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【まずはセイフティに】2022ジェフユナイテッド千葉選手別中間報告MF&FW編【ここから勝点500取れ】

GK&DF陣はこちら!!

さあいってみましょう!!

MF

田口泰士

序盤と中盤に数試合欠場した(怪我?)以外は、完全なるチームの軸である。守備でのインテンシティ、攻撃での組み立て、シンプルに足を刈る技術などはやはりJ2レベルでは傑出したセントラルハーフであり、非常に頼りになります。地味にイエローが少ないのも非常に良い。ただ、今年はまだ無得点なので、欲を言えばもう少し得点に関与して欲しいのだが、チームのやり方的にも難しい上に、ミドルシュートが明後日の方向に飛び続けているので、観客のみなさんはそれを掴んでゴールに投げ込んでください。サポーターの力こそがチームの力なので、許されます。いなくなるとチームがかなりきつくなるので、健康に気をつけて、結婚詐欺など行わずに最後までプレーしてください。あと、私生活でも相棒のアンドリューとめっちゃ一緒に過ごしてるらしく、たぶんロクでもない遊びをしてるんでしょうけど、バレなければいいので、よろしくお願いしますね。

熊谷アンドリュー

田口と鉄板のコンビを組むセントラルハーフ2号。特にビルドアップが整備されてなさそうな感じなので、組み立てにおいては彼の個人的な能力に依存しているところが多々あります。対人の当たりは強いのですが、田口や小林と比べると若干守備がスローなので、それがカードがかさむ原因になっているところも。1試合に数回「覚悟」を決めて足を刈りにいってるところがあるので、その瞬間には脳裏にこの画像が出てきます。

完了するなよ

まあ、チームの不具合のすべてのツケをアンドリューが払っている場面も少なくはないので、彼だけの責任でもないのですが。あと、サイドの崩しにかなりの頻度で顔を出してるのは、攻撃のバランス的にどうなんでしょうか。3バックだとCB+WB+シャドーの3人で崩せるくらいの仕組みを作らないと、ちょっと人数過多でバランスが悪すぎますよね。せっかく崩しても真ん中に人が少ないし、カウンター食らうきっかけにもなってます。チームの方針なのか彼らの独断なのかわからないのですが、改善してほしいぽみるくですね。

小林祐介

俺たちの多部未華子は中盤中央の3番手としての役割が定着しました。出場する時は上述の2人が出場できない時か、リード時のクローザーとしての投入が主な役割となっております。今年はボール持って能動的に崩そうぜ!的な意思を感じたので、守備能力はともかくとして、展開に優れる田口・アンドリューが優先されるのは仕方ないことかと思われます。小林が出てきたらその時点でかなり勝ちの可能性が高いということは間違いがありません。出ている時に守備に奔走する姿を見ていると「未華子……!」「がんばれ、未華子……!!!」と私が頭の中で応援しているので、がんばって未華子!!!

高橋壱晟

めちゃくちゃに冷遇されました。開幕から14節で先発0のわずか19分の出場。ベンチ入りさえ2回だけという恐ろしい干されっぷり。全くそんな情報がなかったんですが、怪我してた?のでしょうか。しかし、15節岡山戦では同点の終盤残り3分にやけっぱちで投入されて、シュートを叩き込む大活躍。やはりセントラルミッドフィルダーの中ではゴール前に飛び込むセンスが一番ありますな。このままジョーカーとなって大活躍するかと思われたのですが、好事魔多し。翌週に鎖骨を骨折して、2,3か月の離脱となりました。今めちゃくちゃにCBに怪我人が出ているのですが、「最悪、高橋壱晟にやらせればいいや」という構想もあえなく終了となりました。高橋壱晟本人としては全くもってついてないとしか言いようがないのだけれども、しっかりと療養して終盤の大復活を期待しております。

小島秀仁

序盤に3試合出た後はずっとベンチ外です。怪我でもしてるんでしょうか。昨シーズン終盤も手術をして離脱していたのですが、怪我が多い年齢になってきましたね。風呂上がりのお肌のケアと保湿は大事にしていってほしいものです。髪のトリートメントも忘れずに。

見木友哉

絶対移籍すると思われたんですが、なぜか残ってくれました。全試合スタメン出場のバリバリのエースです。4得点でチーム内得点王を新井一耀と分け合っていますが、欲を言えばもう少し取って欲しかったところ。ただ、点が少ないのはチームとしてうまく設計されていないだけであって、プレーの質は去年から落ちているわけではなく、継続してレベルは高いです。派手な技術はないものの、守備の強度もあり、インテンシティの高さと堅実さを兼ね備えた機動力のある攻撃的MF。なんとなく「東欧のトップ下」という趣があります。喧嘩も強そう。ボランチいないときにはなぜか先発でボランチをやったりもしてますし、終盤でビハインドの時には見木をボランチに下げて前線の選手を入れたりするんですが、一番得点の可能性が高い選手をゴールから遠ざけるのはどうなんだと毎回思っています。スタイル的に細かいところガチャッとやるよりはスペースがあったほうが生きますな。後半戦は30点取ってください。

