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2021年、柔術の試合に出まくった理由。

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

今年、2022年は寅年。
世間ではトラ年だけに、トライ(挑戦)の年とか言っていたり?
知らんけど。

そんな訳で去年、2021年の1年間。
自分が柔術の試合に出まくった理由をnoteに書いていきます。

このnoteを書きながら、気持ちの整理をして、2月の橋本知之杯に臨もうと思います。それではどうぞ!

1.2021年出場した大会

(1) 6/27 PEACE CUP 2021🥈🥈
(2) 7/11 JBJJF 第5回南日本柔術選手権🥇🥉
(3) 7/23 JBJJF 第13回関西柔術選手権🥈
(4) 8/8 JBJJF 第22回全日本ブラジリアン柔術選手権
(5) 8/22 JBJJF 第14回関東柔術選手権🥉
(6) 8/29 KIT03
(7) 9/4 JBJJF 第9回全日本ノーギ柔術選手権
(8) 10/3 JBJJF 第8回西日本柔術選手権🥉
(9) 10/31 CXBJJ IWAKUNI CHAMPIONSHIP 2021🥈🥉
(10) 11/6 JBJJF GroundImpact 2021 EAST🥉
(11) 11/13 JBJJF GroundImpact 2021 WEST🥉
(12) 12/12 JBJJF GroundImpact Gi-1 2021🥈
(13) 12/18 CXBJJ IWAKUNI INTERNATIONAL CHAMPIONSHIP🥈
(14) 12/26 JBJJF GroundImpact Assemble 2021

以上、14大会。
この内10大会はJBJJFになります。

正直、こうやって書き出してみるまでは、こんなに出ているとは思っていませんでした。狂ってる。(笑)

2.試合に出続けた理由-その①

一つ目の理由は、「大きな怪我・体調不良がなかったから」です。

正直、これに尽きます。
しかし、大学でアメフトをしていた時は、しょっちゅう怪我をしていました。足首や右膝は脱臼癖もありボロボロ、脳震盪、肉離れ等、もうたくさんやりました。

当時は、無理矢理に体重を95kgまで増やし、今思うと力任せに無茶苦茶な動きをしていました。関節にも相当な負担がかかっていたと思います。
食生活は、高タンパクであることだけを心掛けた酷いものでした。

それがあったから、今があるとは思います。
ちゃんと日々の食事も気をつけるようになり、体重も60kg前後。
勿論、膝も痛くないです。

練習中の大きな怪我もなく、風邪等も引くことなく、試合は毎回万全の体調で臨むことができました。
また試合中に大怪我することもなく、丈夫に生んでくれた親にも感謝です。

というか、これは「出続けた理由」というよりも「出続けられた理由」ですね。失礼しました。(笑)

3.試合に出続けた理由-その②

二つ目の理由は、「"やる"なら極端なことを」です。

たとえ打ちのめされても、自分に絶望したとしても、やり切る。
今から新しく出ていくものが、無謀をやらないで、何が変わるだろうか。
同じ"やる"なら極端なことを。


これは、萩野家の家訓です。(笑)

こんな時代だからこそです。
せっかく自分の選んだ"好きなこと"をやれるのだから。

今、とことんやろうと。

4.自分の意識を変えた試合

一般公募で応募して、伊集龍皇選手と試合を組んでいただいたKIT03。

そもそも一般公募の前に、このKIT03には森戸さん、そして2021年5月までお世話になっていたCARPE DIEM KAMAKURAの美友さんの出場が既に決まっていた。(確か森戸さんと美友さんのKIT03参戦が決まった時は、まだ自分はCARPE DIEM KAMAKURA所属だった。)

実績も何もない自分が、こんなに凄い大会に自分が手をあげていいのか?

そう一瞬思いましたが、ここで先ほどの"萩野家の家訓"が登場。

たとえ打ちのめされても、自分に絶望したとしても、やり切る。
今から新しく出ていくものが、無謀をやらないで、何が変わるだろうか。
同じ"やる"なら極端なことを。

親父なら絶対「真っ先に手をあげろ!」と言うだろうし、ボタンがあったら押し続ける。チャンスはそんなに廻ってはこない。

「青帯 ライトフェザー級(フェザー、ライトでも可)」と出場希望メールを送信し、後日フェザー級で組めますと連絡があり、試合が決まりました。

この試合に向けて藤田先生と対策を考えて、練習に取り組んだからこそできたエスケープもありました。(鎌倉にいた時に宇野さんから教えていただいた腕十字エスケープ、通称"宇野逃げ"。)

結果は、4:38 三角絞めで一本負け。

その後、森戸さんのセコンドにつきました。
初めてセコンドについたので、一体何を言っていいのか、今自分は的確なアドバイスを言えているのか。残り時間を大声で叫ぶことくらいしかできず、自分は全然柔術の知識が無いなと痛感しました。もっと学ばないと。

自分は、技術面でも知識面でも、このままじゃダメだと。

5.試合に出続けた理由-その③

三つ目の理由は、KIT03の部分でも書いた、この「経験」です。

試合に向けた取り組み、試合での経験、次に向けての課題が明確になる。
このサイクルが、日々の練習の刺激になっています。(全然勝ててないから結構、課題が山積み…)

6.試合に出続けた理由-その④ さいごに

最後、四つ目の理由は、「勝ちたいから」です。

藤田先生も11月World Master 2021で優勝。
森戸さんの活躍は、QUINTETでの活躍、全日本優勝など…柔術やグラップリングをしてる人には、もう言うまでもないですよね。

自分もやるからには勝ちたい。勝ち上がって、優勝したい。
その為に今日も仕事を終えて、練習に向かうわけです。

別に自分は100%柔術だけやってる訳じゃない。
でも、自分は好きでこの環境を選んでる。

そのまま内定をいただいた社会人アメフトチームをもつ会社へ就職するのではなく、今の某自動車メーカーへの就職を選んだのも。

この藤田先生や森戸さん達が練習する藤田柔術を選んだのも。

別に自分は専業柔術家でもなければ、インストラクターでもない。
でも、自分なりの矜持は持ち合わせているつもりだし、試合で負ければ悔しいし、今までの自分の取り組みが別に全否定されてる訳じゃないけど、帰ってまた強くなるしかない。

いつも練習してくれる仲間に「勝ったよ」、「優勝したよ」って言いたい。
ただそれだけ。負けっぱなしじゃいられない。

自分が好きで小さい頃からずっと観続けいるMMA。
そんなMMAの自分にとってのヒーローは、まだまだ闘い続けてる。
その闘い続ける姿を観ていると「自分も負けてクヨクヨしてないで、前を向いてコツコツやらねば」と背中をナイフで何度もグサグサ刺され続ける様な、背筋が立たされる。闘う姿がかっこいい。

次の自分の試合は、しばらくJBJJFの大会がないから、2月の橋本知之杯になる。青帯ルースター級。CARPE DIEM JIYUGAOKA所属の澁谷君も同じカテゴリーにいるし、次は勝つ。相手が誰だろうと、何がなんでも勝つ。ポイントでもアドバン差でも、なんでもいいから勝ちたい。

次こそ価値ある勝ちにできるよう、また毎日コツコツやっていく。

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