見出し画像

【英国ゴルフ場探訪記】第3回 STRAWBERRY HILL GOLF CLUB

画像1

画像12

ロンドン西部Richmond地域にはテムズ川を中心に巨大な自然公園や緑豊かな住宅街が広がっている。ゴルフ場も点在しており、パブリックのコースもいくつかあるようだ。今回行くのはStrawberry Hill Golf Club。ロンドン市内をしめす郵便番号のW(West)やSW(SouthWest)が付かない、TW、Twickenhamという地域にある。
ストローベリーとなかなか趣のある名前のこのゴルフクラブは、SouthWest RailのStrawberry Hill 駅の目の前にある。車がなくても来やすいゴルフ場だ。コース自体は9ホール分しかないが、ティーグラウンドをずらして2周することで18ホールとしてプレーすることもできる。閑静な住宅街の中の公園といった雰囲気のゴルフ場だが、あまりに周囲と溶け込みすぎて、最初どこが入り口かわからないほどだった。

画像3


コンテナ小屋のようなゴルフショップに受付があった。予約時間を告げると、1番ホールのティーグラウンドの場所を教えてくれた。ゴルフショップの反対側にクラブハウスとコースのスタート場所があるらしい。クラブハウスは大きく豪華ではないが、シンプルで落ち着いた雰囲気。

画像4

まだ少し時間があったので、パッティンググリーンで練習していると、小学校高学年くらいの少年たちのグループがクラブハウス周りに現れた。どうやらアプローチ練習場があり、そこでレッスンを受けていたようだ。時間になり、さっそくティーグラウンドへ。前の組は2人組でもうすでに先のホールへ行っているらしい。

画像5


1番ホールはいきなりのPar5ロングコース。でも距離は474ヤードとそこまでの長さではない。ドライバーでフルスイングするとやや右のラフへ。隣のホールのグループと挨拶しつつボールへ向かう。ラフはあまり深くないようで2打目がなんとグリーンオン。2パットでいきなりのバーディー奪取となった。

画像6


幸先のよいスタートに気を良くし、2番ホールへ。今度は224ヤードPar3のショートホール。ティーグラウンドまでは他のコース裏の小道を通って少し歩くことになる。このホールが、コースの一番端っこになり、ここからクラブハウスに戻っていくレイアウトのようだ。1打目を20°UTで打つと、グリーン手前左のラフへ。2オン2パットでBogey。

画像7


3番ホールはまたもや232ヤードのPar3で、さらに4番ホールも241ヤードのPar3ショートホール。241ヤードのホールはもはやPar3としての見ていいのだろうか・・・ティーショットは5Wだが、ドライバーでも良いくらいだ。ここでミスショットをして右へ。木の陰で見えなかったが隣のホールのティーグラウンドの方へ飛んでしまった。ファーの声をかけたがちょうど前の組がいたようで、近くまで行ってしまったらしい。大変申し訳なく、近づいて謝りに行った。隣からアプローチをしたが、焦ってしまってチョロ。仕切り直して寄せてなんとかこのホールをボギーであがる。

画像8


5番ホールは253ヤードのPar4。どうやら250ヤードからPar4らしい(常識?)。このホールは後の7番ホールと互いのティーグラウンド近辺でクロスしていて、ティーショットを気を付けなければならない。また170ヤード辺りにはクリークが流れており、これをキャリーで超えたいところだ。5Wでティーショットを打つとうまくクリークを超えて、このホールはParで上がることができた。

画像9


6番ホールは135ヤードの短いPar3。8番アイアンでいい当たりをしてワンオンすることができた。今日はとても調子がいいので、ハーフラウンドとはいえ好スコアが期待できそうだ。
先ほどクロスした7番ホールは328ヤードのPar4。ここで、前の組で一人でプレーしている人が、こちらに抜かすように提案してくれた。ラフでボールを探しているのと、一人でゆっくり練習しながら行きたいようだ。ティーショットは低い木が並ぶラフに入ってしまったが、セカンドで何とか脱出。Bogeyであがる。

画像10


8番ホールは170ヤードのPar3。ここでさらに前の組の2人組に追いついてしまう。あと2ホールだし、急いでもいないので少し休憩。あとは素振りを念入りにして体を温めておく。ここは距離が少し長く見えたので、23°アイアン型UTでティーショット。ボールは大きく右に流れてしまい見つからずOBになってしまった。気を取り直してプレーするとなんとかDouble Bogeyであがることができた。

画像11


最終9番ホールは281ヤードの短めのPar4。ティーショットのドライバーは少しテンプラ気味だったが、200ヤード近くに飛んだ。クラブハウスに向けてのアプローチはまぐれでベタピンのナイスオン。すわBirdieかと思いきや、ツーパットしてしまいParでどうにも締まらない感じだがラウンドアウト。

画像12


クラブハウスの外のテーブルではゴルフ後の一杯を楽しんでいるマダムたちのグループがいた。おそらく近隣の人たちであろう。リラックスしていてとても良い雰囲気だった。10月も半ばだが、天気も良くシャツ一枚で快適にプレーすることができた。周辺環境も良いし、家から電車一本で来れるので、サマータイムが終わっても気軽に訪れることができそうだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?