高木俊幸

J1から移籍してきた高木三兄弟の長兄。C大阪ではそんなに主力って扱いでもなかったような気がしたので、若干の不安があったのだが、これが大当たり。シュート、パス、ボールキープ、判断力などを高水準で兼ね備えており、J1だとすべてが中途半端になりかねないのだが、J2だと万能戦士になれるというカテゴリーマジックが起こりました。シャドーのレギュラーは高木で決まり!と思ったのだが、18節で怪我をして戦線離脱。なんかこのパターン多くないですか。別にローテーションで怪我するのは義務じゃないんですよ。ともかく、さっさと怪我を直して親父譲りのスーパーカーシュートを決めて欲しい。90年代女性ボーカルバンドのベース顔。

風間宏矢

正直イマイチフィットしてる感がない。開幕戦で先発はしたもののサブになったりたまに先発したりとレギュラーをゲットしたとは言い難い状態だったが、高木の怪我によりここ数節は先発しています。持ち味はボールの引き出しとパスなのだと思うし、首脳陣が期待しているのもアタッキングサード以降の崩しだと思うのだけれど、そこがうまく噛み合わずにいるので攻撃でインパクトを残せてるとは言い難い状態。最近の試合では終盤までめちゃくちゃ守備をがんばるマンと化していて、それはそれですごいんだけれど、なんというか詩人が水道工事している感もなくはないです。めちゃくちゃボール持って崩してくぜ!という首脳陣の目論見が序盤の苦戦によって瓦解したので、今後も持ち味を出せるかどうかは微妙。トメルケール直系子孫として、千葉を何とかして欲しい。

篠原友哉

データ見たら4試合68分とそれなりに出てるんだけど、ほとんど記憶にない今年の大卒新人。序盤に出て以降はずっとベンチ外ですが、頑張って欲しいものです。

FW

チアゴ・デ・レオンソ

外国人補強するぜするぜしちゃうぜマジでしちゃうぜと開幕前から言い続けて、4月になって入ってきた今季の新助っ人FWです。得点力不足が大きな課題だったチームとしては期待せざるを得ませんよね。加入してから最初の試合で途中出場した時には、私も期待していたわけなんですよね。

フシ穴でしたよね。いやー、なんというか、この人、ワントップできるタイプじゃないでしょう!千葉はビルドアップがうまくいかない時(多め、濃いめ)はロングボールを蹴るのですが、空中戦については強い弱い以前に落下点を見誤っていてまともに競れてないケースがかなり多いです。また、競れても普通に負けます。得意なのは裏抜けということなのですが、うまく裏抜けしてボールを受ける場面もそんなに多くはない印象です。というか、裏抜け得意ならしょっちゅう降りてきてボールを触りたがるのをやめたほうがいいのでは、という。降りてきて受けても1タッチくらいで返して戻ってくだけだし。じゃあ、決定力は、というと、21節には超絶大チャンスを外したりしていて、そこもまだ真価は発揮してない模様。もう2か月が経っているのですが、いつ覚醒してくれるのでしょうか。ただ、1トップから2トップになったことで明らかに以前よりはやりやすそうにしているので、よいのではないでしょうか。まあそんなに点は取れなそうですが、機動力はあるほうなので、レオンソが攪乱して、その間に誰かが点を取るという方針でいきましょう。高い金を出して攪乱役をやらせるのかという意見については、静粛にしてください。あと、俺の展望を裏切って急に覚醒して点をバコバコ取るようになってもらっても構いません。ちなみに最初の試合後記者会見で「よろしく!」と日本語で挨拶した天性の陽キャであることは報告させていただきます。

ブワニカ啓太

覚醒……したの?序盤にちょろっと使われた以外はひたすらベンチ外で、今年も修行かー感が漂っていたのだが、前線の怪我人大爆発セールによってベンチに入るように。そして先発した19節から3試合連続ゴールとブワニカ学習帳大増刷モードに突入。2年目にしてハイパー覚醒モードに突入してここからゴールを量産して来季にはPSGに移籍金50億円で勝ってもらえるかも!!!という期待が出てしまいました。が、その3ゴールにしてもスーパーミドル→クリアミスをヘッドで押し込む→ゴール前なんかごちゃごちゃしたのを押し込む、というどれも再現性ゼロのものなので、そう手放しで喜べる感じでもありません。身体能力が高くて随所に期待感は抱かせるものの、ボールを受けた時にできることがまだまだ発展途上という感じなので、たぶんどっかで止まると思います。ただ、四の五の言わずに点を取る能力というのは何事にも代えがたいものなので、その長所を伸ばしつつ、できることの幅を広げていったらいいですね、という感じです。まだ2年目だし、どんどん経験していきましょう。そして、3-4年目にほんとに大爆発して、浦和か横浜FMに行きます。あと、ブワニカもロングスロー投げれるのですが、さすがにお前が投げて誰が合わせるんだ感が強すぎるのでやめてください。

