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クイックルワイパーの香りで日本を感じる

私が住んでいるのはデュッセルドルフというところで、住民の100人に1人は日本人という程、日系企業や日本人が多い街なんです。そのため、日本の飲食店も多いし日本の食材も手に入りやすいです。ちなみに、ドイツに住んでいる日本人はデュッセルドルフに行くことを「一時帰国」と呼ぶらしいです。

私はなるべく日本食を作るようにしていて、たまに調味料などの買い出しに日本食スーパーに行きます。店内ではアニメや一昔前の日本のポップスがBGMで流れていて、お寿司を作るセットみたいなのがメインの商品棚に並んでいます。日本よりも”日本”らしさを感じます。

ドイツで食べるカップラーメンは日本よりも何倍も美味しく感じるとか、日本食の懐かしさに感動すると思ってたけど、今のところそこまでの感想はない。。ドイツのニュース番組が流れる欧風家具が備え付けられたお部屋での食事だったからかな。

今日、部屋の掃除をしていて、クイックルワイパーと専用のシートでフローリングの拭き掃除をしました。シートの裏側も使いたい派なので、汚れている面を内側に折り込んで手で窓を拭きました。掃除が終わって手に残ったシートの香りを匂いだ瞬間、ワッと東京の一人暮らしのアパートを思い出しました。

私にホームを感じさせたのは、ラーメンでも、寿司でも、柿の種でもなく、クイックルワイパーでした。

感じ方は人それぞれ。中にはドイツ人の頭皮を見て実父を思い出すなんて人もいらっしゃるかもしれません。(多分いない)

こんなことを考えるわたしは、多分日本が恋しいんだろうなあ。。

では、Tschüss😘

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