見出し画像

2020/10/25 Sun 奥日光

今回はただ何となく、紅葉の見頃が今週末だったからという理由で奥日光を目的地にした。日光はこれで4度目、いや5度目だろうか。首都高のジャンクションはまだ覚えきれていないが、現地に着けばカーナビに頼らなくても走れるようになってきた。

とはいえ奥日光という地域で知っているのは中禅寺湖〜戦場ヶ原くらいで、その先は未踏の地。初日はいつも通り霧降で1泊したが、それ以降はずっと中禅寺湖より奥にいた。

画像1

湯滝は初めて見たし、散策路を歩くのも初めてだった。熊には気をつける必要があるけども、小田代原まで歩けるようなので次回はそこまで行ってみたい。

完全な主観だが、富士山周辺よりも日光の方が星がよく見える。周囲が山に囲まれているというのもあるだろう。今回は紅葉を目的にしていたが、満足できたのは星空だった。

画像2

帰りはルート取りでグダってしまった。当初は下道で帰るつもりだったが、眠気に襲われるリスクと車の運転補助機能が面白くて結局途中から高速を使っている。

それ自体はいいのだが、高速に乗ると決めたタイミングが絶妙に遅くて先程通り過ぎた分岐まで戻ることになった。それなら最初から高速に乗るべきだった。

今回は後部座席の助手席側を倒しっぱなしにして、機材のバッグは運転席の真後ろの椅子に置いていたがこれは使い勝手がよかった。問題はソリオを借りたと思い違いをしていたことくらいか。フィットも後部座席を倒してフラットにできたし、ソリオでも助手席を倒さなければ身体を伸ばして寝るのはできないだろうからあまり大きな問題ではないが。

画像3

画像4

一番長い時間を過ごしたのが湯の湖だ。湖畔の散策路は約3kmで徒歩1時間と案内されていたが、ぬかるみがあったり湯滝まで降りたりで3時間近く歩いたことになる。

画像5

画像6

中禅寺湖や華厳の滝も良かったが、撮ったのは夕方で太陽は完全に雲に隠れてしまった。奥日光の紅葉をいい光で撮るには、まず宿を奥日光エリアで撮る必要がある。次に移動手段だがこれは間違いなくバイクが最優だろう。

自転車乗りもいたがアップダウンが多いので、撮影が目的なら体力は温存しておきたい。そしてバイクなら渋滞していても縫っていける。正直このメリットだけでバイクの免許を取ろうか検討する価値があるとまで思ってしまった。

実際は泊まりのセットに機材となるので重量やサイズに問題が出てくるであろうことは想像できる。宿に着けば荷物は置けるが、そこまでの道中、特に高速がネックだ。夜間に風を凌げないのもデメリットか。

究極の解決策として車にバイクを積む(『逮捕しちゃうぞ』みたいな)ことを考えたが、借り物の車じゃそれも実現性は皆無だ。

画像7

夜の戦場ヶ原で仮眠を取って月の入りを待つ。タイマーで起きて展望台まで行ってみると既に何人も三脚を立てていた。

それで撮れたのがこんなもんである。奥の山々から雲が伸びてしまっていて天体写真ならともかく、星景写真としては残念なものしか撮れない状態。さっと撮ってすぐ車に戻ったが、三脚組で帰るのは俺だけだった。

天気が読めないのは山梨でも同じだし、日光では天の川が肉眼でも見える。星撮りのロケーションとしては最高なのだが、奥日光となると移動にかかる時間が厳しい。

それでもいい店を見つけたし、冬は厳しくても春先にはまた星撮りに訪れたい。


〜〜〜 お知らせ 〜〜〜

12月のテーマ展に初出展します!ホームページのポートフォリオもぜひご覧ください。

会期:2020年12月10日(木)〜 13日(日)
時間:11時〜20時(10日は12時開場、13日は19時閉場)
場所:DESIGN FESTA GALLERY WEST 101b

最後まで読んでくださってありがとうございます! 写真や文章を気に入っていただけたらフォローしてもらえると嬉しいです。サポートいただいた分は機材の購入や旅費にあてさせていただきます。