櫻川ソロモン

ザ・伸び悩み!!! 去年は1トップとして終盤の連勝に貢献し、今年は完全なブレイクを期待されたものの、今のところその兆候はありません。その要因としてはプレーがバレてしまってるのが大きいでしょう。190㎝の体格を生かしてハイボールに競り勝つのはいいとして、問題はゴール前。足元で受けた時に、ゴールに背を向けてボールを誰かに落とす以外のことが選択肢になく、強引にシュートに行くことはほとんどないのです。DFとしては落としを狙えばいいので、怖くないですよね。そして、前を向いた状況でもシュートよりパスを優先して「撃たねえのかよ!」とズッコケてしまう場面も。また、長身なのですがサイドのクロスに合わせるのは得意ではないっぽく、競り勝ってもゴールマウスに中々ボールがいかない&力のないヘディングになってしまうことがしばしば。これは高さの問題というよりゴール前への入り方の問題だと思うので、ゴール前への飛び込み方一本で代表までのし上がったOBの巻誠一郎大先生に教えを乞うなどしたほうがよいのではないでしょうか。ただまあ壁にぶち当たってるのは確かですが、課題は明確ですし、なんとか一つ一つ成長していってほしいものです。長身FWは晩成型が多いので、気長にホルモンでも食べて待ちましょう。

サウダーニャ

ミスターびっくり箱は今年もびっくりでした。2節で今季初先発をした時には、ゴール前でフェイントで次々と相手をかわしてシュートを流し込むファンタスティックゴールを決めて、おお、今年はサウダーニャやるのか!と期待しましたが、それが今季前半のピークでしたし、シーズンハイライトになる可能性すらあります。その後はジョーカーで使われるものの効果的だったことはほぼなく、ボールを持ったらとにかく手あたり次第に突っ込んでいく人間魚雷スタイルが完全にバレてしまっている模様です。まだ若いのでとにかく成長して欲しいと思うのですが、このままサーカスプレーヤーで終わる可能性も大ですな。あと2,3発スーパーゴールを決めて、中東が間違えて買ってくれることを祈ります。もちろん覚醒して活躍してくれても全然構わないーにゃ。

川又堅碁

今年も1試合1分だけの出場と、健康状態は思わしくなさそう。最近はベンチに入っているので、早く #DEKASOU#CHINKO を相手ゴールにぶち込んで欲しいです。

佐久間太一

6試合に出ているものの、ほぼほぼ記憶にない佐久間くん。ユースから上がってきた本当の生え抜きなので、ぜひぜひ活躍して欲しいものです。

監督

尹晶煥

昨シーズン終盤の鬼連勝の勢いをかって、絶対昇格!うち夢叶えたるねん!!のシーズンになるかと思いきや、開幕から鬼の大逆噴射となりました。とにかく、点が取れないのが一番大きいです。昨年には守備が完成したので、今年は崩して得点や!!という流れに持っていきたかったのでしょうが、全然うまくいきませんでした。サイドのぺナ角から崩して中で合わせて得点、というのを一番目指しているっぽいのですが、サイドの崩しもそれほどうまくいっているわけではないので人数をかけてクロスを上げても中はアラン・パーデューの戦術論並にスカスカ。ユン監督は攻撃にアイデアがある人ではないので、そこは小林コーチなりなんなりが補佐していかなければいけないのですが、なんというか得点から逆算して攻撃を作れてないので、その手前で力尽きてしまってる印象です。マジでセットプレーからしか点を取れない。シーズン半分終わってこの状態なので、ここから鬼のように点を取れるかというと微妙なので、手堅く守ってひたすら耐え抜き、少ないチャンスをものにしてプレーオフでワンチャン狙うというのが妥当なところでしょうか。ユン監督3年目でこの完成度かというと少し寂しい気もしますが、もう今年はこれでいくしかないので突っ走るしかないでしょう。おそらく今年結果が出なければユンさんとはさよならになるでしょうか。ともかく、シーズン後半も気合いの鉄拳制裁をがんがんして頑張っていただきたいものです。

以上!シーズン後半もジェフユナって夢を叶えましょう!!

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