見出し画像

2024 Redwood National Park (2)

June 15, 2024
ロングトレイルと宴会


朝から小熊に遭遇

6時ごろからだらだらと起き始める。前日の酒盛り、やりすぎ感満載なのだが、とりあえず9時に出発しようということに決定。

朝から、また肉焼いて、パン焼いて、おにぎり作っていく。さらに、昨日調理されたムール貝の酒蒸しも大量に残っているので温めて、朝ごはんに。

肉とおにぎりは、ランチ用としてアルミホイルにまいていく。

朝ごはんと食べていたら、ちょうど窓を見ていた人が「あれ、何かいる」と言う。エルクには昨日、宿では遭遇しなかったので、「エルクかな」といってデッキにでたら、なんと小熊だった!(笑)

「肉の臭いにつられてやって来たんじゃない?(笑)」とか言ってるけど、結構びびった。小熊だったが、母親はいなくて、もしかしたら独り立ちしたばかりの小熊だったのかもしれない。

私たちが出てきたら、すぐに逃げて行ったので、襲ってくる心配はなかったかもしれないが。。

興奮冷めやらぬまま、時間も時間なので、トレイルに出発した。
このあたり、熊がいるとわかり、びびる。

Miner's Ridge and James Irvine Loop

プランを立てていたのはループで約20キロのMiner's Ridge and James Irvine Loop。

トレイルヘッドはちょうどビジターセンターの裏手となる。
ビジターセンターは州立公園と国立公園の両方に管理されているのか、どちらのパンフレットも手に入った。

熊がいたらレポートする義務があるとかで、キャビンで見たことを伝える。

ビジターセンターなので、展示物で勉強もできるし、トイレもあるのでトレイル前に寄っておくと良い。

準備運動を軽くして、ハイキング開始。
結構、川を何度も渡るコースではあるが、そのほとんどに橋が架かっているため問題ない。

ハイキングを介しして、すぐにレッドウッドが迎えてくれる。

最初に少し登って、そこから海に向かって一気に下がるトレイル。
レッドウッドの高さに見とれていると、結構、根が張っているのでつまずく危険がある。注意。

約9キロほど歩くと海にでたので、キャンプ場でランチにすることに。
みんなで朝作ったランチ(笑)

実はこのキャンプ場は予約さえしていれば車で来ることができる。
そのため、オートキャンプをしている人は結構いた。

なかなか人気なので、キャンプ場で空きを見つけることはできなかったが、一度はこんな場所でキャンプをしてみたい。アメリカではまだビーチでのキャンプの経験は無い気がする(日本ではあるけど)。

ここでも水洗のトイレがあるので、心配な人は立ち寄っておくのがお薦め。

ハイキングを再開するが、ここからは砂浜を歩くので、かなり足に負担がかかる。距離にして立ったの1キロほどなのだが。。

コツとしては、波が引いたまだ水を含んでいる場所をあるくと足が沈まないので負担が軽減される。けれども、波に近づきすぎると濡れてしまうこともなるので、結構注意が必要。

最初は元気だったがだんだん足がだるくなってくる。
やっと砂浜が終わったというところで、橋のかかっていない川をわたり、沼っぽいところを抜けると、Fern Canyonに到着する。

駐車場にピットトイレがあるので、帰りのトレイルが心配ならここで立ち寄っておくと良い。この後はトイレはないので。

Fern Canyon

下調べをしていなかったので、到着してから知ったが、このFern Canyonは湧き水のためかものすごい緑の植物でおおわれている渓谷だった。

めちゃくちゃ綺麗で幻想的。
人気のせいか、ここまでほとんど人と会わなかったのに、Fern Canyonでは渋滞で大変だった。

レッドウッドの森の中をもともと歩いていたので、比較的湿度も高く、コケや大きなシダなんかも見ていたのだが、このFern Canyonの当たりは別格で幻想的だった。

そのあとは、ループなので違う道でトレイルヘッドまで戻る。
途中から登りが始まり、また黙々と歩くことに。

トレイルヘッド到着

終わってみれば、予定より少し長めの22キロほど。トータルで6時間半。
途中休憩をしたので、なかなかのスピードで終えることができた。

ビジターセンターには変わったつつじが咲いていた。

総括

約20キロのトレイルではあるが、勾配が小さくかなり楽に歩けるトレイル。
木の根がいろいろなところに張っているため、長距離を歩く場合は、きちんとした靴で挑戦することをお勧めする。Fern Canyonまで車で行く場合(予約が必要とのことだが)は歩く距離は短いため、敢えて小川を渡ったりする人もいたので、サンダルでも問題ないかもしれない。

トレイルのほとんどはレッドウッドの森の中を歩くため、直射日光にあたる割合は少ないが、やはり水分補給は必要。海岸沿いは非常に歩きにくいので体力を考えて挑戦する必要があるかも。アラメア滝のように、潮の干潮に左右されることは少なそうなトレイルだが、それでも念のためビジターセンターで確認した方が良いかも。

トレイルのあとはキャビンでまたBBQと酒盛りをした。

続く


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?