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2021年 田植え

どこかへ遊びに行くってこと自体を何となく後ろめたく思わせるゴールデンウィーク、皆さんはいかがお過ごしでしたか?

我が家は、案の定どこにも行かず家で過ごす時間がほとんどでしたね。
さすがにすることなくなります。
かと言って、どこかに行っても色々と気にしながらじゃ心から楽しめないし、ぐったりして帰ってくることが目に見えています…
どうすりゃいいんだ…

そんな中、大きなイベントが待っていました。
今年も妻の実家の田植えを手伝いました。私の住んでいる地域は今年のゴールデンウィークずっと雨マークだったんですよね。唯一といっていい晴れマークが5/4でして、予想通り晴れたので決行です。

決行ですとは言っても、私に大したことは出来ません。

苗を田んぼに運んで、田植え機に乗せる下準備をする。その繰り返しです。それでも侮るなかれ、田んぼの中を田植え機が往復してくる間にどうすれば効率よくできるかをマネジメントしながら動くのが結構楽しかったりします。単純作業ではあるのですが、少しでも時間を効率良く使えればその積み重ねで上がり時間も変わりますしね。

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丸一日掛かって、三反くらいの面積に植えたんですかね?三反って言ったら900坪ですからね…スケールが大きすぎて…

それでも苗床の苗は半分くらいしか使ってないんです。つまりこの1日では全ての田んぼを周れていません。確かに去年も2日掛けて植えた覚えがあります。

専業で農家するってこういうことなんですよね。規模を大きく取らないと利益出せないんです。ただでさえ米価は下がっているから余計に大変です。土地の維持費やこれからの稲の生育にもコストが掛かります。それらもひっくるめてプラスを作らないと行けないわけですからね。

田植え機なんて年1回しか使わないですからね。コスパとか言ってたら正直やってらんないんじゃないでしょうか。

加えて、妻の実家は主力にトマト栽培もしています。こちらも結構な規模です。3月半ばに苗を植えたので、結構育っているはず。おそらく6月頃には採れ出すんじゃないでしょうか。これらをマルチタスクでこなすわけですからね。

もう50年以上作り続けている義父が「毎年どうなるか分からない」と言っているんですから、難しいものですよね。結構なリスクを取ってやっているんだなと改めて思います。

そんな思いをして育てた作物を惜しげもなく私たちに分けてくれるんですから、本当にありがたく頂いています。そりゃ、手伝えることがあれば二つ返事で駆け付けます。

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物心ついた時からこの環境なので、子どもにもこのありがたみは伝えていきたいと思っているんですよね。絶好の食育機会だと思っています。

もう少ししたら、一緒に手伝えるかなと思っています。どうやって育てるのか、どれだけの思いで育てるのかを感じてもらいたいなと思っています。

もうすでに新米が楽しみです。笑


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