての力を振り絞…

【頂を目指した戦士】『責任感と共に駆け抜けたプロ2年目』~本山遥~

試合終了と同時に倒れ込む姿を何度見たことか。 チームを勝たせられなかった。サポーターに勝…

【頂を目指した戦士】『新天地で広げたプレーの幅』~鈴木喜丈~

プレーの幅を広げる。これにおいて、鈴木喜丈の右に出るものは今季のチームにいないだろう。 左利きのビルドアップが得意なCBとして、ファジアーノ岡山にやってきた。背番号43の加入からは、「今季は自陣からパスをつなぐことにトライする」というメッセージを読み取ることができた。CBには昨季の躍進を支えた柳育崇とヨルディ・バイスの鉄板コンビが君臨している。2人に、どう挑んでいくのか。予想されるポジション争いの激化に心が躍った。 しかし、フタを開けると、鈴木は柳、バイスと共にディフェン

【頂を目指した戦士】『歓喜を呼び込むプロフェッショナル』~ステファン・ムーク~

「決めてくれ!」 そう願った時、金髪の背番号8は僕たちに歓喜をもたらしてくれた。 ステフ…

【頂を目指した戦士】『逃げずに向き合い続けた先の成長』~柳育崇~

柳育崇、29歳。熱血漢の進化が止まらない。 彼の今季のハイライトは、第36節・ホーム磐田戦だ…

【頂への挑戦】『模索続けたゴールへの道筋』~ファジアーノ岡山2023年のビルドアップ…

着手した自陣からの攻撃の構築2023シーズン、ファジアーノ岡山はゴールへの道筋を模索し続け…

【頂への挑戦】『サッカーは”人間がする”スポーツの再認識』~2023シーズン総括~

期待感に満ちて迎えた2023シーズン期待感に満ちて迎えたシーズンだった。 昨季にクラブ歴代…

【レビュー】『去る者見せた、意地と覚悟』~第42節ツエーゲン金沢VSファジアーノ岡山…

試合結果スタメンマッチレポート19試合目の引き分け。 “ラストプレーの気持ち”が見えた90分…

【プレビュー】『ラストマッチとの向き合い方』~第42節ツエーゲン金沢VSファジアーノ…

マッチプレビュー最後は笑顔で終わりたい。両者が目指す有終の美 最後に喜ぶ姿が見たい。3分…

【レビュー】『力不足を感じた2023年のホーム最終戦』~第41節ファジアーノ岡山VSブラウブリッツ秋田~

試合結果スタメンマッチレポート初志貫徹の秋田と精彩欠いた岡山 岡山のホーム最終戦は、不甲斐ないものになった。秋田の堅守速攻に屈して、0‐2と完敗。9千人が駆けつけたサポーターは肩を落としてスタジアムをあとにした。 岡山は昇格の可能性が消滅し、秋田は残留を確定させて迎えた今節。“何か”が懸かった試合ではない。しかし、勝利を目指す姿をサポーターに見せる。プロとしての意地を問われるような試合で躍動したのは、アウェイチームだった。 3連敗中の秋田は開始直後から勢いよくゴールに