『組織で働く人を幸せにする』をテーマに決めた理由

前回の投稿から、長い年月が経ってしまったが、noteに綴りたい内容ができた。

これから私は『組織で働く人を幸せにする』を軸に活動をしていきたい。とはいっても、どのような手段でこれを実現するかはまだ決まってないし会社を辞めるわけでもない。ちょっと日常の仕事からはみ出してやれることからやっていきたいと思う。まずは、これまで経験してきたことやこのような考えに至ったのかをnoteに綴っていきたい。

1.私のルーツ


 私は、とある田舎で生まれ、父はデザイン・印刷業を営んでおり、創業し今年で45周年を迎える。小さい頃の父との遊びは、仕事に付き合うことやたまのお休みに日帰りで出かけることが多かった。仕事に付き合うときには、遠方の取引先の方に会いに行ったり、市場調査をしたりと、ドライブがてら行っていた。そんな父なので、朝から夜まで、休日も何かと忙しく働いており、地方なので地元の繋がりも大切で、休日は自治会の集まりなどもあった。
 私はそんな父が好きであったし誇りに思うが、今私が社会に出て思うことは、もっと仕事が効率的になれば、父は別のことに時間を充てられ、新しい事業のことを考えたり、家族時間を増やすこともできたのではないかということ。また、そうすることで、そこで働く社員の方々の満足度は向上し、会社の成長がもっとできたのではないかと思う。
 社会人になってから出会った方々の中には、同じ社長業であっても家族との時間を大事にしながらも成果を出している人が沢山おり、そこで働く社員の方々も活き活きとしている人たちがいた。もちろん、経営をするということは、それ相応の覚悟が無ければならなく、父も楽しく働いていたので何の文句もいう必要はないが、人生の内働いている時間は圧倒的に長いのだから、どんな組織で働いていても、そこで働く人達が幸せにあってほしいと願う。
『組織で働く人を幸せにする』をテーマに掲げてみたのも、自身が育った環境の中に、父が会社経営をしていたこと、そしてそこで働く人たちを見てきていたことが、少なからず影響しているのではないかと今では思う。

2.「組織で働く人を幸せにする」をテーマに決めた、経験


 大学を卒業後、3社経験してきており、その中で私が経験してきたことがある。印象的なのは、下記。
 ①3日かかっていた仕事を0.8日に短縮したこと
 ②営業組織の売上を1.8倍へと変化させたこと
 ③組織間のズレを無くし、最大パフォーマンスを出せる組織へと変化させたこと
 これらの経験で気付いたことは、変化させる過程は非常に大変であるが、変化させた後には、そこで働く人は時間的に余裕ができ仕事とプライベートの両立がしやすくなっていたり、ストレス軽減して仕事ができるようになっていたことだ。さらにはモチベーションもアップし、活気ある仕事場へとなっていったと思う。3つの経験は長くなってしまうので、別noteに綴りたいと思うが、これらを通して私は仕事がしやすいように仕事のフローを整えていくことや売れる組織へとしていくことが私にとっての仕事の楽しさであることに気付いた。つまり、組織で働く人を幸せにすること。

3.変化させる過程で行っている4つのこと


変化させる過程でいつも行っていることは、下記の4つ。
1.ビジョンをつくり、共通目標を作ること
2.現状を可視化して、ボトルネックを特定すること。
3.人や組織間のズレをなくし、同じ方向に進むようにすること。
4.組織の中で一緒に推進してくれる仲間を作ること。

 今振り返ってみると、いつも質や影響範囲は違えど、やっていることは同じであることに気付いた。そして、これもまた偶然であるが、新卒時代から現在まで、出来上がっている組織ではなく整っていない組織へと配属されていることが多く、組織フェーズでいうと、1から10や10から100にしようとしている段階の組織。自らが望んでそういった組織にいたわけではないが、偶然にもそのような場所に引き寄せられるものがあるようだ。

これまで意図して行ってきたわけではないが、私は組織にある問題を解決して、その組織をよりよい状態へと変革していくことに楽しみを感じている。

暫くは、これまでやってきた経験を綴っていきたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?