見出し画像

2018 オリンピック国立公園とカートコバーンの旅 (1)

March 21, 2024
はじめに

一度まとめた記事なのだが、Noteに移行するのに、再度書き直してみようと思う。情報はあくまで2018年の旅行の時のもので、今は変わっている可能性も大いにある点だけ留意いただきたい。


オリンピック国立公園

オリンピック国立公園はアメリカ合衆国ワシントン州に位置し、多様な自然環境と豊かな歴史で知られる。
1981年に世界遺産に登録されている。

自然

  • 多様な生態系:公園は温帯雨林、沿岸地域、山岳地帯といった異なる生態系を含む。

  • 温帯雨林:、ホー・レイン・フォレスト(Hoh Rain Forest)クワイナルト/キノート・レイン・フォレスト(Quinault Rain Forest)など、アメリカで最も知られた温帯雨林がここに存在する。これらの森林は、苔むした古木や豊富な降雨量で有名。

動物

  • 多種多様な野生動物:オリンピック国立公園は、オオカミ、ワシントン州の特有種であるオリンピックマーモット、エルク(ワピチ)など、多くの野生動物の生息地である。

  • 海洋生物:公園の沿岸部では、鯨やアシカ、カワウソなどの海洋生物も観察できる。

景観

  • 壮大な山々:公園はオリンピック山脈に囲まれ、その中には7,980フィート(2,432メートル)の高さを誇るマウントオリンパスがある。

  • 美しい海岸線:太平洋に面した公園の海岸線は、岩がちな海岸、砂浜、潮だまりなど、美しい自然の景観を提供する。

歴史

  • 先住民の歴史:この地域には長い間、様々な先住民族が居住し、彼らの文化と歴史は公園内に深く根付いている。

  • 保護の歴史:オリンピック国立公園は1938年に国立公園として指定され、その独特な自然環境を保護するための努力が続けられている。

日程

July 4thの最も混んでいる時期を外して予定を立てた。それにもかかわらず、行き当たりばったりではホテルはほとんど見つけることができなかった。

この時期に、オリンピック国立公園への旅行を計画する場合は、ホテルの予約を事前にしておくことをお勧めする(2018年現在)。

バックカントリーの準備

今回私たちがチャレンジしようと決めたのが
① Seven Lake Basin (ループ30km)
② Hoh Rain Forest (往復55km)

予約

2024年時点で予約は国立公園のサイトから予約できるようだが、私たちは予約時期を逃していたため、直接電話して空いている日にちとサイトを確認しながら予約した。

持ち物

私たちは、バックパッカーとしてはまだまだ素人なので、装備もイマイチではあるが、それでもできるだけ「軽量」を心がけている。

食事:食事は予定の日程プラス1日で、乾燥野菜やフリーズドライを使う。フリーズドライの味噌汁は元気がでるし、糖分補給の意味も込めて、甘酒なんかも持っていく。特に、バルクで購入できた時は、ジップロックで持っていくと、ごみも出ないので気に入っている。

今回はカレーにしたのだが、乾燥野菜を使う分ごとにジップロックに小分けしている。カレールーはブロックごとにラップで包んで、持っていく。

夏の暑いときは、水分補給と糖分を同時にできるウィダーインゼリーが重宝うする。冷えていなくても本当に元気になる。カロリーメイトも行動食として良いが、のどが渇くことが難点なので、最近はゼリー系とトレイルミックス。

水分:基本はトレイル、キャンプサイトで補充する必要があるため、フィルターは必須。さらに、水源が遠い場合も考えて、フィルター前の水を確保するためのパックも複数持参。
調理器具など:ジェットボイル(ガス系)は早く水を沸騰させるためにデザインされているので、お湯を沸かすには最適。夜にお湯を沸かし、魔法瓶に入れておけば朝お湯を沸かさなくても、コーヒーやオートミールぐらいなら簡単に作ることができ、時短になる。ジェットボイルを使うと、ラーメンなんかも素早く作ることが可能。

魔法瓶は上記の理由などで複数持っていく。お茶も作っておけば、朝冷え込んだ時に元気が出る。

ライト:空気を入れて大きくするライトとヘッドライトを準備
洗面具:歯ブラシなど。バックカントリー時は熊缶に入れておく必要がある
日焼止め:必須。これもバックカントリー時は熊缶に入れておく必要がある
救急:ファーストエイドに必要なものをできるだけ軽量に(箱などは捨てる)してジップロックで持参

テント:4シーズンで軽いもの。軽さを重視しているため、スペースはない。もう少し重くなっても問題なければ、3.5人用などがスペースを確保できてよいかも。
寝袋:同じ理由で、高くても軽い羽毛のものを使っている。夜は冷え込むので、0度かマイナスまで対応できるものを使っている。
枕:小さくなるものを持参。機内でも使えるもの。
小さめリュック:テントを立てた後、近くを探索するように持参
ブランケット:寝袋の中に入れて毛布の代わりに使う。暖かくて良い。

熊缶:国立公園から支持が必ずあるのだが、熊が出没する可能性があるバックカントリーでは熊缶の持参が必須。これは、熊が人間の食べ物などを食べてしまい、その味を覚えた結果、人間を襲ってしまうようになることを避けるため。あくまで、熊を人間から守る措置。

以上を準備し、飛行機に持ち込めない、あるいは持ち込むことにリスクがあるものは現地調達することにした。

続く

この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?