見出し画像

雑感 社会人剣士がまだまだ上達を目指すには

地方在住(東京より転勤)・正社員・シフト勤務 の社会人剣士(五段)が、剣道の上達を目指すにあたり考えた諸々です。体を鍛えるでも剣道に限らず何かの競技の上達を目指すでも、何かしらに活かしてくだされば幸いです。

⓪稽古場所を見つける(≒仲間を作る)

大前提である。剣道は一人では決してできない。一人稽古はあるが、研鑽した何かを試す場所がないと独りよがりになってしまう。
今回の地方転勤でも、何よりもまず稽古できる場所を探した。知り合いがいない土地に引っ越すわけなので、「繋がり作り」の側面もある。私は武道具店を見つけ、それ経由で稽古場所を探した。これは意外といい選択だったのかもしれないと思っている。

①稽古量を増やす

結局はこれに尽きる。これが圧倒的な正義。量より質とかいう方もいるが、個人的には違う。まずは量。それに質を伴わせるのである。
特錬の方々は質の高い稽古を週7くらいやっているだろうし、私の友人も週12回とかやっているやつがいる(常々意味が分からない)。
しかし、そのためには稽古の時間を作らないといけない。毎週決まった曜日(可能であれば毎日)、1週間の間に複数回稽古ができることが理想である。
ただこれが意外と難しい。特に私の場合はシフト勤務のため、毎週決まった時間に稽古という、簡単そうなことができない。月10回稽古できる日もあれば、月1回の場合もある。1回もできないかもしれない。早速弱音だが、やっぱり量は大事。

②稽古の質を高める

ある程度の量を担保したうえでの質である。質というのはとても抽象的だが、個人的には「ちゃんと稽古できる人と一緒にやる」のが一番だと思う。なぁなぁになってしまう人とやるくらいなら、ちゃんと発破かけてもらえる環境にいることが肝要。その環境でしっかり自分を追い込めるか。自分の問題になるので、これが難しいのだが、もうちょい頑張んないとと思ってやれるのが大事。

③剣道以外のもの

シフト勤務稽古少ないサラリーマンはこれを大切にしないといけないとここ最近感じている。例えば身体づくり。走ったりなんだりで体力をつけること、筋トレなどの補強、ストレッチなどの体のケア。剣道のためだけではなく、人としてより良く生きるために大切なことだ。(特に30代に入って感じる。。。)
最近個人的にホットな話題で、剣道インスタグラマー?の方に質問をし、返答で感銘を受けたのが、「脱力」である。
いかに無駄な力を入れずに稽古ができるのか、いわゆる自然体ってやつだろう。これが難しいったらありゃしない。
体の使い方、休ませ方、いろいろ考えないといけないが、競技外の何かを、競技に反映させていくことが、社会人剣士に求められていることなんだと思う。

④メンタル的なもの

これも大切。
まず声を大にして言いたいのは、社会人としての活動をしながら、私であれば剣道を、続けているだけですごいのである。当たり前だと思っているが、傍からみればすごいことなのである。それを忘れてはいけない。どこかそういう自信を持ち続けてることが、上達の礎になる、はずである。
とりあえず、私はそれを信じることにした。

自分が忘れないためにも、ノートとして残しておこうと思います。
気が向いたらブラッシュアップしようかしら。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?