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2023 ナンタケットショートトリップ(1)

June 10, 2023
ナンタケット初上陸

ボストンに住んでいたころはProvincetownまでは行ったことあったが、船にのってNantucketへは行く機会がなかった。

たまたまボストンで週末を過ごす機会があったので、なんとなく行ってみることにした。


ナンタケットとは

ナンタケット島は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州に属する島である。以下はナンタケット島の特徴である。

1. 地理と気候

ナンタケット島は、アメリカ北東部の大西洋に位置しており、ケープコッド半島の南にある。面積は約123平方キロメートルであり、気候は温暖湿潤気候に属し、四季がはっきりしているが、冬は比較的温暖である。

2. 歴史

ナンタケット島は、17世紀にヨーロッパ人によって発見され、その後捕鯨産業の中心地として繁栄した。19世紀には世界有数の捕鯨港となり、その経済は捕鯨によって支えられた。現在では、その歴史的建造物や博物館が観光資源となっている。

3. 経済

現在のナンタケット島の経済は主に観光業に依存している。美しいビーチ、保存状態の良い歴史的な街並み、リゾート施設が観光客を引き寄せている。また、高級別荘地としても知られ、多くの著名人が訪れる場所である。

4. 自然環境

ナンタケット島は豊かな自然環境に恵まれている。ビーチや砂丘、湿地帯が広がり、多様な動植物が生息している。特に鳥類の観察地としても有名であり、自然保護区が数多く存在する。

5. 文化

ナンタケット島は、独自の文化や伝統を持っている。捕鯨時代から続く風俗や祭りが現在も残り、芸術や工芸も盛んである。毎年開催される「ナンタケット・フィルムフェスティバル」や「ナンタケット・ブックフェスティバル」は、文化イベントとして広く知られている。

6. アクセス

ナンタケット島へのアクセスは、主にフェリーや飛行機によるものである。マサチューセッツ州本土からのフェリー便が充実しており、季節によっては多くの便が運航されている。小型空港もあり、ニューヨークやボストンからの直行便が利用できる。
これらの特徴により、ナンタケット島は歴史と自然、文化が融合した魅力的な観光地として、多くの人々に愛されている。

準備

ナンタケットへのフェリーチケットはThe Steamship Authorityのサイトで予約できる。

スピードボートとフェリーがあるが、スピードボートだと1時間で、フェリーだと2時間15分かかる。なので、若干高くてもスピードボートを選択。
往復で一人$81。

これはレシートだが、乗船チケットはQRコードで送られてくる。

駐車場は少し離れたところに停めた。確か$20とかだったような。カードでの支払いが可能で、よかった。現金をもっていなかったので。

結構、観光客がいたので、駐車場もまあまあ埋まっていて、乗船場所までは誰かについていけば問題なく到着できた。

待合室は特に何もなかった。小さな売店が開いていたぐらい。

乗船には、自転車を持っている人たちが優先された。
私たちも小さなスーツケースは貨物室に預けるように促された。

やっと乗船できた。

到着

ドックに入って来た。

フェリー内での写真がないので、到着したところから。
1時間ほどでナンタケットに到着した。

下船するときに荷物を受け取る。
ゴルフバックとか持ってきている人もいた。

まずはチェックインするために宿に向かう。

Faraway Nantucket

今回の宿。
ドックから歩いて10分ぐらい。短いのだが、昔ながらの石畳の道をゆくので、結構キャリーケースが大変。

1泊$450で一見高そうだが、ナンタケットでは安い方なのだ。ナンタケットは有数のリゾート地で、6月はすでにシーズンなので、これくらい普通。
他より安いので少し心配していたが、部屋もアップグレードしてくれたし、古い建物を使っているから若干の傾きはあったが、とにかく内装も外装も可愛いホテルでラッキー!

廊下やドアも雰囲気があっておしゃれ!

チェックインをして落ち着いたので、さて、どうするかと考える。
旦那が前もって観光地の目星をつけてくれていたので、足がない私たちは自転車をレンタルすることにした!

