明治安田生命Jリーグ第2節大分トリニータVS.サガン鳥栖
どうもこんにちは。Kaiです。ついに!トリニータの試合が帰ってきました!中断されてから4か月。いやー長かったですね(笑)
7月4日に行われた明治安田生命J1リーグ第2節。大分はホームにサガン鳥栖を迎えました。新型コロナウイルス感染拡大予防のため無観客での試合となりました。
再開初戦からいきなり九州ダービーは熱いですね。
では、早速試合の振り返りを簡単にやっていきましょう。
スタメン
まずはスタメンから。
大分は前節と変わらず3-4-3。前節のセレッソ戦から両シャドーを入れ替えました。サプライズは特別指定選手の福岡大学の井上健太。セレッソ戦の田中と同じような起用法でしょうか。ベンチには同じく特別指定選手の鹿屋体育大学の藤本がはいりました。再開初戦から思い切った片野坂監督です。
一方、鳥栖も前節と変わらず4−3−3。開幕から二人いれかえ、レンゾロペスとチアゴアウベスの外国籍の選手をスタートから起用してきました。
前半
大分は、後方でボールを繋ぎ、相手が出たところで背後を狙う形も鳥栖は頂点にレンゾロペスを先発に起用したこともあり前プレは行わず、4−5−1でブロックを敷いて守る形を選びました。大分はひいて守られた時に点が取れないところが課題であるので、鳥栖のブロックをどう崩していくのか注目したいと思います。
大分のボール保持時は小林または長谷川は降りて岩田と三竿の両CBのどちらかががオーバーラップする形です。大分は、サイドチェンジを多用し幅を使いながらサイドから攻めていき、右サイドの岩田、松本、井上の3人の関係でうまく崩すことができていて、井上は初出場ながらとても良かったです。
ただ、サイドは崩せていたものの、決定機は作ることはできずに前半を終えました。
対する鳥栖のボール保持はこんな感じ。4バックでビルドアップを行い、両インサイドハーフが大分の両シャドーの背後、ハーフスペースにポジショニングしWGが幅をとります。鳥栖も大分のセットした5ー4ー1の守備には攻めあぐねていましたが、大分のビルドアップミスから決定機を作るも、高木のビックセーブでなんとか凌ぎました。特にチアゴアウベスの左足は驚異でした。(笑) ああいうどこからでもゴールを狙ってくる選手は嫌ですね。
それとデザインされたセットプレーから、本田のミドルシュートもあり、前半決められてもおかしくはありませんでしたが、高木がビックセーブを連発し何とか失点せずにすみました。
流石は俺たちの高木駿。
後半
鳥栖は後半頭からレンゾロペスに変え大卒ルーキーである林を投入しました。
後半鳥栖は、レンゾロペスから機動力のある林を投入したことで前プレをかけてきました。大分は相手が前に来れば得意の形にもっていくことができるので、前半よりやりやすくなった印象です。
そして、66分についにスコアが動きます。高木のフィードに左サイドのスペースに抜け出した知念から香川のピンポイントクロスに田中が頭で合わせ大分が先制します。
早速、大分の得意な形から点がとれました。やはり前からくればこっちのもの。後方にはキックが上手な選手が多いですし、一発で裏がとれる。それに、細かくパスを繋いで剥がすこともできます。本当レベル高いですよね。
続いて、89分にはまたも高木にフィードからスコアが動きます。高木のフィードをフリックした伊佐、三平がダイレクトで背後のスペースへパスを送り田中がうまく抜け出して、GKとの一対一を冷静に流し込み大分が追加点をあげます。
途中から出場した選手が得点に絡む、まさしく片野坂監督の采配は流石です(笑)
まとめ
前半鳥栖に決定機があった中、失点をゼロに抑え、後半得意な形から得点を奪うことができてよかった。再開初戦で勝利することができたのは大きいです。そしてこの試合GKでありながら得点の起点にもなった高木駿は流石。彼は足下の技術にフォーカスされがちなような気がしますが、基本的なGkの技術も日本トップクラスです。
無観客の雰囲気に関しては、海外でかなり観た光景なので個人的にはあまり違和感はありませんでしたが、やはりダービーなので物足りなさも感じてしまいました。1日でも早くいつも通りの日常に戻る日といいですね。
そして、次節は中3日でアウェイ広島戦です。過密日程はきついですが、今シーズンは降格がないわけですから、目標の勝ち点を55を目指しつつ色々と試して欲しいですね。
試合結果
J1リーグ第2節
【会場】
昭和電工ドーム
【結果】
大分トリニータ 2ー0 サガン鳥栖
【得点者】
66‘89‘田中達也(大分トリニータ)
【選手交代】
大分トリニータ
56‘井上→田中
71‘渡→三平
82‘小林→島川
82‘知念→伊佐
サガン鳥栖
45‘レンゾロペス→林
59‘チアゴアウベス→金森
66‘本田→梁
78‘内田→原
78‘小屋松→豊田
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