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【映画記録】2024/1,2 鑑賞映画報告

 映画は観たいときに観るべきですが、それはそれとして、2024年は映画を百本観ると豪語したからには鑑賞本数を集計しないわけにはいきません。今までは観たその日に感想記事を書くこともありましたが、取っ散らかって仕方がないので、これからは月初に先月観た映画とその感想を纏めて書くことにします。
 今回は、一月と二月の鑑賞映画を纏めます。来月からは一ヶ月毎にしますのでどうぞよろしくお願いします。

2024/01

千年女優

 推し映画館「サロンシネマ1.2」で鑑賞。世界で一番好きな映画です。これについては未練がましい記事も書きました。

シャークネード ザ・フォース・アウェイクンズ

 みんな大好きシャークネードシリーズ!これはシリーズ四作目です。前作で世界を救い、現在は田舎で隠居生活を送っているフィン・シェパードが、戦力としてだけでなく戦争の旗頭のように扱われているあたりに、彼が築き上げてきた信頼と実績、そして政治の醜さを感じます。そして、そんなしがらみを振り切ってチェーンソーを振るうフィン・シェパードは相変わらずかっこよかったです。チェーンソーは家族!!

パペットシャーク

 パペットたちによる会話から成る、オムニバス形式のサメ映画。人間よりもサメの造形の方がちゃんとしているという、サメ映画の中でも珍しい手の抜き方をしていて面白かった。サメが全然怖くなくて良いです。みんな、フロスはちゃんとするんだぞ。

ナイル殺人事件

 名探偵ポアロシリーズ。今回はエジプトの神秘、ナイル川を巡るミステリークルーズです。そしてポアロが愛した女の話も明かされます。ポアロが愛した女、あまりにも良い女でした。
 死んだ人間に固執するから殺人などという不健全なことがを考えてしまうのかもしれません。新しい時を生きたいのなら、ともに生きて前に進んでくれる人を想うべきです。それでも高倉は、ポアロにはずっと髭を生やしたままでいてほしかったです。

サイコ・ゴアマン

 肝の据わったクソガキが、宇宙を滅亡させることだってできる最恐宇宙人を使役する話。クソガキの尻に敷かれる最恐宇宙人最高でした。

ヴィーガンズハム

 うっかりヴィーガンを轢き殺しちゃった肉屋が、うっかりヴィーガンの死体をハムにしたら、これがめっちゃ旨い!ヴィーガンってこんなにうまいのか!こりゃあ沢山殺して沢山売らなきゃな!という、倫理感バグ映画。物語が進むにつれてヴィーガンが美味しそうな家畜に見えてくるので、恐ろしい映画です。

ファンタスティックビーストと魔法使いの旅

 随分前にも観たのですが、PrimeVideo見放題対象に加わったので復習がてら視聴。ジェイコブ・コワルスキーがあまりにも良い男で大好きだし、やっぱりラストシーンで大泣きしました。

2024/02

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

 推し映画館「八丁座」で鑑賞。良かった…………。
 山奥の因習村、胸糞悪い慣習、奇妙な殺人事件、謎の血液製剤、余所者と妖怪。好きになるしかない要素ばかりじゃないか。人間も妖怪も家畜同然に扱う村、それに疑問を持つ者と持たない者。こんな因習村に生きるなんて高倉は御免被るが、今高倉が生きるこの社会だってともすればクソ因習村だし、この価値観に疑問を持たずに生きる高倉はあの村の村民と同じなのかもしれない。
 「ゲゲゲの鬼太郎」をもっとちゃんと履修していれば、もっと楽しむことができたのかもしれないが、そうでなくても面白かった。キャラクターが全員良いです。唵の人好きです。

エスター ファースト・キル

 言わずと知れた名映画「エスター」の前日譚。すぐに人を殺す殺人鬼エスターが、施設から脱走して行きついた先にも殺人鬼が居たという、類は友を呼ぶとはこのことか映画。ついついエスターを応援したくなりました。

Spider-Man: Across the Spider-Verse

 スパイダーバースシリーズの二作目。スパイダーマンに関する映画は多々ありますが、高倉はスパイダーバースシリーズしか観ていません。今回も絵の圧が強くて終始大歓喜でした。高倉は主線が太いアメコミ作画が大好きです。ストーリーもよかったのですが、ラストがまさかの尻切れトンボで「to be continued….」だったので悲鳴を上げました。こんなひどいことってないです。

"それ"がいる森

 何かと話題が尽きない映画。これについては擁護記事を書きました。

ヴァチカンのエクソシスト

 実在したエクソシストとその記録をもとにした、悪魔祓い映画。アモルト神父の、この人なら絶対にどうにかしてくれる!という説得力のある風体と余裕のある所作が頼もしく、しかし神父の想定を上回ってゆく悪魔の力にドキドキが止まらない映画でした。どんな罪を犯しても、神に赦されていればそれでいいのだ、というやや強引な解決には舌を巻きました。


 2023年2月時点で、鑑賞映画数12本。どれも良い映画ばかりで、ほくほくの二ヶ月間でございました。三月もたくさん映画を観ます。

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