レンタル自転車

ナンタケットで下船して歩いていると結構たくさんのレンタルバイクの店が並んでいた。確かに、自転車は便利。

ということで、このバイクショップでレンタルバイクすることにした。

24時間で$50なので、ちょうど次の日の出発の数時間前に返却できるということで、24時間レンタルすることにした。

島のブルワリー

ナンタケットのブルワリーで調べるとしっかりでてくるのがTriple Eight Distillery。

ここを目指し、一生懸命自転車をこいだ。たったの3マイル弱なのだが、結構道がわからないのと、車と人に気を付けなければならなく、バイクロードに出るまでにかなり神経を使ったので、めちゃくちゃ疲れた。

途中のバイクロードからは、結構のんびり楽しめたし、ほかにもレンタルバイクをしていそうな人たちと何度かすれ違った。

到着。自転車にロックをかけて、ブルワリーへ。
めちゃくちゃ混んでいた!!

IPAがうまい!

フードトラックも多様で、なんと生カキまであった!

ここは素直にロブスターロールとクラムチャウダー。べただが、うまい。

もっとのんびりしたかったが結構人がたくさんいて、座ることもできなかったので、次の目的地を目指すことに。

Sankaty Head Lighthouse

信じられないが、ブルワリーから16マイルも自転車をこいだ。正直、だんだんお尻は痛いし、何をしているんだという感じ。最後はなぜか高級住宅街の中を通り、日本人ぽい人をみかけた。

Sankaty Head Lighthouseの特徴

  1. 歴史

    • Sankaty Head Lighthouseは、1850年に建設された。アメリカ合衆国の沿岸警備隊によって運営され、ナンタケット島の航海の安全を確保するために設置された灯台である。

    • 1987年には国家歴史登録財(National Register of Historic Places)に登録されている。

  2. 建築

    • 灯台の高さは約21メートル(70フィート)であり、レンガ造りの塔である。

    • 灯台は白と赤の横縞模様が特徴的であり、遠くからも視認しやすいデザインとなっている。

  3. 移設

    • 2007年に海岸侵食の影響で、灯台が海に近づきすぎたため、安全のために約120メートル(400フィート)内陸に移設された。移設作業は大規模なプロジェクトであり、多くの専門家の手によって行われた。

  4. 機能

    • 灯台は自動化されており、無人で運営されている。光は約24海里(約44キロメートル)先まで届く。

    • 現在も現役の航路標識として機能しており、周辺の海域を航行する船舶にとって重要な存在である。

  5. 観光

    • Sankaty Head Lighthouseは観光名所としても人気があり、多くの観光客が訪れる。灯台周辺の風景は美しく、特に日の出や日の入り時には絶景が広がる。

    • 灯台の内部は一般公開されていないが、外観を楽しむことができ、灯台周辺には散策路が整備されている。

  6. コミュニティ

    • 灯台は地元コミュニティにとっても重要なシンボルであり、保存活動が積極的に行われている。Nantucket Lighthouse Schoolなど、地元の団体や学校による保護活動が続けられている。

このとき、すでに私の携帯の電池は死んでしまった。
結構たくさんの観光客がいて、自転車で来ていた人も数名、見かけた。

途中カメを見つけたがカミツキガメということで触らなくてよかった。

めちゃくちゃ疲れたので、長くは滞在せず、帰ることに。

帰りに通り雨に合ってしまい、中心地に戻ってきたときは身体の前側だけがめちゃくちゃ濡れていた。

ホテルで着替えて、夕食に出かけることにした。

夕飯: The Club Car

街は少しずつ日が落ちてきていい感じ。

選んだレストランは、The Club Car

とりあえずビール!

スターターに、Grilled Octopus、Steamed Musselsをチョイス。

メインはHalibut with Black Truffle RisottoとSeared Scallops。

全部おいしかったし、シーフードを満喫できた。

そして、最後にデザートとしてアイスクリームを食す。

マサチューセッツのアイスクリームは濃厚で本当においしい。久しぶりに食べたがフレーバーも豊富でやばかった。おなか一杯なのにまた食べてしまった。

かなり満足したナンタケット1日目だった。

続く

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