高橋 真理奈/Marina Takahashi

埼玉県所沢市で建築設計事務所「シン設計室」と私設図書館「シン図書館」を運営(http://kichijoso.com/)| -'19 長谷川豪建築設計事務所 | '88 埼玉生まれ

高橋 真理奈/Marina Takahashi

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    • 図書館のこと

      私設図書館「シン図書館」を運営することで考えたことや、本の紹介をしています。

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      地域や街づくり、建築設計について考えたことや、今まで見てきた建築について紹介しています。

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      「シン設計室」を経営する上で考えたことを紹介しています。

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    自己紹介的なまとめ記事

    埼玉県所沢市で設計事務所と私設図書館を運営している高橋真理奈と申します。所沢生まれ所沢育ちです。 自己紹介や活動の内容を把握できるような、過去に受けた取材記事などをいくつかまとめました。設計事務所と私設図書館を運営している人ってどんな人?と思う方に読んでいただけると嬉しいです。 所沢の公衆トイレ「インフラスタンド」について2021年に埼玉県所沢市で設計事務所を開業しましたが、それと同時に色々なご縁があって、所沢市内で公衆トイレを設計することになりました。公衆トイレを設計す

      • 西所沢でのイベント「西とこ文化祭」について

        埼玉県所沢市で設計事務所と私設図書館を運営している高橋真理奈と申します。所沢生まれ所沢育ちです。 色々なご縁があって、2022年9月17・18・19日の3日間、西所沢で「西とこ文化祭2022」というイベントを企画・運営しました。 私の本業は建築設計で、本業のかたわら、ライフワーク的に週に1回だけ開館する私設図書館を運営していますが、「なんで、イベントを企画することになったのか?」とよく質問をされます。 そんな疑問をお持ちの方に向けて、「西とこ文化祭」関わる取材記事や私が

        • 所沢の公衆トイレ「インフラスタンド」について

          埼玉県所沢市で設計事務所と私設図書館を運営している高橋真理奈と申します。所沢生まれ所沢育ちです。 2021年に埼玉県所沢市で設計事務所を開業しましたが、それと同時に色々なご縁があって、所沢市内で公衆トイレを設計することになりました。公衆トイレの名前は「インフラスタンド」と言います。民間企業が運営する公衆トイレになります。 簡単な計画概要は下記になります。 インフラスタンドは公衆トイレになるので、どなたでもご利用可能です。見学や利用をご希望の方は下記の住所、時間帯でお越し

          • なぜ「西とこ文化祭」を開催することになったか?

            「西とこ文化祭」とは?2022年9月17日(土)・18日(日)・19日(月・祝)に西所沢駅近辺の話題のスポット5箇所を会場とし、本・アート・音楽、そしてフードやマルシェを楽しめるイベントを開催することになりました。イベント名は「西とこ文化祭」としました。 「西とこ文化祭」の開催のきっかけ「9月にイベントします!」というと、「なんで、イベントを開催することになったのか?」とよく質問をされます。今日はイベントを目前に控えた中で、改めてイベント企画の経緯や、私個人のイベントに対す

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            日々の生活が政治そのものである

            松村圭一郎「くらしのアナキズム」6/26(日)10:30~12:00に「シン図書館」とお隣の「サタデーブックス」と共催で読書会を開催します。毎月最終日曜日に読書会は開催していますが、今月は「シン図書館」で選書を行いました。課題図書は松村圭一郎さんの「くらしのアナキズム」です。 著者の松村さんは文化人類学を専門にする方です。アナキズムは日本ではよく「無政府主義」と訳されます。意味としては、国家権力や宗教などの政治的権力を否定する主義と紹介されることが多いです。歴史的にアナキス

            手っ取り早く「スペシャリスト」になりたい人たち

            稲田豊史『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレーコンテンツ消費の現在形』今回は稲田豊史『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレーコンテンツ消費の現在形』をご紹介します。 最近出た本で話題になっている本です。コロナ禍で動画配信をみんなが当たり前に視聴する中で、2倍速で見たり、10秒のコマ送りで観る人たちが増えています。また、映画を勝手に切り抜きしてあらすじを紹介するファスト映画がyoutubeで人気を集めているというお話しです。 本の中で面白いなと思っ

            『公民連携』リレーセミナー2022 in 青梅に参加しました

            木造施設協議会『公民連携』リレーセミナー20222022年4月12日と13日に木造施設協議会が主催する『公民連携』リレーセミナーの第2回『中間支援者タウンマネージャーから見た公民連携』に参加しました。 12日の方がセミナーで、オンラインとリアルどちらでも参加可能でした。リアル会場は、青梅市のシネマネコという登録有形文化財の木造建築を改修した映画館でした。13日は青梅市での公民連携事例の現地視察でした。 公民連携とは、自治体や民間が適切な役割分担に基づいて連携・協力し、地域

