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ミカエル式メンタルケア 紙切れ一枚で自分を変える

「戦争から帰った時は、重いトラウマを抱えた。10日間眠れなかったこともある」

モスクワ本部のオンラインコースでは、ミカエル自身のトラウマ経験を踏まえたさまざまなメンタルマネジメントの方法が紹介されています。そこで特徴的だったのが、紙に書き出す方法。多くの人達に役立つと思うので紹介します。

やめたい習慣がある時

飲酒や喫煙など、やめたい癖や習慣がある時。

1.やめたい癖を紙に書き出す。

2.燃やす。煙と一緒にどこかに行ってしまうでしょう。

ブレスホールド式

自分のトラウマを乗り越えたい時。

1.呼吸を20〜30回

2.自分のトラウマを紙に書く

3.1分間息を止める

4.再び20回〜30回ブリージングする。

ミカエルのアドバイス…1回では効果がわずかだから、毎日続けると良い。

誰かへの恨みが消えない時に

1.紙に自分を傷つけた人の名をリストアップする。

2.裏面に自分が傷つけた人の名をリストアップする。

3.両方を見比べる。

家族関係に悩む時

両親や兄弟の似顔絵を描く。シンプルなもので良い。

その右側にその人のポジティブな点を、左側にネガティブな点を列記する。

過去形にする

自分の嫌いなところ、直したいところを「過去形」で、紙に書く。

例)

くよくよする性格を直したい→くよくよする性格だった。

ミカエルのポイント…自分の欠点をリストアップする方法全てに有効。「過去形への言い換え」は多くのことに使える。例えば怒っている時に「自分は怒っている」ではなく、「自分は怒っていた」と言い換えるなど。

その他

・アルコールやドラッグへの逃避は、長期的には事態を悪化させる。

・リラックスのために何かを摂取するなら、バレリアンや朝鮮人参などの自然のハーブが良い。

安らかな睡眠、健康的な食事に勝るものはない。ミカエルがトラウマに悩んでいた頃は、夜は眠れず食事も喉を通らず、睡眠と食事の両方からエネルギーを得られず非常に辛かった。

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