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生まれて初めて料理教室に行ってきた話

エプロンと三角巾なんていつぶりだろう。
それこそ、中学時代の家庭科の調理実習以来かもしれない。

「そうだ、料理教室に通ってみよう」
そう思い立ったのが1ヶ月前くらいの話。最近ではジム通いも続いていて「物は試しで挑戦してみよう」のモードになっていたこともあり、近場の料理教室にメールで体験の申し込みをしてみた。

別に凄い料理を作りたいとか、振る舞いたいわけではなくて「妻に任せっきりの食卓を少しでもサポート出来れば良いな」という気持ち。

それこそ今までは「料理ができない分、せめて食べたお皿くらいは綺麗に洗って食卓に貢献しよう」と思っていたのだが、今の家に引っ越してからは最新型の食洗機に役目を奪われてしまった。総じて良いことなんだけどね、うん。

今回はマンツーマンでのレッスンだったのですが、講師の方は70過ぎのご婦人の方で温和で優しい方だった。この方は元々料理が好きで、子供が親離れしてから栄養士の資格を取って料理研究家を目指したらしい。更に「20代の方と70代の方が同じ料理を食べた時に、その食事がもたらす意味合いが変わるのではないか」という気づきから、薬膳を学んで国際中医薬膳師の資格も取得したとのこと。もはやエピソードが強烈で人柄に引き込まれてしまった。

ちなみに今日作ったメニューは「鮭のホイル焼き、青菜のおかか和え、ご飯、味噌汁」というラインナップ。自分の手で料理をすること自体が久々すぎてとても緊張したけど、凄く楽しかった。いつも美味しい料理を振舞ってくれる妻に改めて感謝の気持ちが湧いた。

何事においても言えるけど、経験を積むことで感覚は養えるもの。
まずは料理を作るという機会をいかに作れるかが大事だなと。少しお金はかかるけど、しばらく通ってみようかなと思います。

いつか我が家の食卓でサポートに立てる日が来ますように。
しばらく根気強く頑張ってみよう。