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(続) 子どもの体調不良が一段落して、働く母が思うこと

前回、こんな記事を書きました。

子どもの体調不良がやっと一段落したのですが、少し心に引っかかることがあったので記録しようと思います。


子どもの心のケアをしなくては…というお話です。

突発性発疹

娘(3歳)は、嘔吐とお腹を壊し、高熱が3日ほど続いた後、全身に湿疹が出ました。
典型的な突発性発疹でした。
1歳の時にかかったのですが、2回かかる子もたまにいるようです。

お子さんが罹った方は分かるかもしれませんが、突発性発疹は解熱後、湿疹ができた段階では移す心配もなく、登園できます。

突発性発疹だ、と思った瞬間、今日は登園できる!と判断し、病院で診断してもらって、水曜には保育園に行かせました。

それからの3日間

娘は保育園に行きだしてから3日間、家でずっと(帰宅~就寝まで、起床~登園まで)大泣きし続けました。
何をしても、嫌。
大好きなYouTubeのポケモンも、嫌。
大好きなフルーツも、嫌。

保育園でも、いつもは朝から帰るまで楽しくお喋りして、剽軽なことをしては皆を笑わせる子なのですが、その3日間は全く元気がなく、遊びに誘ってもぼーっと立ち尽くすのみだったようです。

体の不調と、心の不調

金曜の夜に、少し泣き止んだタイミングで、娘に聞いてみました。

どこか痛いところがあって泣いているの?体がしんどいの?

すると娘は答えました。

寂しかったの…

その言葉は衝撃でした。
大泣きしていた原因は、体ではなく心の方でした。

3日間大泣きし続けた娘は、おそらく保育園では感情を押し殺して我慢し、家に帰ると反動で大泣きしていたんだと思います。

金曜の夜は息子が寝た後も、娘は少しだけ遅くまで起きて、私と夫でいっぱい抱きしめました。
たくさん絵本を読んで、大好きな人形で遊びました。

娘は少し安心したようで、その晩は泣くこともなく寝て、次の日の土曜は元気に公園に行って遊びました。

体調不良のときに、親ができること

今回の経験で、

体のケアは病院でできても、心のケアは親しかできない

と痛感しました。

体調が悪いのに、仕事に行かなくては行けないから「熱も下がったし大丈夫!保育園で遊んでおいで」と言ってしまうことは仕方のないことだと分かっています。
でもその親の都合で、子どもの心が傷つくことがあるということを全く考えていませんでした。

娘はもう3歳。
繊細で傷つきやすい性格の娘は、心のケアが必要な年齢のようです。

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