見出し画像

Teamsで簡易ワークフローを作ってみた

こんにちは!駆け出しITコンサルのあどみです。
皆さん、Teamsは使っていますか?私は職業柄、使わない日はありませんが、それでも気が付くと「今までこんなボタンあったっけ?」「こんなことができるようになってる!」と驚くことも多々あります。

なので、新しいものを発見したらとりあえず触ってみるのですが、先日「承認」のアプリが進化していることに気が付きました。この「承認」アプリを使って簡易的なワークフローを作ってみたので、作り方や感想を共有したいと思います。


「承認」アプリの使い方

「承認」アプリを追加する

デスクトップ左端の「・・・」から「承認」アプリを選択します。

「承認」アプリを開くとこのような画面になります。


【申請者】「承認要求」を出す

画面右上に「新しい承認要求」というボタンがあります。
(承認要求というのがいかにもMicrosoftっぽいですね…)
そうするとこのような画面が出てきます。

今回は「基本要求」を選択します。
そうすると、申請の入力画面が立ち上がります。

「要求の名前」は「申請の件名」を、「承認者」は決裁者のユーザー名を入力、そのほかは必要に応じて入力していきます。必要であれば添付ファイルも追加できます。今回はこのように入力しました。

自分自身が承認者という自作自演の申請になっていますがご容赦ください


送信すると、申請者側の画面はこのようになります。

送信済みのタブに、先ほどの承認要求が、状態「要求しました」として反映されました。それでは要求された側(承認依頼された側)はどうなっているのでしょうか?


【承認者】「承認要求」を承認する

要求された側にはこのような通知が届きます。

通知を開くと、自動的に「承認」アプリが表示され、申請内容がポップアップで開きます。内容に応じてコメントを入れて承認ボタンを押せば完了です。
これで申請が承認されたので、申請者側の見え方を確認してみます。


【申請者】承認された申請(承認要求)を確認する

申請が承認されると、申請者側にも通知が届きます。
こちらも同じく通知を開くと自動で「承認」アプリが開きます。

申請内容がポップアップで表示され、承認者からのコメントが確認でき、ステータスも「承認されました」に変わっています。この内容は「承認」アプリの「受信済み」や「送信済み」のタブの中でも確認ができます。

今回は白紙のワークフローを回してみましたが、いちいち申請を作成したり、申請者ごとに記載内容が変わったりすると不便ですよね。

こんな時は「テンプレート」を作成するのがお勧めです!


「テンプレート」でよくある申請書を作っておくのがオススメ

「承認」アプリの左下にある、「テンプレートの作成または管理」を開きます。

開くと、画面中央より下の部分に、よく使われているテンプレートがいくつか表示されます。

人気のテンプレートを選んで編集しても良いですし、「新しいテンプレート」からまっさらな状態で作っても良いです。ちなみに、フォームの編集画面は Forms と同じ作りになっていました!

これなら難しい設定もなく簡単に申請のテンプレートが作れますね!


おわりに

今回はTeams標準搭載の「承認」アプリを使って簡易的なワークフローを作ってみました。専門システムには劣りますが、ちょっとした申請であれば便利に使えそうですね!なんといっても申請~承認までTeamsで完結してしまうので、あれこれシステムを開いたりメールを見たりする必要がないのがいいですね。通知も届くので見落としを防げるのもポイントです。

今回は簡単なものを例に挙げましたが、承認経路を細かく設定したり、条件分岐させたりする場合は、PowerAutomateも組み合わせる必要があるようです。そうすることでより使い道が広がりそうですね!

PowerAutomateでこんなワークフローを作りたいけど、自力では難しい…という場合は、当社でもお手伝いができるのでお気軽にご相談ください!


この記事が参加している募集

やってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?