2023 日本一時帰国(16)
December 23, 2023
下関:功山寺 高杉晋作が狼煙を挙げた地
国道からすこし内陸側に入ったのち、少し民家の中を運転したのち「功山寺」に到着。
ナビで裏の駐車場をセットしてしまったので、高杉晋作像からみることに。
横に伸びている木。
功山寺は国宝に指定されている。
寺の奥には墓地があるが、毛利一族や幕末に関係した志士の墓がある。
「龍馬伝」では坂本龍馬のボディーガードをしていたイメージ。
毛利家墓所は実は中には入れない。壁に覆われていて、周りからも見えなくなっていた。
門の隙間からこそっと写真だけ撮影。
毛利家墓所の左手に三吉慎蔵の墓がある。
いくら幕末は約150年前だとはいえ、きちんと墓が残っていて、名前もわかるように彫られており、驚く。
功山寺の一番広いところには地図がある。
これをみるとかなり広い寺だとわかる。
さらに左手には長府博物館と万骨塔がある。
長府博物館にはかなり色々重要なものが展示されているようで、行きたかったが今回は営業していたかも不明。またいつか行ってみたい。
万骨党というのは長府藩士桂弥一が、倒幕戦争で命を落とした兵士たちを顕彰して、賊軍も含め出身各県から石を集めてきて建てた供養塔というものらしい。
出身各県からということで、確かに本当に多種多様な市町村の名前が刻まれた石でできていた。
最後に門。
本来はこの階段を登って訪れるのがよいのだろうが、駐車場から入ったので、最後になってしまった。
本当に立派な門。
功山寺は初めてだったが、維新の志士の気持ちを思うと自分ももっと頑張らねばと引き締まる感じだった。
きっと春の桜や秋の紅葉も綺麗だと思うが、冬は冬で、ピリッとするし、すこし寂しい感じがより幕末を思う気持ちとシンクロした。
(続く)