【3行日記】美しきビオトープ
山本貴光著「記憶のデザイン」を読んだ。記憶は個人の脳にのみ宿るものではなく、社会に、自然に、技術に遍在する。
第七章六項「モノとしての本による環境」で、本棚をデザインすることのメリットについて記されている。意図しなくても視界に入る本棚だからこそ、記憶に残るものがある。関心を引いた知識を積んで並べて、そうやって自分の為の知識のビオトープを作るのだそうだ。
早くそれになりたいな、と夢想しつつ、ビオトープに本を戻す。
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