0904

日々が風のように過ぎていく、と言葉で記すのは少し簡潔過ぎる気がする。何も考えずふらりと歩いているとき、自分を思い出させるように吹く、心地よい風。その行く先に一瞬思いを馳せてしまうような、そういう風に、最近の日々はよく似ている。

久々に文章を書く。綴られるどの言葉も拙く見える。仕事で散々文章を書いているのに不思議。自由に書けるのに、自由に書けない。自由に書けないのに、自由に書ける。翼を広げて飛ぶのにも、きっと適正な手順があるのだと思う。読む人の気持ちがどうだとか、あまり丁寧に考えられないけれど、不思議。久々に白い画面に綴っていく高揚感。

仕事を一週間休みにしたので、その連休の最中にnoteを開いている。
明日は友人たちが来て、ご飯を食べたり、映画を見たりする。

もう何を始めたのか分からないくらいに、新しいことをたくさん始めた。ずっと意地でも買わなかったiPhoneを買った。ベリーダンスとピラティスと弓道を始めて、SNSで気になったことは全部試して。資格試験も2つ受ける。(片方は受かる。もう片方はまだ受からない。)仕事が凄く凄く好きで、私には合わないと思っていた法律や経済の勉強もいざ始めてみたら、好きになった。二輪の免許も取りたいし、大型の免許も取りたい。(これはずっと言っている。)料理教室にも行きたいし、バンジージャンプもしたい。愛車でジムカーナに出たいし、サバゲーもしてみたいけれど、このあたりは保留。試してみてから、また考えれば良いと思う。苦手だった新聞も面白い、日経の春秋は時々1つの作品のようにしっかりとした文章が書かれている。LINEは忙しくて時々返せなくなる。連絡がまめな人は凄いと思う。遊び相手にもまめな人は特に。違う種族かもしれない。写真のレタッチが以前より上手くなった気がする。SNSで流れてくる写真を見て、どのように加工されているのか検討がつくようになった。

忙しい、忙しいのが好き。自分が何者か忘れてしまうくらいに。幼い頃には、週8くらいで私の意志とは関係なく習い事を入れられていたから、きっと私はあの頃が懐かしいのかもしれない、と少し思ったり。睡眠時間は5時間ぐらい。時々、車の中で8時間ほど眠ってしまって、せっかくの日焼けケアをパーにしてしまったりする。疲れを感じられない。ここまで書くと躁みたい。友人がクラブの帰りにコインパーキングで7時間ほど眠ってしまったと言っていたのを考えると、私は大丈夫な方だと思う。高校の後半~大学時代は鬱々としていたから、どこまで出来るのか、また試してみたい。

ずっと過保護な家だった。だから反動でどこにでも出かけたいと思うし、何でも試したいと思う。自分のしたことが全て自分に返ってくることの幸せを感じるために、あの鬱屈としたモラトリアムはあったのでは、と思うくらいに。

父と時々会って、仕事の話をするのが面白い。私と父が似ているところなど、理屈っぽいところと音楽が好きなところぐらいかしらと思っていたけれど、仕事が好きなところも似ていたのね。食事をしているとき、つい、微笑む。

恋愛に関しては、凄く凄く冷めている。毎週末、色々な男の人とデートをしているけれど、特に誰とも付き合う気がない。デート終わりのLINEもいらないし、セックスのときの愛の言葉もいらない。相手の名前もLINEを見ないと分からないし、キスしたかどうかも覚えていない。遊びたいわけでもないし、よく分からない。波に浮かんでいる気分。でも、人間性を失いたいわけではないから、ブロックしたり、急に連絡を絶ったりはしない。何というか、こう、大衆の中の一人が偶然に私の方を振り向いて、それで話している感覚。
好きな人にとって、得られなかった女の人になりたいと、時々思う。変な拗らせ方をしている。二兎目を得るころには一兎目も得られる。(この言葉があらぬ誤解を生みませんように。。)

先のことは分からないから、猫のようにするすると歩いていきたい。私も楽しいことを考えて、私と関わる人も楽しいことを考えてくれたら、それが一番嬉しいの。

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