明治大学情報コミュニケーション学部の現代文【大学入試現代文analyze㉜】
前回の分析
〇マクロ分析【設問構成など】
・文章の種類
大問1 : 評論
大問2 : 小説(2023/2022) 評論(2021)
・設問別分類
・設問数
・【分析】
①設問数は現代文で20題
②選択肢問題が中心
③幅広く様々な種類の問題が出題される
〇ミクロ分析【文章/設問の分析】
<文章>
大問1
大問2
【分析】
・文章量 : 標準~やや多め
→年々合計の文章量が減っている。ただし2021年の大問1は対話形式なので字数の割には読みやすいともいえる。これに古文があることを考えるとだいぶ多い気がするな。
・文章の傾向
<評論>人文学系統?
<小説>時代が古めの作品?
→情報系統の学部で人文科学的なものを読ませるのはなんだかおもしろい。
<設問>
【空欄補充】
内容理解から慣用句まで多岐にわたる出題。
【選択肢問題】
<評論> 定義語換言中心。「間違っているもの」を選ばせるものも多い。
<小説> 内容の理解が問われる問題が多い。
【文学史問題】
・やや難しいものも出題される。1-2題出題されるので、準備はしておくべきだろう。
〇対策法
・想定時間配分
試験時間:60分(現代文×2+古文)
→現代文45分目安。
・解答作業について
やや分量が多いので「読みながら解く」という作業がおすすめ。空欄補充も多いのでその方が効率が良いだろう。
・タテ?ヨコ?
タテ(過去問を古い年度まで掘り下げて実施)でいいだろう。設問もそれなりにクセがあるので過去問を解いて慣れておくことをおすすめする。
以上。次回は明治大学国際日本学部の分析です。
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