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2023 ナンタケットショートトリップ(2)

June 11, 2023
楽しかったナンタケット

今回は1泊2日の弾丸だったので、朝食をして、近くを観光したら、フェリーで戻る予定。


朝食:White Elephant Nantucket Hotel

すこしのんびり朝食を食べようと、歩いて店に向かう。
向かった先は、White Elephant Nantucket Hotel。

私はエッグベネディクトが大好きなので、朝食のメニューにあれば必ず注文する。美味しい。

海が見える朝食会場だったので(ホテルには泊まっていないが)、気持ちが良かった。

この後、さらに海に向かい、別の灯台を鑑賞。

Brant Point Lighthouse

Brant Point Lighthouseは、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ナンタケット島に位置する歴史的な灯台である。

Brant Point Lighthouseの特徴

  1. 歴史

    • Brant Point Lighthouseは、1746年に初めて建設された。アメリカで2番目に古い灯台である。現在の構造は1901年に建てられたものである。

  2. 位置

    • ナンタケット島のブランポイントに位置し、ナンタケット港の入り口を守る重要な航路標識である。灯台の位置は船舶の航行にとって非常に重要である。

  3. 建築

    • 灯台の高さは約8.5メートル(26フィート)であり、木製の円筒形の塔である。白く塗られた外観が特徴である。

    • 照明装置は、近代化されており、自動化されている。

  4. 機能

    • Brant Point Lighthouseは、航路標識としての役割を果たし、ナンタケット港に出入りする船舶にとって重要な存在である。

    • 灯光は約10海里(約18.5キロメートル)先まで届く。

  5. 観光

    • Brant Point Lighthouseは観光名所としても人気があり、多くの観光客が訪れる。灯台周辺は美しい景色が広がり、特に日の出や日の入り時には絶景が楽しめる。

    • ナンタケット島を訪れる観光客にとって、灯台は必見のスポットである。

  6. 保存活動

    • 地元コミュニティや保存団体によって灯台の保護活動が行われている。灯台はその歴史的価値と美しい景観から、ナンタケット島のシンボルとして大切にされている。

前日に自転車で訪れた灯台とは違い、こちらはアクセスがいいので、かなり多くの人が訪れていた。地元の人なのか、釣りをしている人も結構いた。
アメリカで2番目に古い灯台とは。