            哲学者二人の「言語」に対する絶大な信頼感

            國分功一郎・千葉雅也『言語が消滅する前に』今日は國分功一郎さんと千葉雅也さんの対談本『言語が消滅する前に』をご紹介します。 この本は千葉雅也さんと國分功一郎さんは40代の哲学者です。この対談本は、國分功一郎さんの『中動態の世界 意志と責任の考古学』と千葉雅也さんの『勉強の哲学ー来るべきバカのために』というそれぞれの著作が刊行された際の対談などを含めた計5本の対談本になります。 今月シン図書館とサタデーブックス共催の読書会では中島岳志さんの『思いがけず利他』を取り上げます。

            「利他」とは、「与える」ものではなく「受け取る」もの

            中島岳志「思いがけず利他」 4/24(日)10:30~12:00に「シン図書館」とお隣の「サタデーブックス」と共催で読書会を開催します。毎月最終日曜日に読書会は開催していますが、今月は「シン図書館」で選書を行いました。課題図書は中島岳志さんの『思いがけず利他』です。 「利他」という言葉を聞くと、ついつい「誰かに何かをしてあげる・与える」ようなイメージを持ちますが、中島さんは“利他が起動するのは「与えるとき」ではなく「受け取るとき」です“と説明します。 また、利他にはタイム

            「原子力時代における哲学」を読む

            東日本大震災が起きた時 昨日で2011年3月11日から11年が経ちました。 私は当時、大学4年生で卒業制作を終えて、我慢していたテレビゲームを日中やっていました。家には誰もおらず、1人だけでゲームをしている時に東日本大震災が起きました。何が起きたか分からず、とりあえず自分の家の庭にでました。自分の見ている景色が揺れているように感じて、「なんだかすごいことが起きた」と思いました。地震が大きいとかというより、今まで体験したことがない大きな揺れに、思考がついていきませんでした。

            職業の道楽化について

            私は「働くとは何か」ということをよく考えます。 最近読んだ中で「働くこと」「仕事」について論じている本で、面白いと思った本を紹介します。夏目漱石の「私の個人主義」という書籍に収録されている「道楽と職業」です。 この本には、夏目漱石が晩年の45歳の時に全国で行ったの講演会の内容が収録されています。 夏目漱石という文豪が「職業」について論じているので、どのような職業観が描かれているのかと思うと、意外にも俗っぽく、現実的な内容でした。 「要するに職業と名のつく以上は趣味でも

            悩める建築学生へ

            最近建築学生と話す機会が多く、「自分は建築に向いていないのでは」と相談を受けることがあります。建築学生に限らず、他の分野を学ばれている学生や社会人にもおすすめの一冊を今日はご紹介します。平野啓一郎さんの「私とは何か」です。 私もこの本を読んで、生き方や考え方にゆとりが持てました。 この本では、「人間には、いくつも顔がある」ことをまずは受け入れようと言っています。ついつい誰に対しても同じような自分でないと、「自分を偽っている」ような気分になり、後ろめたさを感じてしまうことが

            ティーンに薦めたい人生の本

            私が主宰する設計事務所と私設図書館のお隣の古書店サタデーブックスさんが、先月「ティーンに薦めたい人生の本」というテーマで読書会を開催しました。 テーマの趣旨としては、『もし、高校時代や大学入学したてくらいの時にタイムスリップするとしたら、その時の自分にどんな本を薦めたいですか? オススメの本を3つ持ち寄って、その本との出会いや、本から得たものをご紹介ください。』ということでした。 私も参加したかったのですが、予定が合わず参加ができなかったので、私の選んだ3冊の推薦文だけを

            ポルトガルのギマランイシュ

            今日はポルトガルのギマランイシュを紹介します。 ポルトガルの第二の都市、ポルトから電車で1時間ほどで着きます。日本でいう京都的位置付けらしく、ポルトガル発祥の地ということです。 ギマランイシュが故郷というポルトガルの友人に案内してもらいましたが、「ここはお伽の国か?!」というほど、絵本の世界に飛び込んだ気分になる街でした。ここが生まれ故郷と案内できる友人が本気で羨ましい…。 ファサード(建物の正面)は平滑な印象で、隣の建物とピターと面(つら)が揃っているのが印象的でした

            中村拓志「狭山の森 礼拝堂」

            今日は中村拓志さん設計の「狭山の森 礼拝堂」を紹介します。こちらは私の地元の狭山湖畔霊園内にあります。 2本の柱を互いに立て掛け合う扠首(さす)構造で新しい合掌形式を実現したものになります。見上げると柱が2本ぶつかった構造になっているのがよくわかります。 室内は照明や空調などが一切見えないミニマルな空間となっています。機械設備は全て床下に収められています。 屋根を覆うのは、川口市の鋳物職人たちと共同で開発した、大きさ180×200ミリ、厚さ4ミリのアルミ鋳物です。手作り

            フランスのグラン・パレ

            今日はフランスのグラン・パレをご紹介します。 グラン・パレは1900年のパリ万国博覧会の際に建てられた建物です。ファサード(建築正面部)はボザール様式の古典的な石造りとなっており、そこにガラスの大屋根がかけられています。 外観に採用されているボザール様式とは建築様式の一つです。パリにあるフランス国立美術学校のエコール・デ・ボザールで1830年代から19世紀末までに教えられた学術的な建築様式のことです。 エコール・デ・ボザールではイタリアの建築家アンドレア・パッラーディオ