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難しいカタカナまみれのカラーの名前ってほとんど雰囲気。

こんにちは、いとうです。

若い子を担当させていただく時に、
カウンセリングの際、

"ハイミルクショコラベージュにしたいです"

とか

"アプリコットラベンダーグレイジュにしたいです"

とかとか。

難しいカタカナたくさんの名前を
一生懸命覚えてきてくれて、
伝えてくれるんだけれど。

あの名前って、美容師さんが
その時のテンションで命名してることが
ほとんどだからカラー名に意味なんて
ほぼほぼないんです。

カラーは調合して作ります

例えば"ハイミルクショコラベージュ"にしたいとして。

そんなカラー剤はないんです。
濃いめのブラウンとベージュを混ぜて、
ホワイトを混ぜることで淡くしておくか、
とかきっとそんな感じです。

なので名前にあんまり意味がなくって。
名前だけ言われてもきっとこんな感じの色かなー
と思うくらいです。

そもそもそのカラー剤があったとしても、
一人一人の髪質や、今の髪の状態がちがうので
そのカラー剤でその色にならないんですよね。

市販のカラー剤とかで、
箱の裏側に10分後、20分後、
てな感じで色の目安が載ってると思うんですが、
あの色になったことありますか?
基本はならないんですよね。
理由は元々の髪色が違うから。
髪質によって明るくなる人とならない人、
綺麗に色味が出る人出ない人がいるから。

目安はあくまで目安でしかない、というわけですね。

大事なのはやはりカウンセリング

結局大事なのはカウンセリングで。
個人的に大事にしているのはその人が見えてる色が
どんな色なのか、ということです

"茶色"と言っても人によって見え方が違います。

濃い茶色いをイメージする人もいれば、
暖かみのある茶色をイメージする人もいます。

色の見え方の共有って大事だと思うんですよね。


なので、美容師さんになかなかわかってもらえない
って方は何枚か写真を持っていくと良いと思います。

ここにも書きましたが。
光の当たり方で見え方は変わります。

あなたが見ている色はどんな色なんだろ?
というのが1番大切なのかな、と。

まとめ

ずっと言い続けていますが、
どの施術も大切なのは履歴です。

どんな色が今髪の中に残っているんだろ。
髪の体力がどのくらいあるんだろ。

それだけで色が変わってきます。
同じ担当の美容師さんにやってもらいましょう。
その美容師さんが命名したカラー名なら
間違いはないと思います。


おしまい。

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