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麻雀のスポーツとしての可能性。

10月1日から、Mリーグというものが幕を開けました。

バスケットのBリーグ。フットサルのFリーグ。卓球のTリーグ。

それらの流れに呼応する麻雀のM。

すべての麻雀プロから21人が選ばれ、1チーム3名で7チームがしのぎを削るという構成になっています。

そこから決勝に4チームが進出し、1位には5000万円という賞金が与えられるそうです。

今まで麻雀プロは、雀荘という麻雀を遊べる場所(ブラックなイメージが多分に想定される)に勤務したり、所属団体の大会で勝つことで生計を立てていたそうです。

もちろんどの業界も厳しく、それだけで食べていけるのはごく一握りだそうです。

そんな中、今回のMリーグは最低年俸400万円からスタートするらしく、いわば野球の独立リーグのような状態でのスタートのようです。

それでも、スポンサーがついてその名前で活躍するということで、まさに「プロ」の様相を呈してきたわけです。


麻雀のイメージってどうですか?

やっぱり「ギャンブル」とか「怖い人たち」「男がタバコ吸いながらやるもの」そんなイメージがあると思います。

まあ実際今もほとんどがそのまんまだと思います。

有名な漫画、「カイジ」や「天」にしても、暴力団の代理戦争や、巨額の資金の賭け事になっています。

まあしかたないよね。

これが現実です。

そのイメージを一気に一掃しようというMリーグ。

その今後の行く末が気になるところです。



ただ、どうでしょう。

他のスポーツにギャンブルってゼロですか?

野球賭博に始まり、相撲でも八百長など、明るみになってきていますよね。

清廉潔白なスポーツ→ギャンブル→最低=スポーツがギャンブルの対象になった場合。

麻雀(そもそもイメージ悪い)→スポーツになる

こっちの図式の方がなんかおもしろそうですよね。

逆にいいギャップになりそうな予感がしないでもないですね。



そもそも、麻雀ってくそおもしろいゲームなんですよ。

おそらくやったことない人も多いかと思いますが、ルールもそれほど難しくないんですけど、大きな問題点は、点数計算のめんどくささにあると思っています。

ぼくは中学校の時から麻雀をやっていますが、一度も正確な点数計算をしたことないですし、覚えようと思ったこともないです。

麻雀ゲームだと勝手にやってくれるし、友達とか家族とやる時も簡易な計算です。

純粋にゲームとして本当によくできています。

運の要素ももちろん多分にあるんですけど、それと同時に実力も必要です。

さらに、他のギャンブルと大きく違い、自分の表情や雰囲気、性格などが一つの勝負の要因になるし、それと同じことが卓を囲む相手の3人との勝負にもなるわけです。

例えばよく似たゲームでポーカーなどがありますが、あれはあくまでも一対一。

麻雀は4人でやるゲーム。

その複雑さはご理解いただけると思います。

Mリーグの創始者でもあるサイバーエージェントの藤田さんはめちゃくちゃ強いですし、その重要性を語っています。

「配られる牌は不平等。そこからどうやって勝負していくか。」

人生とも、ビジネスともに言えることです。

そんな本が出てますね。

裕福な家庭に生まれることもあるでしょう。限界集落で貧困家庭の可能性おあるでしょう。もしくは、アフリカの難民として生まれることもあるでしょう。ベッカムの息子として生まれることもあるでしょう。

そこから何度も回ってくる牌に対して、希望を持つのか。あるいは絶望ながら諦めてそのまま進むのか。

相手とのかけひきをいかに楽しめるか。自分の長所を活かしながらいかに相手より先に勝利を手にするのか。

すべてに通ずるゲームだと思っています。


最近ドラマも見なくなったし、バラエティもほとんど見ません。

が、AbemaTVの麻雀番組はずっと見ていられるんですよね。

不思議なものです。

見ても楽しい、やっても楽しい。

そんなゲームになっています。


他のゲーム実況とかとの違いは、やっぱり筋書きのなさというか、人がやっているという部分だと思います。


なんか表現難しいですけど、とにかくはまっているという話です。


ここ数日風邪ひいてて全然頭まわってないので、今日はよくわからない最近の趣味の話になりました。

みなさんもぜひ体調にはお気をつけください。



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