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ゲームデザインと講師業の二足の草鞋│自己紹介

はじめまして。TK-FMの名義でゲームデザインやゲーム業界への就活に関する情報を発信しているものです。普段はとある会社でゲームデザインの仕事をしつつ、ゲーム系の専門学校で講師もしています。

講師業や情報発信をする中で自己紹介をする機会が増えてきたので、自分に関する基本的な情報をまとめました。この記事を読んでいただければ、僕のことがなくわかるかと思います。内容は定期的に更新していく予定です。よろしくお願いします。

1.プロフィール

人となり

小さいころからゲームが大好きで、自由帳に横スクロールゲームのステージを書いたり、牛乳キャップの裏にテキストを書いてオリジナルカードゲームをつくったりして育ちました。

中学生くらいの時期に一種の中二病でTRPGやボードゲームにハマり、アナログゲームの作家を目指していたのですが、当時は食っていくのが難しそうだったため、一周回ってビデオゲームの仕事に就きました。もちろんビデオゲームも大好きなので、現在も楽しく働いています。

仕組みや構造について考えるのが好きで、全然関係ないと思っていたAとBが実は同じ構造だった!というパターンが好物です。ゲームデザインの仕事でも、もっと良い仕組みはないか、もっと綺麗な構造にできないか、というようなことをずっと考えています。

趣味

趣味一覧

などなど。キャンプ場でラジオや日本語ラップを聞きながら、料理したり、ゲームしたり、お酒を飲んだりするのが理想的な休日の過ごし方。

好きなゲーム

シリーズとしてはポケモン、ゼルダ、ペルソナ、スターオーシャンが好きで、新作が出ると必ず遊びます。単発のゲームはキャサリンが衝撃的でした。機会があればキャサリンみたいなゲームが作りたい。最近はインディーのローグライクやボードゲームライクなゲームばっかりやってます。

好きな本

ゲームや遊びについての本をよく読みます。特にバーナード・スーツのキリギリズの哲学が好き。ゲームを題材にした哲学書で、キリギリスが弟子たちにゲームプレイと理想の人生について哲学的に語るという内容。

キリギリスたちによる問答の形式になっていたり、メタ構造的なユーモアが随所に散りばめられていたりして、読み物として単純に面白いです。

内容も、ゲームについての哲学的な分析とゲームプレイこそが理想の人生であるという主張が書かれていて、とても興味深いです。僕のゲームについての考え方は、この本の影響をけっこう受けています。

小説や文学だと、森見登美彦とミヒャエル・エンデが好きです。最近は寝る前にAudibleでモモの朗読を聞きながら寝てます。

好きな食べ物

杏仁豆腐が好き。おすすめはカルディのパンダの奴です。他にも麻婆豆腐、小籠包、ステーキ、ナポリピッツァなど。名古屋生まれなので、基本的に味が濃いものが好きがち。

最近は健康のために、家では黒パン(プンパニッケル)とオートミールを食べてます。黒パンはトーストしてツナマヨをのせて、オートミールはリゾットにして食べるのがおススメ。

2.ゲームデザインのお仕事

簡単な経歴

2014年~2016年:TRPG関係のブラウザゲームの開発と運営
2016年~2018年:スマホゲームの開発と運営
2018年~:コンシューマーゲームの開発

ゲームデザインのお仕事は会社員としてやっているので、あまり詳しい話は書けませんが、ブラウザからコンシューマーまで様々なゲームの開発に関わってきました。

https://www.mobygames.com/person/1035336/takafumi-uechi/

得意な領域

RPGに関わることが多かったので、バトルのデザインが得意です。データ作成や敵AIの設計など、ひととおりやってきましたが、特にバトルシステムの構築が一番好きな部分です。

ボードゲームが好きなのもあり、駆け引きやリソースマネジメントで面白さをつくるのが得意で、逆にアクションの気持ちよさや物語といった部分はやや苦手です。

仕事の考え方

迷ったときはコストパフォーマンスで考えるようにしています。時間をかけてクオリティをあげることは誰でも出来るので、頭を使ってコストパフォーマンスの良いやり方を考えるよう心がけてます。

ゲームプランナーやゲームデザイナーとしてお仕事をすると、後段にプログラマーやアーティストの作業が発生するため、そういう意味でもコスパの良いやり方やゲームシステムを考えるのが大事だと考えています。

3.専門学校講師としてのお仕事

簡単な経歴

2018年から、とある専門学校で講師をしています。主にゲームメカニクスに関する授業を担当していて、ボードゲームを使って色々なゲームメカニクスを実際に体験してもらう感じでやってます。

仕事の考え方

色々な考えを知ったうえで、自分の頭で考えてみることを大事にしています。知識がゼロの状態で自分の頭だけで考えると、視野が狭くなり自分の考えに固執してしまう可能性があります。逆に知識に頼りすぎると、新しい考えを生み出せないと思っています。

色々な考え方について学び、視野を広げたうえで自分の頭で考えてみることで、本当の意味での自分なりの考えたを身に着けることが出来ると考えています。そのため、世の中にあるいろいろな考え方を紹介しながら、最終的には自分の頭で考えてもらって、そこにフィードバックしていくような教え方を心掛けています。

ダブルワークのメリット

月並みですが、人に教えることで自分の理解も深まっているように感じます。特に自分は言語化が得意なタイプなので、授業の中で今まで無意識的に考えていたことを言語化することで、理解の解像度が上がったり新しいアイデアに発展したりすることがあります。

それと同時に、ゲーム開発は教科書の無い仕事なので、必要な知識は実際の仕事の中で学ぶ必要があると考えています。仕事の中で知識や技術を身に着け、授業でそれを教えることで自分の理解を深めるという今の働き方はシナジーがあり、双方にいい影響が出ているように感じます。

4.終わりに

締めのご挨拶

長い自己紹介にお付き合いいただきありがとうございます。もともと仕組みや構造を考えるのが好きだったこともあり、講師業を始めてからはゲームについて考えることが増えました。noteではそうしたゲームについての考えを発信していきたいと考えています。

ゲームが好きな人やゲーム業界で働いている人、ゲーム業界を目指している人などに読んでいただけると嬉しいので、興味をもっていただいた方はぜひフォローをよろしくお願いします。

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