プロビンスタウンに最初の移民が到着したとかだったからそうなのかもしれないな。と、アメリカの歴史を考えた(うる覚え)。

天気も良く、気持ちが良い。
海の雰囲気が、西海岸とちがって、またいい感じ。

この後、Whaling Museumへ。

Whaling Museum


街の中心部にあるShaling Museum。
ナンタケットは捕鯨産業で有名だったよう。確かにナンタケットバスケットのフックの部分はクジラの骨だったはず。

Whaling Museumの特徴

  1. 歴史

    • Whaling Museumは、1929年に設立された。ナンタケット島の捕鯨産業の歴史と遺産を保存し展示するための施設である。

    • 博物館は、ナンタケット歴史協会(Nantucket Historical Association, NHA)によって運営されている。

  2. 展示内容

    • 捕鯨の歴史: ナンタケット島がかつて世界の捕鯨産業の中心地であったことを示す多くの展示物がある。捕鯨船や捕鯨道具、船員の日用品などが展示されている。

    • 骨格標本: 博物館には、巨大なクジラの骨格標本が展示されており、その規模と迫力は訪れる人々に強い印象を与える。

    • アートと工芸: 捕鯨産業に関連するアートや工芸品も展示されており、特にスクラムシャウ(鯨骨や象牙に彫刻を施した工芸品)が見どころである。

    • インタラクティブ展示: 子供や家族連れが楽しめるインタラクティブな展示も多く、教育的な側面も強調されている。

  3. 建物と施設

    • 博物館は、かつての捕鯨工場を改装して使用しており、その歴史的な建物自体も見どころの一つである。

    • 展望デッキからは、ナンタケット港や周辺の美しい景色を眺めることができる。

  4. イベントとプログラム

    • 博物館では、年間を通じて多くのイベントやプログラムが開催される。これには、講演会、ワークショップ、特別展などが含まれる。

    • 特に夏季には、観光客向けのガイドツアーや子供向けの教育プログラムが充実している。

  5. アクセスと訪問情報

    • Whaling Museumは、ナンタケット島の中心部に位置し、アクセスが非常に良い。島内の主要観光地から徒歩圏内である。

    • 博物館の開館時間や入館料については、ナンタケット歴史協会の公式ウェブサイトで確認することができる。

思ったより広くて、ビデオ上映もしっかりあって、いろいろ知ることができた。時間があればもっとゆっくり見ても面白いかも。

屋上にも出ることができる。
小さいが、町を一望できるので気持ちが良い。

ギフトショップもあって、ナンタケットに来たら一度は観ておくのがお薦めの博物館。近くにあったナンタケットバスケット博物館は休館というよりは場所を移動させたようだった。

この後は自転車で取り残した歴史的建造物をめぐる。

ナンタケットの歴史的建造物巡り

Old House

  • Old Houseは、1686年に建てられた、ナンタケット島で最も古い木造家屋の一つである。ジョン・ガードナー(John Gardner)によって建設された。

  • この家は、ナンタケット島における初期の入植者の生活を今に伝える貴重な遺産である。

ガイドツアーが提供されており、訪問者は歴史的背景や建物の詳細について学ぶことができるとあったが、この日は休みだった。

The Old Mill

  • The Old Millは、1746年にナンタケット島の住民ナサニエル・フィーバディ(Nathaniel Fieberty)によって建てられた。アメリカ合衆国で現存する最古の機能する風車である。

  • この風車は、島の経済と日常生活において重要な役割を果たしており、特に穀物の製粉に使用されていた。

建物の中に入ることはできないが、ぐるっと回りその大きさを実感できる建造物だった。

Hadwen House

  • Hadwen Houseは、1846年にウィリアム・ハドウェン(William Hadwen)によって建てられた。ハドウェンは、成功した捕鯨業者であり、彼の財産を示すためにこの豪華な邸宅を建設した。

  • この邸宅は、ナンタケット島のゴールデンエイジと呼ばれる捕鯨産業の最盛期を象徴する建物である。

ガイドがいるので勝手に見て回ることはできないのだが、建物の1階2階のすべてを見学することができる。

2階にはナンタケットバスケットの展示があり、その歴史や技術を学ぶことができる。
1階には19世紀中期の家具や装飾品、家財道具が展示されている。これにより、当時の生活様式や社会的背景を学ぶことができる。

Greater Light

  • Greater Lightは、18世紀に建てられた農家を改装した建物である。もともとは家畜小屋として使用されていた。

  • 20世紀初頭に、フィラデルフィア出身のジョシーフィン(Gertrude Josephine)とハンナ・モナハン(Hannah Monaghan)姉妹が購入し、彼女たちの夏の別荘兼アートスタジオとして使用された。

ガイドツアーなどの予約が必要だったようで、外観しか見ることはできなかった。別荘として使っていたとかで、こんなところでのんびり芸術活動できるなんて羨ましい。

Old Jail

  • Old Jailは、1805年に建てられた監獄である。ナンタケット島における最古の公共建築物の一つであり、地域の歴史において重要な役割を果たした。

  • 1933年まで使用されており、その後は歴史的な遺産として保存されている。

ここもガイドツアーが必要だったようで、外観だけを見学。

これで、ナンタケットの比較的有名な歴史的建造物巡りも終わった。
全部自転車で廻ったのでいい運動だった。

予定通り、自転車を返却し、港へ向かう。

来た時と同じで、自転車を持つ人が優先的に乗船していき、荷物を貨物室に預けて乗り込む。

帰りは結構、たくさんの人がいて、来る時よりは人とシートの列をシェアする羽目になった。

船も無事に到着し、駐車場で車をピックアップしてナンタケットへのショートトリップは完了した。

終わり


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