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【コラム】ふと、思ったこと⑩~北海道と一流の仕事人
◇北海道で10年ぶりのゴルフ
春先に「ゴルフを再開しよう」というなことを呟いていたら、定期的に酒席をご一緒している村上さん(北海道在住)と山田さん(関東在住)と私(関東と関西を行ったり来たり)で「夏の北海道でゴルフ」という何とも魅力的な会を開くことが決定した。
会社員当時、ゴルフをしていたとはいえ本当にいやいややっていて、スコアも100はおろか110すら切ってなかった私が、それからぼちぼちと練習をして臨んだ10年ぶりのラウンドは130overという惨憺たる結果に終わった。
それでも、ボギーも複数回あったりと個人的には手ごたえがあった。来年も開催予定なので、今度は100を切るように練習する。(ここに宣言)
◇至高の鮨屋と天ぷら屋に連れて行っていただく
さて、今回は二泊三日で札幌に滞在した。
初日は夕方に新千歳に到着し、そのまま札幌へ。ホテルに荷物を置き、村上さん行きつけの「鮨ノ蔵」さんへ伺う。
食べログで4.00 overの店に行くのは相当久しぶりだと思われるし、鮨屋では初めてだ。
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これらの写真からわかるように食べログは4はおろか20ぐらいの得点であってもおかしくはない。
2日目はゴルフの後、これまた村上さん行きつけの(そして前日鮨ノ蔵さんでご一緒した)「天ぷら ゆう喜」さんに伺う。
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写真の数倍は旨い。
個人的にはミシュランで星を獲得した大阪の某天ぷら屋をはるかに凌ぐ美味しさであった。全身で感動するおいしさ。
なお、店の所在地は非公開なので食べログ等で探しても見つからない。月に何度か一見さんの予約も受け付けていらっしゃるので要確認である。
◇仕事人として技術を磨くこと
両店ともに大将が料理を振る舞ってくれるスタイルだった。
御両名とも素材に対する理解、その魅力を最大限に発揮するための技術、そしてその仕事のクオリティを保つための営業スタイル…とお話を聞いていてそのこだわりの強さを感じた。
決して安い料金ではないが、それを高いとは全く思わないクオリティの料理、サービス、そしてお店の空間であった。
翻って、この仕事も同じように思える。
たとえば映像授業のコンテンツも料金は様々、クオリティもピンキリだ。その中で「値段が高いと思わせないクオリティ」の仕事を提供できるかが問われているのが私が置かれている状況だろう。そしてこれがこの業界で生き残るために求められていることである、とも。(このことは私だけではなくある程度この業界の人間に当てはまるだろう)
北海道に行く数週間前に水戸でこの業界で最も信頼している同世代の英語講師と話したことでもあるが、「最高の授業を提供するために自己を研鑽することは当然のこと」であり、そのために「自分の技量を偽るような話の盛り方や嘘はつかないこと」は大事だ、というところにつながる。どちらも自己の成長を妨げるもの。少なくとも札幌で出会った御両人からそのようなことを感じることはなかった。
一流の仕事に触れることは最大の啓発である。
ふと、思ったこと。
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